前回の続き・・・。
何故、私は帰国しているはずの時間に中国・深圳市にいるのか?
今回の出張は、次寄稿に詳細を書くつもりなのだが、抗酸化眼鏡製造の最終工程の指導に立ち会うためだった。
初日(10月20日)、到着時間が18時20分(現地時間)のため、その日は食事をするだけで終わる。
中日(10月21日)、深圳市近郊の車で1時間ほど離れた工場で工程指導。
打ち合わせが終わるのが2時過ぎだったため、遅い昼食となった。
1時間ほど、現地のメッキ工場の社長と会食をし、深圳市街地へ戻る。
現地コーディネーターのMさんの事務所に戻り、最終的な打ち合わせを終える。
Mさんは、翌日、我々(私とNさん)と同じ便で帰国するため、やり残した仕事を詰めなければいけないので、私とNさんはホテルで待機することになった。
17時過ぎにホテルに戻り、時間があったので仮眠しようと思ったのだが、隣室(?)あるいは上のフロアで工事をしているようで、電気ドリルの音が鳴り響き、とてもじゃないが寝られる環境じゃなかった。
仕方がないので、ネットで選挙の動向を眺めて時間をつぶす・・・。
工事が終わったのは、18時ピッタリ・・・。
声:「結局、1時間ドリルの音が響きっぱなしだったな・・・。ああ、うるさかった。」
18時30分(現地時間)過ぎ、Mさんから、『仕事を終え、ホテルに迎えに行く』という旨のWe Chatが入る。
Nさんの部屋をノックして、Mさんが迎えに来る旨を告げ、二人でロビーで待っていると、しばらくしてMさんがやってきた。
昼遅い食事だったため、近くのBARで軽く飲むことにしようということで、Mさんの話では、最近できたばかりの小洒落たBARへ行くことに・・・。
店に入ると、なかなか落ち着いた空間である。
ビールはもう良いだろうということで、ワインをオーダーすることに・・・。
Mさんが、店の女性スタッフを呼び、ワインをオーダーすると、何やらシステムについて説明しだしたようだ・・・?
因みに、Mさんは中国語が普通に話せるほど堪能である。
説明を聞いたMさんによると、2本オーダーすると、2本目に割引があるらしい・・・。
2本くらい簡単に開けるだろうということで、2本オーダーすることに・・・。
そして、よくよく聞いてみると、その割引率が半端じゃなかった。
2本目は90%Offになるというのだ・・・。
つまり1本160元のワインが、2本だと176元になるらしいのだ・・・(笑)
楽しい酒席は、自然と衆議院議員選挙と日本に接近している台風の話題に・・・。
N:「明日、台風、大丈夫ですかね?」
私:「大丈夫ですよ。まだ、鹿児島にも到達してないんでしょ?」
N:「そうですねぇ。」
M:「実は、先月、台風で飛行機が飛ばなかったんですよね(笑)。」
私:「えっ?そうなんですか?まあ、大丈夫ですよ。」
M:「空港まで行って、飛ばないって言われて、仕方が無いんで、引き帰して、一日、事務所のソファでふて寝しましたよ(笑)。」
私:「大変だったですねぇ(笑)。」
N:「大丈夫ですよ。佐々田さんいるから・・・(笑)。」
私:「大丈夫ですよ。持ってますから(笑)。」
根拠もなしに、自信たっぷりの私とNさん・・・。
M:「そうですかぁ・・・(笑)。」
しかし、これから数時間後、本当に持っていたのは誰かがわかる・・・。
途中、オーダーしたフライドポテトが出てこなくて、揉めた末、サキイカが出てきて、オーダーミスをしたくせに一つも謝らない女性スタッフにMさんが軽く切れる一悶着がありはしたが・・・。
楽しい酒席はあっという間に時間が過ぎる。
ホテルに戻ったのは11時過ぎだった。
Mさんはホテルの上層階がビジネスフロアになっている事務所を借りており、滞在中の宿泊は、当然、事務所の階下の同じホテルとなり、我々とは別のホテルだった。
帰りの便は、10月22日午前9時25分(現地時間)だったので、朝6時に迎えに来ていたくことになった。
翌朝、5時45分、Nさんに下に降りて、チェックアウトする旨をWe Chatで送り、部屋を出る。
チェックアウトを済ませ、玄関に出ると、ユニフォームを着た男性が二人・・・。
一人は私の前でチェックアウトしていた人だった。
中国で野球って珍しいなあと思っていると、二人の会話が飛び込んでくる・・・。
男性A:「福井の方が、東京より暖かった・・・。」
声:「えっ!日本人だったの?」
何せ、先ほどのチェックアウトの際、流暢な中国語を話していたから、てっきり中国人と思っていたのだ・・・!
6時前、Nさんもフロントに降りてきて、チェックアウトを済ませる。
これは本編で書くが、この前日に、色々あって・・・(笑)
Mさんがタクシーで迎えに来る。
清々しい、朝陽を浴びながら、一路、深圳空港へ・・・。
そして、このブログを私は関西空港へ向かう機内(現地時間:10月23日・午前10時)で書いている。
次回へ・・・。