前回の続き・・・。
3 月 20 日~ 22 日の 3 連休。
私は、本来は、 3 月 18 日に“健康博覧会 2020 ”、 3 月 19 日に“Medtec Japan 2020 ”へ行く予定だった。
しかし、新型コロナウィルスの影響で両展示会が延期になってしまった。
そこで、私は、 19 日から 20 日にかけて毎年恒例の伊勢神宮参拝に行くことにした。
19 日のお伊勢参りは、例年と違う様相で驚いた。
人手は例年ほどではないのだが、圧倒的に若者が多いのである。
マスクを着けているもの、着けていないもの、マチマチだが、皆一様に参道脇のお店で何かを買って、歩きながら食している・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
まあ、自粛ばかりで、限界が来ているのかなと思いつつ参拝を済ました。
これには驚いたが・・・(笑)。
そして、大阪に帰って来て、翌日の伊勢神宮の様子がニュースに流れているのを見てさらに驚いた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
三重県伊勢市の伊勢神宮に向かう伊勢自動車道下りの伊勢 IC 付近では 21 日、一時約 5km の渋滞が発生するなど、大勢の観光客でにぎわった。
伊勢神宮内宮周辺の 11 カ所の市営駐車場(合計 2,368 台収容)と外宮周辺の 4 カ所(合計 440 台収容)の駐車場はほぼ満車で、空きを待つ自家用車の長蛇の列ができ、通常の連休の光景が見られた。
伊勢神宮の事務をつかさどる神宮司庁によると、 3 月に入ってからの参拝客は例年比で 3 割ほど減少しているものの、この 3 連休は人出が戻ってきた感じがするという。
伊勢神宮では、参拝の前に手を清める手水舎の柄杓(ひしゃく)を撤去し、新型コロナウィルスの感染拡大防止に努めている。
広報担当者は「職員も含め、一人一人がマナーを守り、感染予防に気をつけて参拝していただきたい。」と話していた。
伊勢神宮の門前町・おはらい町の一角にあるおかげ横丁もいつもの連休同様のにぎわいを見せた。
おかげ横丁を運営する「伊勢福」の広報担当者は「この連休は例年の 9 割ほどの人出。若い人たちが多く、家族連れが減っている印象を受ける。」と話していた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
何やら不穏な空気を感じる私なのだが・・・。
各地の様子をピックアップしてみよう・・・。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【北海道】
今月 14 日から今シーズンの営業を始める予定だった“おたる水族館”は、新型コロナウィルスの影響で再開を延期していたが、道の緊急事態宣言が解除されたことなどから 20 日、予定より 6 日遅れでオープン。ウイルス対策としてドアや手すりの消毒を 1 日に 3 回行い、人が集まりやすいショーは屋外に限り公開しているが、この 3 連休は普段より客足は鈍いものの 3 連休の初日を楽しむ家族連れで賑わっていた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【仙台】
東京オリンピックの聖火を東日本大震災の被災 3 県で巡回展示する催し「復興の火」は 21 日、仙台市で行われ、約 5 時間半で約 5 万 2,000 人が観覧した。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、主催する宮城県は混雑緩和に努めたが、想定( 1 万人)の 5 倍以上の人出に 500m を超える長蛇の列ができ、感染リスクが高まる密集の中、数時間待つ状態が続いた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【東京】
3連休中日の 21 日、花見スポットとして知られる上野恩賜(おんし)公園はソメイヨシノが五分咲きとなり、大勢の観光客の姿が見られた。新型コロナウィルスの感染が広がる中、マスク姿の人が目立った。都は感染拡大を防止するため、お花見シーズンの宴会自粛を要請しており、例年、シートを敷いた団体客でにぎわう同公園でも、貼り紙や看板などで「宴席禁止」が呼びかけられていた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【埼玉】
県や国がイベント開催の自粛を求めてきた格闘技イベント「 K-1 WORLD GP 」が、さいたまスーパーアリーナで、 22 日に開催され、およそ 6,500 人の観客が来場した。
