前回の続き・・・。
伊丹空港でKさんに偶然出会った日から、月日が流れて、2016年12月、再び時間が動き出した・・・。
Nさんからの連絡で、色々、模索している中、別ルートで抗酸化眼鏡の実現が可能かもという連絡が入った。
12月中旬、この2年の間に、奈良へ移住してきたNさんと、大阪事務所にて打ち合わせを行う。
更に、月日が流れて・・・。
2017年3月、抗酸化のサングラスを作りたいという福井県の方とNさんが事務所においでになり、打ち合わせを行う。
2017年4月26日~27日の日程で福井を訪問。
しかし、この訪問は、この後、全く別件の話として進行していったので、後日報告する・・・。
そして、ついに、Kさんの会社での抗酸化眼鏡製造が、いよいよ実現化が見えてくる・・・。
2017年6月、パッド(鼻宛て)の抗酸化処理を依頼される・・・。
しかし、残念ながら、通常の方法ではパッドの抗酸化処理が上手くいかなかった。
実は、今までも、素材によって、処理できるものと処理できないものがあり、頭を悩ませる一因だった。
会田氏に方法を模索してもらうため、原料を送る。
因みに、ASK株式会社では、新商品を作る際、完成までの実験にかかる抗酸化溶液は無償で提供させていただくようにしている。
数日後、会田氏に電話をしてみると、目から鱗的な発想でパッドの抗酸化処理が出来たという・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!
私も、その処理法で残っていたパッドを処理してみると、上手いこと加工処理ができた・・・(^-^)/
しかし、残念ながら、従来の方法に比べると、コストが数十倍に跳ね上がるのだ・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
このことをNさんに報告する。
2017年7月、別の素材への抗酸化処理を依頼される。
私は、出張が続き、処理できないので、会田氏へ依頼する。
2種類の素材が届いたのだが、両方とも、従来の方法では処理できず、新技術での処理加工しか出来なかった・・・ハァ…(|||´Д`)=3
前回のコストが掛かる手法から、若干、修正を加えたのだが、それでも従来の処理法と比べると、数倍のコストと手間がかかるのは否めない。
Nさんに結果を報告する。
2017年8月、天然成分由来のものが見つかったので、この素材への抗酸化処理を依頼される。
しかし、ここまでの実験にあたり、かなりの資材費を投入しているので、Nさんに従来方法の抗酸化処理をして、出来るかどうかの判断だけさせてもらうように伝える。
そして、結果は・・・。
ダダダダダダダ━━ヽ(゜∀゜)ノ━━ダダダダダダダ
残念ながら、処理不可能だった・・・。(〃_ _)σ∥
2017年9月上旬、眼鏡の完成へ向けて、10月第一週の中国・深圳市への出張を打診される。
しかし、生憎、抗酸化工法研究会新潟の定期総会と展示会の予定が入っていたため、私は現地に赴くことが出来ない旨を伝える。
Nさん一人で、現地に向かい、全ての段取りをする予定にしていた・・・。
ところが、予定は未定・・・。
時はおりしも、中国では国慶節にああたり、先方から予定変更の打診が・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ
9月中旬、10月下旬の中国深圳市への出張が決まる。
これと併せて、パッドの抗酸化処理方法を変更して、同時進行で開発を急ぐ。
我々が深圳へ行く間に、ある程度の加工をするために、抗酸化溶液を現地コーディネーターである、例のMさんあてに送付する。
2017年10月上旬、香港の税関で抗酸化溶液が止められて、引き取れないというアクシデントが発生・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
どうやら、私が送ったSDS(安全データシート)の日本語版と英語版のUN番号(国連番号)が違っていたとのこと。
UN番号(国連番号)とは、危険物・危険品に、国連が番号をつけ、その物品が何であるか、どのような危険性があるか、またどのように取り扱うべきかをルール化したものである。
確認すると、英語版のUN番号が誤っていたようで、即日、修正してNさんに送付する。
しかし、結局、この後も税関で止められたままだったので、Nさんと私が持参することに・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
2017年10月20日、午後3時の便で、中国深圳市へ向かうことになるのだが・・・。
空港までのドタバタ劇は以下に書かれてある通りだ。
空港に着いても、まだ、面白いことが・・・!
国際線は、搭乗時間の60分前に搭乗手続きをしなければならないのだが、私が関西国際空港駐車場へ着いたのは約65分前・・・(;^_^A アセアセ・・・
事前にオンラインチェックインをしていたのである程度余裕はあるものの・・・。
更に、時間帯が時間帯なだけに、駐車場が各階満車・・・(;☉ฺд☉ฺ)
結局、屋上駐車場に停める羽目に・・・。
屋上に停めた場合、3階下の2階まで降りて、関西国際空港への陸橋を渡り、更に、国際線のある4階まで昇り、搭乗手続きをしなければならない・・・┐(´д`)┌
しかも、深セン航空は、私の使い慣れた北ウィングではなく南ウィングからの搭乗だった。
結局、私が、搭乗手続き、出国手続きを終えて、出発ロビーに着いたのは出発時間の40分前であった・・・。
しかも、ナント、出発時間が早まっている・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
フライト時間が遅くなることは良くあることだが、早くなったのは初めてのことである・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
NさんからLINEが届くが、結局、合流できずにそのまま搭乗ということになった。
次回へ・・・。