前回の続き・・・。
前回、ドイツの振動医学という一つのキーワードを呈示した・・・。
そして、われわれは事ある毎に、抗酸化の世界は“振動と共鳴”であるということをお伝えしている・・・。
今回は、振動と共鳴について、少し理解しやすく解説したいと思う!
次の画像を見て何か判るだろうか・・・???
そう、音叉である・・・!
楽器の調律などに用いる道具で、小・中学校の時に音楽室で見た方が多いのではないだろうか・・・?
そして、次が、共鳴音叉である・・・!
この共鳴音叉箱を2つ準備して、片方を叩くと、もう片方が鳴り始める・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!
説明しやすい絵を探していたら、TDK発行の今の技術がよくわかるテクノ・マガジン“テクマグ”の中でこんなものを見つけたので、参考にして欲しい・・・!
権利関係も難しく無さそうなので、そのまま、借用させて頂いた・・・m(_ _)m
原理としては、『叩かれた音叉が下の共鳴箱を揺らし、空気を伝わって隣の共鳴箱を揺らし、上の音叉を揺らして鳴らす。』ということなのだが・・・。
ここで、面白いのは、固有振動数が違う音叉同士では共鳴は起こらないということである・・・__〆(..)メモメモ
ラジオやテレビ等で使われるので、よく耳にしていることと思うが・・・。
音の波、つまり音波などの周波数を表す単位としてHz(ヘルツ)が使われる・・・。
もし、共鳴箱の上の音叉の固有振動数が100Hzと110Hzと違うものであれば、音は伝播しないということなのだ・・・!
実におもしろい(カリレオ・福山雅治風に)・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
その他に、グラス・ハープという言葉を聞いたことがあるだろうか・・・?
誰でも、一度はテレビで見たことがありそうなのだが・・・。
ワイングラス等に水を注ぎ、その縁を濡れた指で擦って、メロディを奏でるというものである・・・。
これも、共鳴の原理を利用したものである。
音域はグラスのサイズや厚みで変わり、大きく薄いグラスほど低い音になる・・・ヘェ…(゚ ζ ゚`)
更に、調律は中に入れられた水の量によって行ない、水の量が増えるほど低い音になる・・・(゚Д゚)ホォー
ただ、濡れた指から滴り落ちた水滴が入ってしまったり、乾燥した空気によって蒸発してしまったりで音程が簡単に狂ってしまい、かなりの重難度楽器のようである・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
因みに、グラス全体が共鳴器の役割を果たすため、思った以上に大きな音が出る・・・Σ(・ω・ノ)ノ
ここで、一つクイズを出してみよう!
Q.お寺の半鐘を指で鳴らすことは可能だろうか?
当然、あの重い鐘を指で叩いても、安易に“グォ~~~ン”と鳴るようなものではない!
如何だろうか?
A.理論上は可能では・・・!
同じ速度と同じ強さで、指で叩き続ければ、共鳴の原理で鳴るはずである・・・ヾ(´▽`;)ゝウヘヘ
計算式は・・・?
やめておこう・・・。
頭が痛くなりそうだ・・・。
次回へ・・・。