昨年末に、コレステロールに関して書いた。
基本、抗酸化生活を送ればコレステロールは危険ではないと結論づけた。
しかし、最近、酸化コレステロールという言葉が注目を集めている。
皆は、スーパーの総菜コーナーで買った揚げ物を電子レンジで温め直していないだろうか?
あるいは、コンビニの弁当を温めて食べたりしていないだろうか?
電子レンジで脂質を含む食品を加熱すると酸化コレステロールが出来るらしい。
食品に含まれる脂質は、長期保存や加熱調理、紫外線放射により、劣化・変性する。
例えば、マヨネーズの出口に黄色くネバ~ッとした固まり。
あるいは、空気に触れて変色しているチーズ。
あるいは、変色したマーガリンの上部。
見たこと無いだろうか?
誰でも、少なからず目にしていると思う。
その他、冷凍コロッケの衣・・・ インスタントラーメンの麺生地・・・ これらの変色もそうらしい。
これら加工食品に使われている卵黄パウダーに酸化コレステロールが多いそうである。
また、電子レンジは、脂質を加熱することにより、酸化させる作用がある。
電子レンジで10分程温めると、間違いなく酸化コレステロールができるようである。
私自身、料理をするので良くスーパーに行く。
そこには、様々な総菜が置いてある。
トンカツ、コロッケ、フライ、唐揚げ、etc・・・
そして、弁当コーナーには、トンカツ弁当、唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、天丼、etc・・・
これらを買っている主婦や高齢者の姿をよく見かける。
主婦の場合は、手間が省けるから・・・
高齢者の場合は、一人分を作るより安価だから・・・
様々なニーズに応えようと、スーパーもあの手この手で商品を考える。
そして、家に帰って、“チン”。
便利になればなるほど、その落とし穴は大きいようである。
動脈硬化から心筋梗塞、脳梗塞・・・
便利だからといって、“チン”しすぎて、葬儀で“チーン”では洒落にならない。
ただ、電子レンジだけではない。
使い古しの油や未使用でも古くなった油で、揚げ物をしても同様である。
せめて、油を使う際の鍋、油を保存する缶には、コジョウパワーや虹の栞を入れて対応策を講じた方が良い。
また、買ってきてすぐの油にも、虹の栞を入れておくべきである。
どうしても、電子レンジを使いたければ、電子レンジの中にコジョウパワーを入れることにより、少しは対応策になるのではないだろうか?