「真実の口」953 環境回復農法のお届け物②

前回の続き・・・。

2月3日、大分県玖珠町で数カ所を周り、翌4日、熊本入りをした。

本来は14時の約束をしていたのだが、思っていたより予定が早く済んで、八代に12時位に着いてしまいそうだった。

取りあえず、連絡を入れると、12時半位であればOKということで、ゆっくりと八代へ向かった。

ナビの指示通りに行ったのだが・・・?

表札が出ていないので、判らない・・・??

しかし、例の水の子会という看板を発見・・・!

やっぱり、関係あったんだ・・・。

水のこ会の原点は、主催者が水俣を訪れた際、水俣病の子供と出会ったことによるものらしい・・・。

そして、「自分がこのまま農薬を多投する農業を続けていたら、いつか自分がこのような不幸な子供を生みだす加害者になってしまうのではないか」という考えの元、農業を変えていこうと言うグループらしいのだ。

電話をかけてみると、どうやら、私は裏口に着いてしまったらしい・・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ

着いて早々、環境回復農法の考え方や取り組み方を1時間程度、お話しさせていただいた。

そして、例の如く、現地へ・・・。

因みに、事前に調べたレンコン栽培の実際は以下のようになるらしい。

1.レンコン畑の清掃&代掻き……2月末~3月初頃

レンコン畑の清掃後、水を張り、その後、何度か代掻きを行、土を撹拌し、土中に空気を送り込み、土壌を柔らかくしレンコンの生育に適した環境を作る。

2.種レンコンの収穫……3月中頃~下旬

前年レンコン畑に残しておいたレンコンから種レンコンとして利用するものを選ぶ。

3.植え付け……4月上旬

代掻き後、レンコンを植え付け、発芽までやや浅めの水にして温度を一定に保つようにする。

4.浮葉・立ち葉……4月中旬~下旬

この時期にようやく水面に浮かぶ浮葉が生えてくる。
また、浮葉の節以降に、葉柄の長い立ち葉が生えてくる。

5.除草作業・肥料……5月頃~

雑草等の除草作業を行う。
適宜、肥料を投入。

6.花の開花……6~7月

花芽が形成される。
つぼみが水面に現われてから20~15日で開花し、その後、約4日間、開閉を繰り返して散る。

7.茎倒し……7月下旬~8月上旬

収穫が近づいてくると茎倒しを行う。
葉茎で呼吸しているレンコンの呼吸を止めることで、レンコンの表面に酸化鉄が付着し、赤くなるのを防ぐために行うらしい。

8.収穫……9月上旬~10月

12月くらいまで収穫できるという。

まあ、文字に起こせば簡単そうだが、レンコンを傷つけてはいけないので、あらゆる行程で細心の注意が必要なことは言うまでもない。

そして、私が行ったのは、2月頭・・・。

当然、こんな状況である。

レンコン畑①

今頃、丁度、代掻きの時期だろうか・・・?

これが3面あり、それを休ませながら、回していきレンコンを栽培するらしい。

取りあえず、今年の栽培に向けて、土壌作りと取水口にセラミックを取り付けることで水を変えることから始め、都度、コンタクトを取って、環境回復農法の原種レンコンを栽培することとなった。

レンコン畑②

次回へ・・・。