「真実の口」1,251 訪韓記~’18年3月~⑯

前回の続き・・・。

用事があるということで、中座する金さんに翌日の訪問を約束した。

金さんも快く、お待ちしていますと言ってくれた。

ここまでは良かった・・・。

この時、夜 9 時前後・・・。

それから、約 30 分後、食事を終えようとしたとき・・・。

田中さんから恐ろしい一言が・・・。

田:「兪さんが家でもう少し飲もうと言っていて、明春氏が OK って言っているようです。」

私:「Σ(゚Д゚;エーッ! 」

食事をしていた場所は、宿泊先のホテルの前なのだが・・・。

何せ、山の中にある清涼山道立公園なので、食事できるところも限られている・・・。

清涼山

有無も言わさず、連れていかれる私等・・・。

車で引き返す道中・・・。

夜の山道

私:「どうせ、戻るのなら、最初から兪さん家で食べたら良かったんじゃないの?」

田:「そうしたら、女性陣が動いたりしなければいけなくなるので・・・。」

私:「ああ、そういうことね・・・。」

そして、約 1 時間後、兪さん家にいる私・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

眞露とマッコリで盛り上がる男性陣・・・。

二次会

ケーキとお茶で盛り上がる女性陣・・・。

女子会

そして、1 時間半後には、再び、車中人に・・・(; ´_ゝ`) フッ

因みに、田中さんはアルコールを飲まないので、運転は田中さんである・・・。

明春は、すっかり夢の中・・・。

夜はすっかり冷え込み、チラホラ雪が舞っている・・・。

山道を引き返していると、前方に停止していた車がパッシングをして合図してくる。

不審に思った田中さんが減速して、その車に横付けする・・・。

車を覗き込むと、初老のご夫婦のようだった・・・。

田:「어떻게 된 건가요?(訳:どうされました?)」

運転手(以下:運):「여기가 어디지 기준입니까?(訳:ここはどこあたりですか?)」

田:「안동의 분리입니다. (訳:安東の外れです。)」

運:「우리는 나비를 가지고 있지 않기 때문에, 안동 시가지까지 안내해주지 않겠습니까?(訳:私たちはナビを持っていないので、安東市街地まで送ってもらえませんか?)」

田:「죄송합니다. 진행 방향과 반대예요. (訳:すいません。進行方向と逆方向なんです。」

運:「도와 주실 수 있겠습니까. (訳:助けていただけませんか?)」

田:「죄송합니다. 좀 무리 네요. 여기 계속 오솔길이므로 잠시 후 삼거리가 있으므로 거기를 오른쪽으로 가면 안동 도시입니다.(訳:すいません。ちょっと無理ですね。この道路は一本道なので、しばらくして、三差路があります。そこを右に行けば安東市街です。)」

運:「알았습니다. 감사합니다.(訳:すいません。ありがとうございました。)」

田:「조심해. (訳:お気をつけて。)」

この後、「どうしたの?」と聞いて、田中さんに説明してもらった内容を、正確どうかは分からないが、田中さんと運転手の会話を、こんな感じかなと思いつつ、Google 翻訳で訳してみた・・・(笑)

韓国の方のご指摘・ご批判を受けつけません・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

この物騒な世の中で、夜の山道で声を掛ける方、掛けられる方・・・((´д`)) ぶるぶる・・・.

何もなくてよかった・・・(笑)

結局、ホテルに着いたのは日付が変わってからだった・・・。

田:「佐々田さん。お疲れ様でした。」

私:「明日の予定は・・・?」

田:「明春氏に聞いてみますね?」

明春を起こす田中さん・・・。

こんな感じかなと韓国語での対話を書いてみる・・・(笑)

田:「묜츈 씨, 도착 했죠. (訳:明春さん、着きましたよ。)」

明:「아. 죄송합니다. (訳:ああ、すいません。)」

田:「내일 어떻게하나요? (訳:明日はどうするんですか?)」

明:「아침 유씨와 식사를하게되어 있습니다. (訳:明日、兪さんと食事をすることになっています。)」

田:「언제 출발합니까?(訳:何時出発ですか?)」

明:「8시 로비 집합으로 부탁합니다. (訳:8 時にロビー集合でお願いします。)」

田:「佐々田さん。ロビーに 8 時集合で、朝食を兪さん家で摂るようです。」

私:「了解。おやすみ~。」

田:「おやすみなさい。」

私:「明春。ちゃんと起きろよ(笑)。」

田:「묜츈 씨, 잘 일어나.(訳:明春さん、ちゃんと起きてください。)」

明:「OK!OK!(笑)。」

そして、私は、オンドルの部屋へ入る・・・。

オンドルの部屋

ここで、ふと、前回( 5 年前)の悪夢を思い出した・・・。

韓国の地方でのホテルはモーテルスタイルが多いのだが、リモコン一つで部屋の操作をするところが多い・・・。

部屋の照明、浴室及びトイレの証明、テレビ、空調、etc・・・。

そして、これが全てハングル文字でしか表記していない・・・。

前回、リモコンをアレコレ操作するも、まるっきり操作不能だったのだ・・・。

案の定、今回も・・・?????????

どのボタンを押しても反応しない・・・?????????????

取り敢えず、全照明を付けっ放しで、風呂でシャワーを浴び、そのまま、寝ることに・・・。

暑い・・・。

まぶしい・・・。

喉乾いた・・・。

まんじりともせず、陽が差し込んでくる・・・。

外を覗いてみると・・・( ゚д゚)ハッ!

雪景色・・・?

朝の雪景色

えっ・・・??

まさか、韓国でも“アレ”の発動・・・???

着替えて、外に出てみる・・・。

山にはうっすらと雪が積もっているが、道路は大丈夫のようだ・・・(^▽^)=3 ホッ

道路状況

取り敢えず、身支度をして、暇を持て余しながら、本を読みつつ、 8 時まで待つことに・・・。

8 時少し前に、部屋を出て、ロビーで待つ・・・。

しばらくして、田中さんが部屋から出てきた。

田:「おはようございます。」

私:「おはようございま~す。」

田:「明春氏は?」

私:「いや。まだだよ・・・。」

田:「連絡してみます。」

私:「どうせ、まだ、寝てるって・・・(笑)。」

田:「묜츈 씨, 이제 로비에서 기다리고 있어요. (訳:明春さん、もう、ロビーで待ってますよ。)」

私:「何て?」

田:「今から、準備するらしいです。」

私:「ほらね・・・(笑)。」

それから 20 分位して、明春がロビーに現れた。

次回へ・・・。