前回の続き・・・。
2つ目の心的要因は、私にとって、人生を考え直すような重大なことなので、ここでは伏せておく。
そして、これもかなりハードな身的要因だった。
遡ること 7 年前の 7 月・・・。
私は、当 Blog でも紹介したように腰椎ヘルニアで入院した。
その際は、動くことが出来なくなり、救急車で運ばれる騒動になったのだが・・・。
私の場合は、腰椎の 4 番目と 5 番目の間の軟骨が飛び出していて、神経を圧迫して痛みが出る症状だった。
退院後は、右太ももの神経が無くなるかのような無感覚を味わい、しばらくすると、その無感覚ゾーンが移動して膝付近に定着していた。
ヘルニアを経験した人には、「右をやると必ず左も出るよ。」と言われていたのだが・・・。
7年経過はしていても、腰には十分なケアをしているつもりだった・・・。
しかし、今夏、何だか腰が重くなってきた。
KAN-GEN-KUN に入りつつ、騙し騙しの日々を送っていたのだが・・・。
とある理由で、 6 ~ 7 時間、座ったままにならないといけない状態になってしまった。
前回の、仁川空港で座りっ放しと似たような状況ではあるが、場所は空港ではない。
大阪に帰り、左に鈍い鈍痛を抱えながら、「これはヘルニアの再発だな。」と確信はしたものの、前回の処置は、結局、投薬による痛みの誤魔化しにしか過ぎなかったので、今回は、病院を当てにせず、自力で治そうと試みる。
しかし、これが生半可ではない。
オフィスにきて、 PC の前に座り、しばらく作業をしていると、腰が固まり、立ち上がるのが困難になり、昔の老人のように腰を上げて移動するような状況に・・・(笑)
歯磨きする際に、中腰が出来ない・・・(笑)
我が家は座卓なのだが、一旦座ると、立ち上がり、背中を延ばすのに、かなりの時間を要するように・・・(笑)
この頃になると、右の膝の無感覚ゾーンが消えて、左の太ももに移っていた。
何故だろう・・・?
そして、外出先でも・・・。
銀行の ATM に並んでいる時、長蛇の列ができていたのだが、立って同じ姿勢を取っていられない私は、列を捌くための紐付きポールに捕まり立ちしなければいられない状況だったのだが・・・。
一歩を踏み出そうとすると、膝から崩れ落ちそうになること数回・・・(笑)
因みに、銀行の ATM コーナーの前で見かける紐付きポールの正式名称は「ベルト収納式ポールパーテーション」というらしい。
同じようにコンビニで、チケットマシーンを操作していたのだが、操作をするものの、最終のところで操作が出来なくなってしまうので、店員さんに、本部に聞いてもらったのだが・・・。
これが思った以上に、長い時間待たされて・・・。
腰が砕けて、目の前のコピー機に突っ伏してしまうほどだった・・・(笑)
目の前のどでかい男が、急に突っ伏したので、慌てる店員さん・・・。
店員さん(以下:店):「大丈夫ですか!?」
私:「ああ。すいません。ヘルニアで腰を痛めているもんで・・・。大丈夫です。大丈夫です。」
・・・とは言うものの、脂汗を流している私を見て、更に動揺する店員さん。
私:「まだ、時間かかりそうですか?」
店:「はい。今、本部に問い合わせているので、もう暫くかかると思います。」
私:「申し訳ないですけど、後日、また来ますので、その時に結果が分かるようにしておいていただけませんか?」
店:「はい。わかりました。」
私:「佐々田と言いますのでよろしくお願いします。」
店:「佐々田様ですね。了解しました。」
私:「すいません。お手数をお掛けします。」
店:「いえいえ・・・。」
・・・と、コンビニを後にする始末である。
後日、そのコンビニを尋ねたら、きちんと申し送りが出来ていて、私の目的は達することが出来た。
あの時の店員さん、申し分けありませんでした・・・m(_ _)m
それからも腰を騙し騙しの生活は続くのだが、出張等は、待ったなしで入ってくるので、コルセットを巻いて、何とか凌いでいた。
そして、少し症状が和らいできたと思って、 KAN-GEN-KUN で治癒を急ごうと思って寝そべること 30 分・・・。
声:「これで良くなれば良いのだが・・・。」
翌朝、布団から起きると、激痛が・・・!
声:「ああ。そうか・・・。痛みを嫌がった脳の神経が、痛みを誤魔化し始めていたのに、KAN-GEN-KUNに入ったことで、正常な状態にしてしまったのか・・・(苦笑)。」
そして、私の闘病は、しばらく続くことになる。
次回へ・・・。