前回の続き・・・。
激痛に耐えている私を無視して・・・。
医:「はい。良いですよ。楽にして下さい。」
私:「うっ・・・。は・・・い・・・。」
医:「まあ、前回より悪化はしていないと思いますので、取りあえず、痛み止めと湿布を出しますんで、2週間ほど様子をみて下さい。」
私:「はい。」
医:「もし、2週間の間に、悪くなるようであれば診察に来てください。様子を見て、大丈夫なようでしたら、再診は良いと思います。」
私:「はい。」
医&看:「お大事にしてください。」
私:「ありがとうございます。」
診察室を退室して・・・。
私:「何だか、筋肉痛ってよ。」
家:「え~っ!」
私:「取りあえず、痛み止めと湿布が出たわ。」
出された薬は・・・。
ロキソニン
『炎症による腫れ、痛みをやわらげる作用があります。とくに痛みに対してよく効きます。消炎剤では、炎症そのものの原因は治せませんが、炎症に伴う症状を軽くして、治癒を助けます。内服は上気道炎による炎症・痛み、腰、頸肩腕、関節、関節リウマチ、手術後、歯科などの鎮痛に、貼付剤と軟膏(ゲル)剤は筋肉痛などの鎮痛に用いられます。』
ムコスタ
『内服では胃の粘膜を保護する作用と、潰瘍ができて傷ついた粘膜を修復する作用があるので、症状を軽くして治癒を助けます。胃潰瘍や胃炎の増悪期に用いられます。また点眼液はドライアイの治療に用いられます。』
ミオナール
『筋肉を緊張させている神経をしずめる作用があります。また、筋肉の血流を改善します。そのような作用から、筋肉のコリやこわばりがとれて痛みがやわらぎます。具体的には、痙性麻痺など筋肉がこわばる病気、あるいは、腰痛、手足のこわばり、ひどい肩こり、五十肩、緊張型頭痛などの治療に用いられています。』
モーラステープ
『抗炎症薬を含む外用薬です。軟膏やクリームのほか、貼り薬もあります。いずれも、有効成分が皮膚から患部に浸透して、抗炎症作用を発揮します。そして、炎症がしずまり、腫れや痛みがやわらぎます。ただし、病気の原因そのものを治すことはできません。症状をやわらげる対症療法のお薬です。』
そして、この日から丁度一月後・・・。
厚生労働省から以下のような『使用上の注意改訂情報』が発表された。
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114 解熱鎮痛消炎剤
【医薬品名】ロキソプロフェンナトリウム水和物(経口剤)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「小腸・大腸の狭窄・閉塞:
小腸・大腸の潰瘍に伴い、狭窄・閉塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、悪心・嘔吐、腹痛、腹部膨満等の症状が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
を追記する。
(注)患者向医薬品ガイドを作成する医薬品に特定する。
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腸閉塞とは・・・。
コトバンクによると「小腸や大腸がふさがり、内容物が通過できない状態」のこと。食べ物などが詰まって腸がふくらみ、突然の激しい腹痛や吐き気・嘔吐などが起こるという。ほとんどの場合「絶食・絶水・補液し安静にすることにより治る」とされるが、腸の張りが強くなった時には「鼻から管を通し胃や腸の内容物を排出する方法がとられる」と説明。これらにより効果がない場合や緊急の場合に限り、開腹手術をするという。
ロキソニンは随分飲まされたぞ・・・。
腰椎ヘルニア・・・。
頸椎ヘルニア・・・。
そして、今回・・・。
薬の怖さを改めて、知らされた・・・ヾ(0д0∥)ノ
次回へ・・・。