前回の続き・・・。
O-157とGM作物・・・???
どう繋がるのか、疑問に思う人もいるかも知れない・・・。
では、頭の中で想像して欲しい・・・(´~`)。oO
牛がいます・・・。
牛は食事をしています・・・。
こんな風景が浮かんだのではないだろうか?
あるいは、こんな風景が・・・。
これらの想像は、決して、間違いではないと思ったのだが・・・。
何度も書いているが、私の出身地である五島列島では、牛は牧草を食べていたはず・・・(゚∀゚)
しかし、現代の牛の食事風景は少し違うらしい・・・(°◇°;)ゲッ
下の写真を見て欲しい・・・。
拡大してみよう・・・。
どうやら、牧草にコーンを混ぜた配合飼料が主流らしい・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
例のごとく、脱線するが・・・m(_ _)m
配合飼料とは、複数の飼料原料あるいは飼料添加物を配合設計にしたがって、一定の割合に混合したもので、その飼料を給与するだけで家畜の健康を維持し、畜産物を生産できる飼料のことを言うらしい。
配合飼料は、従来、養鶏用が主体をなしてきたが、近年では養豚用、養牛用、養魚用も盛んである・・・。
さらに牛用飼料は、「粗飼料」と「濃厚飼料」に分類されるらしい・・・φ(.. ) メモメモ
「粗飼料」とは、牧草・野草・サイレージ・わらなどが主体で、粗繊維含量が高く、養分含量の低い飼料のことを言う。
「濃厚飼料」とは、繊維や水の含量が少なく、米ぬか・ダイズ・トウモロコシが配合されたタンパク質・脂肪・炭水化物などに富む飼料のことを言う。
因みに、農林水産省でも、飼料の適正使用についてというタイトルで、畜産農家に注意喚起をしているのだが、そこにも濃厚飼料は当たり前のように書かれていた・・・。
注意喚起の内容も、BSE、農薬残留、異物混入、かびの発生、腐敗・細菌の増殖、放射性物質についてのみだった・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ
いつ頃から、濃厚飼料とやらが普及してきたのだろうか・・・???
またまた、データのお出ましである・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
以下は、飼料の輸入量推移である・・・。
年 |
総量 |
養鶏用 |
養豚用 |
乳牛用 |
肉用牛用 |
1960 |
2434 |
2320 |
– |
109 |
5 |
1965 |
7677 |
5314 |
1773 |
803 |
78 |
1970 |
14824 |
8450 |
3932 |
1741 |
876 |
1975 |
16355 |
8838 |
4538 |
1833 |
1544 |
1980 |
21387 |
10692 |
6399 |
2323 |
2724 |
1985 |
23478 |
11044 |
6957 |
2581 |
2810 |
1990 |
24479 |
11197 |
6981 |
3004 |
3202 |
1995 |
23826 |
10793 |
6166 |
3245 |
3525 |
2000 |
23231 |
10237 |
5980 |
3257 |
3678 |
2005 |
23553 |
12210 |
5871 |
3259 |
4115 |
2006 |
23863 |
10301 |
5964 |
3183 |
4319 |
2007 |
24047 |
10377 |
5910 |
3190 |
4483 |
2008 |
24138 |
10281 |
6032 |
3207 |
4553 |
2009 |
24347 |
10343 |
6232 |
3135 |
4581 |
(単位:千t) |
《参考資料:農林水産省「流通飼料便覧」、「飼料日報」》
一目瞭然、1970年から急激に増えているのが判ると思う。
この急増の背景には、ある国の思惑が・・・( ̄□ ̄;)!!
思わせぶりにするまでもなく、アメリカ合衆国連邦なのだが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
次回へ・・・。