「真実の口」835 東日本大震災慰霊の旅⑮

前回の続き・・・。

見晴台を降りて、ついでなので、奇跡の一本松まで足を伸ばしてみた。

奇跡の一本松

観光客がたくさんいたうえ、人工保存された一本松には興味がないので、そそくさと車へと引き返した。

そして、陸前高田で、再び、不思議なことが・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

ここで、特別なことをしたわけでもないので、滞在時間30分位の感覚だったのだが、時計を見ると、1時間半以上居た計算になる・・・。

過去には、こんなことがあったので、興味があれば見て欲しい。

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陸前高田市を後にした私は、宿泊地である気仙沼市に車を走らせた。

気仙沼市までは、約20kmの距離である。

今回、海岸線を走っていて、よく目にした看板がある。

津波の浸水区域に注意を!

徹底した津波への注意喚起だろうか・・・?

国道45号線を走らせること約30分、気仙沼市内に到着した。

市街地のほとんどで、盛土が進んでいるようだ・・・。

鹿折地区盛土

因みに、ここは鹿折地区で、全長約60m・総トン数約330トンの第18共徳丸が打ち上げられていた場所の近くである。

しかし、ここで、再び疑問が・・・?

これらの土は、山から切り出して、そのまま積み上げられているようだが・・・???

そこで、ホテルに着いてから、調べてみることにした・・・。

話は変わるが、私は、数回の東北訪問の中で、気仙沼には宿泊したことがなかった。

震災の影響で宿泊施設が、無かったということもあるのだが、私の移動範囲を考えた場合、中継点になりづらかったのである。

しかし、今回は敢えて、気仙沼に宿泊することにした。

市街地を抜け、ナビを頼りに、運転するのだが、住宅街の細い道や畑のあぜ道のようなところを進めというのである・・・?

そして、ホテルの看板らしいものを見つけたのだが、バイパスを挟んで、行くことが出来ない・・・???

迂回に迂回を重ねて、本来は、車が通る所ではない所を通って、ようやく、ホテルに着いた。

2014年7月14日に出来たばかりのホテルだから、ナビも検索できなかったのだろうか・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

事前チェックが足りなかったようで、周囲に、何もない・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

声:「晩ご飯、どうしよう・・・?」

ホテルに着き、チェック・インを済ませ、早速、パソコンで気仙沼地域の復興計画を調べてみた・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ

気仙沼市土地区画整理事業

鹿折・南気仙沼地区では、盛土を、海抜3mから5・5mの高さまで嵩上げし、市全体で376.2億の総工費らしい・・・。

この工事を、清水・西松・奥村・パスコ・アジア航測 気仙沼市震災復興事業共同企業体が引き受けている。

気仙沼市震災復興事業共同企業体のHPに工事の進捗状況があったので、覗いてみると、以下のような文章が出てきた。

『基礎地盤を強固なものにするために、将来の加重より多く作用させて地盤を圧縮します。』

声:「ん・・・?判るような・・・??判らないような・・・???」

ふと、気付いてみると、すっかり暗くなっていたので、食事に出かけることにする。

市街地でないため、タクシーは走っていないので、フロントでタクシーを呼んでもらう。

タクシーが来て、運転手さんに、どこか美味しい店を知らないか尋ねてみる。

運転手さんは、「折角、気仙沼にお出でになったんで、復興屋台村はいかがですか?そこならば、色んな店が集まっているので、お好きなものを召し上がれると思いますよ。」と奨めてくれた。

私は、一も二もなく案内してもらうことにした。

しばらくして、復興屋台村に着いた。

気仙沼復興屋台村

屋台村の中に入ってみるものの、閉まっている店が多い・・・???

とりあえず、外から覗いて、雰囲気の良さそうな店へ入ってみた・・・。

次回へ。