前回の続き・・・。
前回、ニュートン力学について解説したが、19世紀に入り、電磁気学が発展した結果、ニュートン力学が互いに矛盾することが問題となってきた。
従来のニュートン力学では、『物体に、“位置と運動量”を与えれば、その物体の運動は完全に決定される』ということになるのだが・・・。
現実では、『原子や分子、電子、素粒子などでは、“位置と運動量”の両方を同時に正確に確定することができない』のである・・・。
当ブログでも、“粒子”と“波”の話しをしているが・・・。
原子や電子が粒子としての特徴をもつと同時に波としての特徴を持ち、一方、光や電波のような電磁波もまた、波としての性質を持つと同時に粒子としての特徴を持つと言うことが考えられだしたからである。
そして、このような考え方から、量子という概念が必要になってきたのである・・・。
量子論は、1900年にドイツのマックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランクがエネルギー量子仮説を発表したことを祖とする。
マックス・プランクは、「量子論の父」とも呼ばれ、1918年にノーベル物理学賞を受賞している・・・。
全くの余談だが、ドイツに「マックス・プランク学術振興協会(略称:MPG)」という学術研究機関があるのだが、傘下に78もの研究所があり、年間予算の15億ユーロは、連邦政府及び州政府の公的資金で賄われているらしい・・・。
そして、何より驚くのは、MPGの前身のカイザー・ヴィルヘルム協会は1911年に創立され、30年あまりでアインシュタインをはじめ、15名のノーベル賞受賞者を輩出し、現在までに、同研究所が出したノーベル賞受賞者は31名というのだ・・・。
そして、振動医学を量子物理学の範疇で解説する際によく用いられている引用がある・・・!
『全ては振動であり、その影響である。現実に何の物質も存在しない。全ての物は、振動で構成されている。』
もちろん、マックス・プランクの言葉である・・・!
多分、マックス・プランクの言葉らしい・・・?
マックス・プランクの言葉なんじゃないかな・・・???
え~っ・・・Σ(゚Д゚;エーッ!
またまた、私の悪い癖なのだが・・・(´-ω-`;)ゞポリポリ
この言葉をマックス・プランクがどの場面で言った(?)、あるいは何かの文献で書いた(?)のかを調べてみた・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ
しかし、参考文献すら出ていないではないか・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
Yahoo!のHit数は、約110,000件・・・!
その殆どが、パウル・シュミットの関係なのか・・・???
あっ・・・!
私と同じようなことを考える人間がいた・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000057816
ついでに、上記の言葉でひっかかりそうな、英単語でも検索するのだが、それらしきことをマックス・プランクが言っているサイトにはあたらない・・・???
これって、日本語で翻訳され、日本だけで流行っている(?)言葉なのか・・・???
それも、波動あるいは振動という世界の中だけで・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
声:「いや~。これは困った・・・。このまま、量子力学と振動医学を結びつけて、話しを展開できると思ったのだが・・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ」
どうやら、振動医学を日本に紹介しているドイツ振動医学推進協会のヴィンフリート・ジモン氏の著書だけでは、理論付けに無理があるようだ・・・┐(゚~゚)┌
結論は出ているのだが、勿体をつけて、次回へと持ち越すことにする・・・。