「真実の口」773 新・抗酸化溶液・・・②

前回の続き・・・

あれから4年数ヶ月、色んな形でN先生とは親交を深めてきた・・・ヾ(o’д’o)マ!ヾ(o’ω’o)タ!ヾ(o’∀’o)ネ!

時には、我々が沖縄に足を運んだり・・・。

時には、N先生に北海道に来て頂いたり・・・。

私の悪い癖だが、ここで、話しを少し脱線する・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

北海道と沖縄は、言わずとも知れているが、日本列島の北端と南端に位置する。

その距離は、約3,000kmにも及ぶ・・・。

脱線の中で、更に、余談だが、札幌(千歳)空港から沖縄(那覇)空港までの飛行時間は、実に、4時間弱・・・( ̄□ ̄;)!!

全日空のマイルが、1,397マイルも溜まるのだ・・・(゜▽゜*)♪

因みに、関西空港から海外へ飛んだとしよう・・・!

韓国:ソウル-約2時間(525マイル)

中国:上海-約2時間45分(831マイル)、北京-約3時間20分(1,092マイル)

台湾:約3時間10分(1,061マイル)

香港:約4時間20分(1,548マイル)

もはや、海外旅行である・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

しかし、南北に離れた沖縄と北海道だが、かなり、古い時代から交流がある・・・…..〆(・ω・)メモメモ

歴史を紐解くと、伊達市にある北海道有珠モシリ遺跡(続縄文時代*7世紀頃)では、沖縄近海でしか採れないイモガイの腕輪やゴホウラの垂飾(すいしょく)が発見されている・・・。

イモガイの腕輪 ゴホウラの垂飾

当然、当時、直接の交流があったことは考えられない・・・。

歴史は下り、17世紀にはいると、北海道と沖縄との交流がとくに進展する。

北海道の特産品である昆布が北前船で長崎に運ばれ、薩摩を経由して琉球王府に渡るのである。

琉球大学教育学部;金城須美子教授は、「沖縄では豚肉と昆布の出合いで絶妙の食文化が生まれた」とその関連性を以下のように語っている・・・(引用)。

「沖縄の食文化は肉食文化で、稲作文化圏に共通の寿司がないなど日本の文化とはかなり異質なものがあります。きわだった違いは、仏教思想に基づく肉食タブーがないのでイノシシや家畜のすべてが食用にされました。18世紀以前は一般庶民も冠婚葬祭には牛を屠殺してご馳走を作っていました。しかし、琉球王府の奨励によって養豚が盛んになるにつれて牛肉料理はすたれ、豚肉料理が発達しました。沖縄での豚肉の活用は見事で、肉に限らず、面皮、頭、耳、舌、内臓、血液、豚足、ラードにいたるまで余すことなく利用するのです。ちょうど、そのころに昆布が沖縄にもたらされ、豚肉と昆布の出合いが味覚や栄養価に絶妙の組み合わせを生みました。うまみ成分である昆布のグルタミン酸と動物性食品のうまみと豚脂の相乗効果で、多種類が融合した濃厚な味をつくりだしています。沖縄料理は豚肉なしには成立しないといっても過言ではありませんが、昆布は行事食によく使われ、昆布なしでは行事食の献立が成り立たなかったのではないかと思われるほどです。」

如何だろう、この関わり・・・。

因みに、沖縄では昆布のことを“クーブ”と言う・・・。

代表的な料理を紹介しよう!

クーブイリチー:千切りの昆布、短冊の豚肉、しいたけなどを炒め、豚のだしで煮こんだもの

クーブイリチー

クーブマチ:地元の魚を昆布で巻いたもの

クーブマチ

どちらも沖縄の正月料理には欠かせないものである・・・((美^~^味))モグモグ♪

北海道から沖縄へ昆布が渡ったルートを、「昆布ロード」と呼ぶらしい・・・。

随分、脱線したが、「昆布ロード」から300年超を経て、新たな「抗酸化ロード」が後生に語られたら、実に、面白い・・・。

余談ついでに、北海道と沖縄を調べていたら・・・。

琉球の最後の王・尚泰の四男である尚順の娘が、私の故郷である五島列島の五島家に嫁いでいると言うことが分かり驚いた・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

五島家の居城だった石田城は、現在、本丸跡に私が通っていた五島高校が建てられている・・・!

石田城

因みに、石田城は江戸幕府最後に築かれた我が国で最も新しい城として有名である。

北海道、沖縄、五島、・・・浅からぬ縁を感じてしまう・・・。

次回へ・・・。