前回の続き・・・。
9 月も中旬が過ぎ・・・。
K さんから電話があった。
K :「ご無沙汰しています。 K です。」
私:「はい。ご無沙汰しています。」
K :「 M さんから今年は順調に収穫できているって連絡がありました。本当にありがとうございます。」
私:「そうですか?良かった、良かった。気にはしていたんですけどね。」
K :「社長のところには連絡ないですか?」
私:「まだ、無いですね(笑)。まあ、そろそろ連絡あるかなぁって思っていたところ何で・・・(笑)。」
K :「本当にありがとうございました。」
私:「いえいえ。取り敢えずは良かったですね。」
K :「ありがとうございます。」
それから数日後・・・。
リンゴが届いた。
箱を開け、確認する・・・。
声:「うん。抗酸化のエネルギーはある!ただ、少し邪魔する力が働いているかな?」
リンゴを撮影していると、末娘が・・・。
末:「食べた~い!」
・・・とのたまってきた。
私:「ああ。良いよ。剥いてあげるから、軽く水洗いして、包丁と広告持っておいで。」
末:「そのまま食べてみたい。」
私:「ん?皮ごとか?」
末:「うん。」
私:「じゃあ、お父さんもそのまま食べてみようかな?」
末:「うん。洗って来る。」
私:「うん。よろしく!」
水洗いしたリンゴにガブリと一口噛り付いてみた。
スーパーで買うリンゴは、甘味の奥にえぐみを感じたりするのだが、一切、それもない。
食べ進めていく・・・。
果汁もべたつきが無い・・・。
声:「一年目でこれだけできれば上出来だよ。」
私:「どう?」
末:「うん。美味しい!」
私:「違いが分かるか?」
末:「う~ん・・・。よく、分かんないけど、いつものより甘く感じる。」
私:「そうか。そうか。十分、十分(笑)。」
家事をしていた家内もやって来て・・・。
家:「切らなかったの?じゃあ、お母さんもそのまま食べてみようかな?」
家内は、リンゴは果物としてのランキングは評価が余り高くない・・・(笑)。
家:「これはえみなに漬けなくていいの?」
私:「ああ。大丈夫、大丈夫。そのまま水洗いして食べたら良いわ。」
私は M さんに電話を掛ける。
(トゥルルル~)・・・p(・o・)・・・(トゥルルル~)
私:「お世話になります。リンゴ届きました。ありがとうございます。」
M :「如何でしたか?」
私:「ちゃんと、抗酸化の効果出てますよ。」
M :「良かった。ありがとうございます。」
私:「黒星病はどうでした?」
M :「お陰様で、全く、影響なしでした。」
私:「それは良かった!農薬と肥料はどうされました?」
M :「農薬は回数が 2/3 より少ない程度ですかね。肥料は、教えて頂いた発酵堆肥だけです。」
私:「そうですか。一年目から凄いんじゃないですか?」
M :「はい。ありがとうございます。」
私:「皆さんの評価はどうですか?」
M :「いつもより美味しいって、評判良いです。」
私:「それは良かったですね。お客さんの評価が全てですから。」
M :「はい。本当に評判良いですよ(笑)。」
私:「はい。自信もって続けてください。」
M :「ありがとうございます。」
電話を終え、リンゴを食べている家内に聞いてみた。
私:「どう?」
家:「うん。美味しい。これは大丈夫みたい(笑)」
私:「大丈夫って・・・(笑)。」
家:「だって、そのまま食べると、皮の下にえぐいところがあるじゃん。」
私:「まあ、そうやが・・・。」
夜は、食後にきちんと皮をむいて食べてみた。
当たり前の話だが、美味・・・!
末娘は、剥いた皮を見て・・・。
末:「皮食べても良い?」
私:「良いけど。そんなん美味しかったん?」
末:「うん。」
どうやら皮まで美味しく頂ける抗酸化リンゴが出来たようだ・・・(笑)。