ブログを始めて、7年半・・・。
寄稿も900回を数えることになった・・・。
永年、私の戯れ言にお付き合いいただき、感謝の意に耐えない・・・。
前回の続き・・・。
集まったメンバーは多彩な顔ぶれだった・・・。
主催者のN氏自身も前職は企業向け営業をしており、農業を志して1年目という変わり種だったのだが・・・。
昨年、定年退職された後、独立して農業資材や肥料を扱う起業した方・・・。
以前、マッサージ師をされていたのだが、癌に罹り、その後、多臓器に転移して、治療に抗酸化を取り組んでみたいと言う方・・・。
ご主人が気功メインの鍼灸院を経営されているのだが、急用のために出席できないご主人のピンチヒッターで参加された看護師の方・・・。
竹炭の会社を経営されている方・・・。
N氏の妹・・・。
まず、こう切り出してみた・・・。
私:「作物を育てる際、最初にどこを見ますか?」
N:「葉ですかね?」
参加者は一様に頷いている・・・。
私:「残念ですけど、それが農業従事者の間違いの第一歩なんですよ。」
N:「何処を見るんですか?」
私:「土です。土が良ければ、作物は健康に育ちます。例えば、我々人間は、健康な時に薬を飲みますか?」
参加者一同(以下:参):「飲まないですねぇ・・・。」
私:「しかし、残念ながら、従来の農業は、○○病が出たからといっては薬をどんどん与え、害虫が出たからと言って薬をドンドン与えます。」
参:「確かに・・・。」
私:「もう一つ質問ですが、今度は病気の時にバカスカ栄養を摂りますか?」
参:「いいえ。摂れないですよねぇ・・・。」
私:「薬を与えなければいけないような病んでいる土地に、肥料をバカスカ与えて栄養を付けさせようとしているわけですよね?」
参:「確かに・・・。」
私:「土が健康であるならば、農薬も肥料も必要ないんです。これが環境回復農法の基本です。」
参:「・・・。」
私:「では、どうしたら健康な土を作れるか・・・?」
参:「・・・。」
私:「答は簡単です。バクテリアに任せるだけです。」
参:「バクテリア・・・?」
私:「酸化と発酵の区別は付くと思いますが、これらは、有機物をバクテリアが分解するという過程は同じです。ただ、人間の好む環境を発酵、人間の嫌う環境を酸化と分けているに過ぎません。」
参:「はい・・・。」
私:「世間一般的に、発酵食品を食べようと言いますが、酸化食品を食べようと推奨する人間はいないですよね・・・?」
参:「はい・・・。」
私:「私の会社の本業は建築です。抗酸化工法という建築方法で家を造ります。その空間は、抗酸化空間が出来上がります。物が腐ったり、悪臭がしたり、害虫が出たりということがありません。その空間にいるだけで、健康を取り戻していくということが可能です。」
参:「へ~っ!」
私:「逆に、カビが生えて、ジメジメして、悪臭が漂い、害虫が這い回るような空間に住みたいですか?」
参:「いいえ・・・。」
私:「そうですよね。我々が、口にする作物も、人間が好む環境で作った方が良いんじゃないですか?」
参:「確かに・・・。」
私:「我々がすることはただ一つなんです。土の中のバクテリアのバランスを取ってあげることだけです・・・。」
参:「う~ん・・・。」
次回へ・・・。