ゴールデンウィーク中に、以下のようなメールが届いた。
理由は後に記すが、住所・名前はもちろん伏せた上で、あえて原文そのままで取り上げる。
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はじめまして。お世話になります。
平成20年5月頃私の一人娘の2階6帖洋間を床壁天井を下地PBと仕上クロス貼を抗酸化工法で改装しました。この部屋で娘は生活しています。1年ほど前からにシックハウス症候群のような症状(めまい、息苦しさ、しびれ等)がでてきました。シックハウスの血液検査はないので、確定はできませんが可能性がないわけではないので、あくまで参考に過去にそういう事例があったかを、確認させていただきたいと思ってメールさせてもらいました。
御社の過去の施工事例のなかで、家の中のどこか1室だけに施工したことで、逆に他の部屋の有害物質を吸収(集めて)しまい、そこに住む人に同様の症状がでた様な事例は、ありませんでしたか?ご回答よろしくお願い致します。
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この方には、株式会社会田総合研究所あるいはその他施工会社から、抗酸化工法資材を提供した経緯はない。
そのために、貴社の施した施工は抗酸化工法ではなく、抗酸化工法と同様の効果を謳う模倣工法であることを告げた上で、抗酸化工法ではそのようなことは起こりえない。
また、娘さんの為に、抗酸化工法で施工し直せば、簡単に解決できる旨のメールを返信した。
しかし、それにも関わらず、この方は、抗酸化工法施工会社の複数社に同じ文面で問い合わせのメールを出している。
こういう事をされると、抗酸化工法を正しく理解している方であれば、抗酸化工法でそんなことは起こりえないと一笑に付すことができるが、知識も経験も浅い方だと誤解してしまう可能性がある。
そこで、この方に、同様のメールを各所に出しているが、私の回答が全てであり、それ以下もそれ以上もなく、各社迷惑している旨を告げた。
また、娘さんのことを真剣に考えての行動ならば、私が解決策を考える旨のメールを出したのだが、“開封済み”のメールは返ってきたものの返事すらない。
そこで、あえて原文をそのままで寄稿することしたのである。
会田総研設設立後に抗酸化工法あるいは抗酸化溶液活用製品と同様の効果を謳っている会社が複数できている。
また、それらの会社が抗酸化溶液の開発者:会田伸一と関係があるような説明の仕方をしているため、誤解されている方が少なからずいる。
ただし、会田総研は、抗酸化溶液を他社に提供することはしていないし、抗酸化溶液の作り方も一切教えていない。
中身はあえて伏せるが、弊社並びに抗酸化溶液活用製品総代理店である有限会社エコットに、様々な苦情が寄せられている。
まるっきり別の溶液を使っているのに私に聞かれても回答のしようがない。
施工した会社、あるいは購入した会社に直接問い合わせして欲しい。
重ねて言うが、今後も抗酸化溶液を他社に提供することや、抗酸化溶液の製造法を教授するつもりは毛頭無い。
抗酸化工法ばかりではなく色んな施工法があり、抗酸化溶液活用製品ばかりではなく、巷には色んな商品が満ちあふれている。
どれを選択するのも自由である。
しかし、自身で責任を完結して欲しい。
これだけインターネットが普及している世の中である。
自分の意識レベルを引き上げて、真理を追究して欲しい。
どれだけ美辞麗句を並べて、自身を正当化しても、真実でなければぼろが出る。
虚実は必ずメッキが剥がれる。