前回の続き・・・。
前回、環境回復農法に取り組んでいた有限会社△▽△▽△▽△▽の社長との電話でのやりとりを掻い摘んで寄稿した・・・。
電話を終えた後、私はある流れが頭に浮かんだ・・・。
ただ、憶測の範囲、あるいは妄想の範疇なので、そこを差し引いて読んで頂きたい。
ところで、皆は、『農林水産大臣賞』とはどういうものか説明できるだろうか?
デパートやスーパーあるいは旅先で、眼に触れる文言である。
安易に考えれば、年に一度、農林水産省主催のコンクールがあり、そこに出品し、優秀な商品が受賞するというようなものだろうか・・・?
しかし、それにしては、巷に溢れかえってないだろうか・・・??
そう、『農林水産大臣賞』は数多(あまた)あるのである・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
因みに『農林水産大臣賞』を、例によって例の如く、ショッピングサイトで検索してみる・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ
楽〇市〇では、全 3,713件・・・。
Yah〇〇!ショッピングでは、全1,451件・・・。
更に、Yah〇〇!で、『農林水産大臣賞』の画像を検索してみる・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ
約231,000件・・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
声:「そりゃ、よく目にするはずだ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…」
何故、これだけ巷に溢れかえっているかというと・・・。
日本全国で、コンクール、大会、品評会、選考会、あるいは展示会等々において、主催者が、農林水産省から賞を提供してもらえることが出来れば、『農林水産大臣賞』という冠を付けることが出来るのである。
では、『農林水産大臣賞』とはいったい何がもらえるのだろうか?
賞金・・・?
景品・・・??
それとも・・・???
残念ながら、表彰のみである・・・( ´_ゝ`)プッ
そう、ただの名誉賞である・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
しかし、水戸黄門の『葵の御紋』ほどの効果がある賞なのである・・・ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ
私と同年代あるいはもうちょい下くらいならTBS系列で月曜8時から放送されていた水戸黄門に馴染みがあると思うのだが・・・。
番組開始45分くらい経った頃だろうか・・・?
“水戸黄門”の「助さん、格さん、もういいでしょう!」という合図と伴に・・・。
“助さん”と“格さん”が、「静まれ!静まれ!静まれ!」と悪党どもに啖呵を切る・・・。
そこで、格さんが徐に印籠をして、「この紋所が目に入らぬか!こちらにおわすお方をどなたと心得る!恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ!」と一同に印籠を突きつけ・・・。
そして、助さんが、「一同!御老公の御前である!頭が高い!控えおろう!」と一同を我に返す・・・。
「ははあ・・・。」と一同が平れ伏した後、水戸黄門の裁きがあり、「入牢申し付ける。きつく吟味の上、きっと厳しいご沙汰があろう。」的な台詞で終わる勧善懲悪の時代劇である。
閑話休題。
ん?
『農林水産大臣賞』と『葵の御紋』にどういう関係があるの?
・・・と、思った方もおいでだろう。
例えば、旅先でお茶を選んでいた時に、『農林水産大臣賞受賞』と書かれているお茶と何にも書かれていないお茶ではどちらを手に取るだろうか?
「ははあ・・・。」と平れ伏すことはないだろうが、なんとなく、『農林水産大臣賞受賞』と書かれているお茶を手に取らないだろうか?
あるいは、『内閣総理大臣賞受賞』も同じ類だろうか・・・??
更に、『皇室御用達』となると一層グレードがあがるのではないだろうか・・・???
ああ、うっかり、『皇室御用達』という言葉に触れてしまった・・・Σ(・ω・;)
こうなると、これについて詳しく触れたくなるので、残念ながら次回へ・・・。