前回の続き・・・。
家の片付けが、とりあえずは終わったので、事務所は無理でも、別宅は一人で片付けられると思い、再度、寝屋川へ・・・。
地震の影響なのか、大阪市内向きは動いていない様子・・・?
別宅の片付けは、30 分ほどで終わり、倉庫を見に行くのを忘れていたことに気づく。
資材を置くために借りているレンタルトランクルームである。
事務所から、徒歩 10 分位のところに借りているのだ。
トランクルームの外観を見ると、特段、変わっていなかった。
鍵を開け、階段を上ると、照明が外れていた・・・。
借りている部屋を開けてみると・・・( ̄□ ̄;)エッ!!
何も変化が無かった・・・?
棚の向いている方向は、事務所の本棚と同じはずなのに・・・??
棚のものが落ちるどころか、KAN-GEN-KUN 用の段ボールさえも荷崩れしていなかった・・・???
何もないのは良いことなのだが、何か、拍子抜けしてしまった。
事務所を再度確認に行く。
今度は、エレベーターが動いていて、胸を撫でおろす。
ドアを開け、奥を覗き込むが、溜息出るばかりで、何も手を付けずに引き上げる・・・(ノД`)ハァ
現実逃避・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
帰りに、念のために、業務スーパーに寄って、簡易の食料を調達する。
レンジで温めるだけのご飯・ 20 食分
レトルトカレー・ 10 食分
レトルトハヤシライス・ 10 食分
家が潰れた時のことを考え、車に保管する。
家に帰ると、だらけた家族が、地震のニュースを眺めていた・・・。
私もその輪に加わる・・・。
滅多に全員集まらないからと、珍しがって家内が写真を撮る・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ
その時、余震が・・・。
震源地:大阪府北部
時間: 16:31:47.6
深さ: 11km
マグニチュード: 3.5
最大深度: 3
私:「まだまだ、続くなぁ・・・。」
家:「うん・・。」
その直後、学校からメールが・・・。
私:「〇〇、明日も学校休みだって・・・。」
末:「やった~!。」
私:「はあ~っ・・・。」
結局、この日は、ガスも使えないので、食事の準備も出来ず、風呂にも入りたいということで寝屋川に行くことに・・・。
食事を取っている間に、事務所で交替々々に風呂に入ることにしていた。
時間は 6 時半くらいだったのだが、事務所周りの飲食店は軒並み店を開けていなかった。
私:「あれ?みんな閉まってるなぁ??」
家:「ウン。ガスや水道は使えても、食器やビンが割れていたら、開けられないんじゃない?」
私:「ああ。そうか~。そういうことまで考えてなかったわ。」
家:「うん。大丈夫かなぁ?」
私:「昼間来た時に、前に行ったことある焼鳥屋は、開店準備をしていたから、大丈夫だと思うけどなぁ?とりあえず、俺はガスが付くかどうか確認するから、そこに行っといて。」
家族を車から降ろし、エレベーターで事務所へと急ぐ。
ドアを開け、DK に入り、コンロのスイッチを捻る・・・。
カチッ・・・。
ボッ・・・。
声:「よし。大丈夫!」
ここで、私は、迂闊にも、自宅での出来事をすっかり忘れていた。
家内から電話・・・。
家:「店、開いていたから、□□と△△を残して、先に、私と〇〇で風呂に入るわ。」
私:「了解!」
事務所を後にして、 1F に降りたところで、二人に遭遇・・・。
私:「ガスは付いたから・・・。給湯システムもオンにしているから、そのまま入れるようにしてきた。」
家:「うん。ありがとう。」
私も娘等がまつ店に急ぐ。
私:「何か頼んだん?」
長 & 次:「まだ~。」
スタッフに声を掛ける。
私:「オーダー大丈夫?」
ス:「はい。大丈夫です。」
私:「店、瓶とか丈夫だったん?」
ス:「いや。僕も今来たばかり何で、よく分からないんです。」
私:「そうなん?じゃあ、とりあえず、・・・・・・・・・・・・・・・をお願いします。」
娘等の意見を聞きつつ、数品をオーダーする。
ドリンクと突き出しが出てきたので、飲食しつつ、注文したものを待っていると・・・。
家内と末娘が入ってきた。
私:「あれ?どうした?」
家:「うん。こっちも安全装置が作動していたみたいで・・・。」
私:「ああ。そうなん?ゴメンゴメン・・・。自宅と一緒でガス管に残ってたんか~?」
家:「たまたま、住人が通ったから、安全装置を外せば使えますよって聞いたんだけど、鍵があるのかな?扉が開かなくって?」
私:「ん?メーターボックス?鍵は無いよ。じゃあ、俺が行ってくるわ。」
家:「私も〇〇も家に帰って、お湯でタオル濡らして身体を拭くから、二人を行かせてやって・・・。」
私:「でも、まだ、料理何も出て来てないぞ~。」
家:「そうなん?」
私:「うん。まあ、良いわ。取り敢えず、解除してくるわ。」
再度、事務所へ引き返し、念のため、先ほど点けいていた給湯システムをオフにして、キッチンのコンロも元栓を占める。
メーターボックスを開けて、自宅の時と同じ要領で解除・・・。
3 分ほど、時間を潰して、シャワーを出してみる。
ジャー・・・。
少しするとお湯に変わってきた・・・(^▽^)=3 ホッ
店に戻ると、まだ、オーダーしたものが来ていなかった。
しばらくして、何故か、家内と末娘の頼んだものが先に出てきた・・・。
私:「あれ?もしかして、焼き鳥とか串に刺たり、仕込みがいる奴は時間が掛っているのかなあ?」
家:「ああ。そうかもよ。」
私:「う~ん。そうかあ・・・。」
スタッフを呼ぶ。
私:「何かすぐに出来るものってある?」
ス:「う~ん。やみつきキャベツとかならすぐ出せるんですけど・・・。」
私:「ああ、そう?ここの名物のなんやったけ?ネギのやつ?」
ス:「ネギ盛りですか?」
私:「うんうん。じゃあ、それとキャベツを 4 人前ずつ頂戴。」
ス:「はい。ありがとうございます。」
しばらくすると、スタッフが戻ってきた。
ス:「すいません。キャベツが 1 人前しかないらしいです。」
私:「まあ。いいや。任せるよ(笑)。」
その後、ボチボチと出てきだした焼鳥を食べつつ、ある程度、食を満たしたところで、長女と次女は風呂に入りに行く。
その間、残った、家内と私と長女は、少しずつつまみながら、娘等を待つ。
いつも長風呂の長女だが、この日ばかりは、カラスの行水で上がったみたいで、30 分も待たないうちに戻ってきた。
自宅に戻り、念のため、皆で 2 階で寝ることにする。
この日、起きた地震は・・・。
震度 6 弱・・・ 1 回
震度 3 ・・・・・・ 1 回
震度 2 ・・・・・・ 6 回
震度 1 ・・・・・・ 14 回
次回へ・・・。