「真実の口」727 食の安全に関する再考 45

前回の続き・・・。

あれ???

どうやら、入院ぼけなのか(?)、療養ぼけなのか(?)、8月6日と8月8日の寄稿分がダブっていたようだ・・・m(_ _)m

全部、日にちをずらして修正して、今日UPしようとしていたBlog分を先週金曜日分としてUPしているので見直して欲しい・・・m(_ _)m

前回分にも寄稿したが、日本はGM作物の輸入大国になっている・・・。

つまり、どれだけ「私はGM作物を購入しないようにしている」と言っても、悪あがきにしかならない・・・。

因みに、当ブログで紹介した「キング・コーン」の中で、主人公のイアンとカートは地球科学研究所のスティーブ・マッコー博士を訪ね、髪の毛の成分を調べてもらった結果、「君たちの体内の炭素の元はコーンで出来ている」と言われ、それを確かめるためにスーパーへ向かう・・・。

マッコー博士が言うには、「ラベルに甘味と書かれていたら、高果糖コーンシロップだ」という・・・。

食肉売り場へ向かう・・・。

当然、そこに並んだ牛肉、豚肉、鶏肉はコーンの入った濃厚飼料をエサにしているので、コーンが入っている・・・。

そして、クッキー売り場へ向かう・・・。

あらゆる手に取る商品に“コーン”の文字が・・・ビクッ!!Σ(・ω・;|||

コーンスターチ
コーンミール
コーンプロテイン
固形コーンプロテイン
加水分解コーンプロテイン
高加糖コーンシロップ
コーンキングベーコン
etc・・・

マッコー博士に言わせると、アメリカ人の食生活はコーンに比重が傾き、異常な状況であると警告している・・・。

どうやら、アメリカではGM作物抜きの生活は出来ないようである・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

では、アメリカ人のようにGM作物を毎日食べ続けるとどうなるのだろう・・・???

以下の写真を見てみよう・・・!

カーン大学のマウス実験

これは、フランスのカーン大学で実験が行われ、フランスの専門誌に論文として発表されたものである・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

以下、AFP発表の報道を邦訳原文のまま転載する・・・。

【9月21日 AFP】

フランス政府は19日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシと発がんの関連性がマウス実験で示されたとして、保健衛生当局に調査を要請した。

欧州連合(EU)圏内での遺伝子組み換えトウモロコシ取引が一時的に停止される可能性も出ている。

農業、エコロジー、保健の各担当大臣らは、フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)に対して、マウス実験で示された結果について調査するよう要請したと発表した。

三大臣は共同声明で「ANSESの見解によっては該当するトウモロコシの欧州への輸入の緊急停止をも含め、人間および動物の健康を守るために必要なあらゆる措置をとるよう、仏政府からEU当局に要請する」と述べた。

仏ノルマンディー(Normandy)にあるカーン大学(University of Caen)の研究チームが行ったマウス実験の結果、問題があると指摘されたのは米アグリビジネス大手モンサント(Monsanto)製の遺伝子組み換えトウモロコシ「NK603」系統。

同社の除草剤「ラウンドアップ」に対する耐性を持たせるために遺伝子が操作されている。

仏専門誌「Food and Chemical Toxicology(食品と化学毒性の意)」で発表された論文によると、マウス200匹を用いて行われた実験で、トウモロコシ「NK603」を食べる、もしくは除草剤「ラウンドアップ」と接触したマウスのグループに腫瘍を確認した。

2年間(通常のマウスの寿命に相当)という期間にわたって行われた実験は今回がはじめてという。

がんの発生はメスに多く確認された。

開始から14か月目、非GMのエサが与えられ、またラウンドアップ非接触のマウス(対照群)では確認されなかったがんの発生が、一方の実験群のメスのマウスでは10~30%で確認された。

さらに24か月目では、対照群でのがん発生率は30%にとどまっていたのに対し、実験群のメスでは50~80%と高い発生率となった。

また実験群のメスでは早死も多かった。

一方オスでは、肝臓や皮膚に腫瘍が発生し、また消化管での異常もみられた。

研究を率いた同大のジル・エリック・セラリーニ(Gilles-Eric Seralini)氏は「GM作物と除草剤による健康への長期的な影響が初めて、しかも政府や業界の調査よりも徹底的に調査された。この結果は警戒すべきものだ」と述べている。

取材に対し、モンサントの仏法人は「このたびの研究結果について現時点ではコメントはできない」と答えた。

以上、転載終了。

おいおい、やっぱりGM作物は・・・(ノ`□´)ノ⌒┻━┻

GM作物を危険だという情報は、結構、この情報が出所のところが多いのだが・・・((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

次回へ・・・。