「真実の口」704 食の安全に関する再考27

前回の続き・・・。

今回のテーマで、食品添加物に始まり、輸入食品、特に中国産食品の危険性について、長々と寄稿してきたが、実は、これらはホンの序章にしか過ぎない・・・(@・Д・@)??

食品添加物に関して言えば、次の書籍を是非読んで欲しい・・・!

2005年10月に発売された『食品の裏側-みんな大好きな食品添加物』

食品の裏側

その続編となる今年4月に発売された『食品の裏側2 実態編: やっぱり大好き食品添加物』

食品の裏側2

両作合わせると、累計60万部を超えるベストセラーになっているらしい・・・。

ただし、中味を全て鵜呑みにすることなく、自分で、きちんと咀嚼して食品添加物と向き合って欲しい・・・。

所詮、食品添加物ゼロの食事は有り得ないのだから・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

残留農薬、ポストハーベスト、重金属残留等の危険性が残る輸入食品については、家庭では対応できたとしても、外食や加工食品では抵抗のしようがない・・・。

諦めるか・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

いやいや・・・ィェ(゚A゚三゚A゚)ィェ

やはり、環境回復農法でしか、人間の食を守る方法はない・・・!

果たして、何年先になるのか・・・???

さて、最後の提議に移ろう・・・。

今回のテーマで、一番書きたかったのは、遺伝子組み換え食品(Genetically Modified Organism)についてである・・・。

GM食品、あるいはGMOと略される・・・。

GM食品については、国も慎重な姿勢を取っているポーズを見せるためか、厚生労働省医薬食品局食品安全部から、各種資料が発表されているので、そこから引用させてもらう・・・m(__)m

ただし、国は、遺伝子組み換え食品=安全というスタンスという前提で読んでもらいたい。

Q.遺伝子組み換え食品とは・・・???

A.遺伝子組換え(組換えDNA技術応用)食品とは、他の生物から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、その性質を持たせたい植物などに組み込む技術(遺伝子組換え技術)を利用して作られた食品です。

Q.従来の、品種改良とは何が違うのか・・・?

A. 遺伝子組換え技術が用いられる前から、「掛け合わせ」の手法によって農作物の遺伝子の組合せを変えることにより品種改良が行われてきました。しかし、様々な個体が出来て、育種目的に適った個体を選択し、更に交配を繰り返し、安定した種として確立するまでに長い時間を要していました。しかし、遺伝子組み換え技術を応用すれば、生産者や消費者の求める性質を効率よくもたせることができる、また、組み込む有用な遺伝子が種を超えていろいろな生物から得られる点が違います。

Q.どんなものがあるの?

日本で安全性が確認され、販売・流通が認められているのは、食品8作物(169品種)、添加物7種類(15品目)です〔2012年3月現在〕。

具体的には・・・。

~作物~

《大豆》
●特定の除草剤で枯れない。
●特定の成分(オレイン酸など)を多く含む。

《じゃがいも》
●害虫に強い。
●ウィルス病に強い。

《なたね》
●特定の除草剤で枯れない。

《とうもろこし》
●害虫に強い。
●特定の除草剤で枯れない。

《綿(わた)》
●害虫に強い。
●特定の除草剤で枯れない。

《甜菜》
●特定の除草剤で枯れない。

《アルファルファ》
●特定の除草剤で枯れない。

《パパイヤ》
●ウィルス病に強い。

《キモシン》
●天然添加物の代替(安定供給)
※チーズ製造の際の凝乳酵素で、天然のキモシンは仔牛の第4胃から取る。

~添加物~

《α-アミラーゼ》
《リパーゼ》
《プルラナーゼ》
《リボフラビン》
《グルコアミラーゼ》
《α-グルコシルトランスフェラーゼ》
●全て生産性の向上のため。

これだけ見ると、凄く便利そうではないか・・・!

次回へ・・・。