前回の続き・・・。
現場に足を向けると、デスクの上に“あるもの”が・・・。
紙製のジョイントテープである!
訪中前に陳さんには伝えていたのだが、まさか準備にできているとは思わなかった・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!
それも石膏ボード専用の紙製ジョイントテープを準備しているではないか・・・゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+. わぁ♪
以下、例の如く陳さんを通しての会話である。
私:「紙製あったんですか?」
作業員(以下:作):「これ?」
私:「うん。それそれ。」
作:「これを使うとヒビが入らないんだよ。」
私:「そうそう。分かってんじゃん。」
何故、紙製ジョイントテープが必要か少し解説しよう!
一般の住宅メーカーでは、メッシュテープをジョイント(繋ぎ目)に使用するのだが、残念なことに、上下あるいは左右に力を加えると延びてしまい、クラックの元となるのだ。
一方、紙製ジョイントテープを使用すると、上下・左右に力を加えても全く伸びないのである。
試しに、何でもいいので身近にある紙を純粋に左右に引っ張ってみて欲しい。
たった一枚の薄い紙でさえ破れないのが分かると思う。
これで補強は完璧である・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
話を元に戻そう。
作:「こんな感じで良いんですか?」
気さくな良い人(人相は悪かった【笑】)だったのだが、中兆生物科技と関係のない作業員なので、加工させていただいた。
念のために断っておくが、前述のサモ・ハン・キンポーとは別人である。
慣れた手つきでコテで塗り壁仕上げ材を塗っていく・・・。
私:「うん。そんな感じで十分。」
作:「わかりました。」
私:「ところで、ジョイントテープがまだみたいだけど・・・。」
作:「ああ。今のは試し塗りです。」
私:「そうなの?」
作:「はい。ちゃんと、貼っていきますよ。」
私:「こりゃ。失礼しました。」
なんとなく、順調にいきそうなので、石膏ボードにいきいきコートを塗っている作業場に行く。
綺麗に仕上げられているではないか!
李さんがきのう塗布していた断熱材がこれである。
一目瞭然!!
今まで、技術指導してきた中で、一番スムーズに事が運んだような気がする・・・(^▽^)=3 ホッ
技術指導が一段落したところで、叶さんが、話があるという・・・。
董事長室に行くと・・・。
叶:「上海恒寿堂と以前取引していたということですが、現在はどうなっているんですか?」
私:「いえ。私を裏切ったので取引をしていませんよ。」
叶:「今でも抗酸化の塗料と謳って販売しているんです。」
私:「え~っ!未だにそんなことしてるの?」
叶:「これを見てください。」
私:「ん?」
叶:「会田さんの名前も写真入りで使っているんですよ。」
私:「え~っ!!!!!!!」
叶:「これで、ウチの代理店が塗料に関して唯一の代理店というのは嘘じゃないのかって騒いでいるんです。」
私:「そうなんだ・・・。」
叶:「御社のHPに、中兆生物科技が中国における唯一の塗料の会社であると記載してもらえませんか?」
私:「はい。そういうことなら協力しましょう。」
叶:「ありがとうございます。」
私:「ところで、中国って授権証の期限切れても、こんな風に販売できるの?」
叶:「いや。出来ないです。」
私:「じゃあ、何らかの手段を打たないといけないね。」
叶:「助かります。」
帰阪してから、例のHPを見てみたら、勝手に作られた抗酸化商品の数々・・・。
開いた口が塞がらないとはこのことだ・・・(゜□゜)
いきいきペール・・・。
たかだか数万個がまだ売れていないのか?
いきいきペールのバッタもん・・・。
既に形が違うのに、中国国民は疑問を持たないのだろうか?
http://12052shop.web08.com.cn/C10007/index.aspx
現在、上海恒寿堂への対処法を考慮中である。
どなたかいい知恵があったら教えて欲しい・・・m(_ _)m