前回の続き・・・。
近年、ミツバチが減ったという話を耳にしたことがある人は多いと思う・・・。
原因は諸説あるようだが・・・。
第一に気候変動起因説。
地球全体の温暖化によって、局所的に、低温になったり、高温になったり・・・。
最近のテレビのニュースを見ていると、納得できるような気もする・・・。
異常天候早期警戒情報
こういう情報を気象庁が出しているのだが、ご存知だろうか?
2008年3月21日からスタートした気象情報サービスなのだが・・・。
-------《Wikioediaより》-------
発表地域の検討対象期間の7日平年値から判断して、その差からの隔たりをかなり大きくするような異常な高温や低温が5~14日先に30%以上の確率で現れると予想される場合、それにより生ずるおそれのある災害や被害の防止・軽減に向け早期に対策を呼び掛けるために発表される。
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今週頭にも、東北南部から東海地方にかけて、平均気温が高いという警戒が出されている。
このブログは、7月30日午後13時30分に書いているのだが、事務所のある大阪北河内地区は、激しい雷雨に見舞われている・・・ゲッ!Σ(・ω・;|||
ゲリラ豪雨にも、すっかり慣れっこになってしまったが、あっという間に黒くなって、激しい雨と雷・・・。
しかし、その数分後には、さっきまでの雨と雷が嘘だったかのように、晴れ間さえ見えてくるのだから、笑うしかない・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
話を元に戻そう・・・。
第二に農薬起因説。
1990年代半ばから、それまで主流だった有機リン系農薬に代わって、ネオニコチノイド系の農薬が使用されるようになった。
有機リン系農薬は、ほぼ即死という状況だったが、ネオニコチノイド系は神経系に効くため、ミツバチが生き延びて巣へ戻り、巣内が農薬に汚染され、死滅すると言われている。
第三に病原菌起因説。
ミツバチの天敵であるダニの中にミツバチヘギイタダニという種類がいるのだが、これが蔓延し、ダニとダニが運ぶ羽変形病ウイルスあるいは細菌が共謀して、ミツバチの免疫を不全状態に陥れたのではないかというもの・・・。
まあ、未だに、原因は特定できていないようなのだが・・・。
Uさんの農園には、ミツバチが無数に飛んでいた・・・。
Uさんの最初の言葉にあったが、「李は、受粉がうまくいくと、たくさんの果実が着く」という難関はクリアできているようだ・・・。
これも、農薬を最小限に抑えてきた影響だろうか・・・?
また、李以外にも、サクランボにも取り組んでいると言うことで、サクランボの農地を見に行くことにした・・・。
その農地は、高齢で作業が出来なくなった方から、借り受けて、数年間の契約をしているということだった・・・。
幸いにも、この農地も低農薬で栽培をしていたらしい・・・。
Uさんが借りた農地の対面の同じくサクランボを栽培しているらしいのだが、写真で比較してみると良くわかる・・・。
Uさんが借り受けた農地は、下草が生えている。
対して、対面の農地は、下草が生えていない。
消毒、農薬を行った結果がこれであろう・・・。
土を踏みしめてみると、良くわかる。
下草がある農地は、フカフカと柔らかく、禿げた農地は、ゴツゴツと固い・・・。
この農地もどう変わって、サクランボがどうなっていくか楽しみである・・・(。-∀-) ニヒ
次回へ・・・。