K-1主催者:「いろんな、そういったご意見があるのはもちろん理解していますけど、われわれとしては会場さんと話して、一番できる最大限の予防策、対応策を講じているので、大会をやろうと思っています。」
政府関係者:「あり得ないよ。国賊だろ。責任取れるのか?」
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【愛知】
犬山市にある日本モンキーパークも 20 日、 19 日ぶりに営業を再開した。モンキーパークでは営業再開に合わせ、屋外体験型のアトラクションエリア「わんだ村クエスト」と「きかんしゃトーマスとなかまたち わくわくフェスティバル!」を新たにスタート、大勢の家族連れでにぎわった。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【大阪-兵庫】
大阪府と兵庫県が、不要不急の往来などの自粛を呼びかけ、大阪市や神戸市は、人通りの少ない 3 連休初日となった。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【鳥取】
鳥取県境港市の水木しげるロードが脚光を浴び、「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場する妖怪アマビエに、神頼みならぬ妖怪頼みに願いを託そうと各地から妖怪詣での観光客が訪れている。館内には妖怪アマビエのパネルを 2 か所に設置し、うち一つは今回の反響を受けて 19 日に設置したばかりで、水木しげる記念館では、今月の来館者数が去年の同じ時期に比べて 3 割減っているが、 3 連休初日は驚くほどの賑わいになった。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【徳島】
春の風物詩、四国の霊場八十八ヵ所をめぐる白装束に身を包んだお遍路さんが訪れるのは、徳島県鳴門市にある一番札所の霊山寺。四国八十八ヵ所霊場めぐりは、毎年春の訪れとともに多くのお遍路さんでにぎわうが、今年は新型コロナウィルスの影響で団体客が減少し、駐車場に観光バスは停まっておらず、お遍路さんの姿もまばらで、霊山寺によると、今年、お遍路に訪れた人の数は例年の半分以下に落ち込んでいる。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
【熊本】
3 日から臨時休業していた荒尾市にある九州最大級のレジャーランド「グリーンランド」が、 20 日、 17日ぶりに営業を再開し、「クレヨンしんちゃん」や「仮面ライダーゼロワン」のイベントがある「こども博」を目当てに、開園前から大行列が出来るほど、多くの人たちが 3 連休初日を楽しんだ。開園は午前 9 時半だったが混雑を避けるため 10 分前倒しし、新型コロナウィルスの感染予防のため、入り口にはアルコール消毒が設置され、このほかジェットコースターなどのアトラクションは運行ごとに座席や手すりをアルコールで拭き、定員を減らして座席の間隔を空ける措置をとり、お化け屋敷などの屋内施設は 2 時間おきに換気していた。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
休校措置から 3 週間弱、自粛ムードにやや飽きてきたのか・・・?
「マスク不足深刻」
「コロナ慣れ」
「自粛疲れ」
連休明けの 3 月 23 日、新型コロナウィルスにまつわる語句が相次いでツイッターのトレンドワード入りした。
気持ちは分からないでもないのだが・・・。
やや気持ちの弛んだ日本のようだが、新型コロナウィルスに感染し、ロンドン市内の病院に入院している 39 歳の女性が、集中治療室( ICU )から重症化するリスクを訴える動画が SNS に投稿され、注目を集めている。
今まで、新型コロナウィルスに感染し発症すると、具体的にどのような状態に陥るのかが分からなかったのだが、彼女の真剣な訴えには耳を傾けた方が良いと思う。
アメリカ・フロリダ州のビーチでは、春休みを満喫し、「ウィルスうつったらそれはその時」とうそぶいている若者が TV で紹介されているが・・・。
世界的に高齢者を中心に多くの犠牲者が出ている中、海外のネット上では「 Boomer Remover (ブーマー・リムーバー)」という言葉がトレンド入りしている。
「ブーマー」とは、 1940 年代に生まれたベビーブーム世代など高齢者を指す言葉のこと。
「『ブーマー』は地球環境をダメにしている。で、地球がブーマーを殺すウィルスを作り出した。だからコロナは『ブーマー・リムーバー』って命名すべき。」
つまり、“新型コロナウィルスは高齢者を除去する装置である”ということを意味しているそうだ。
日本でも迷惑をかける高齢者を「老害」と呼ぶ風潮があるが、ブーマーもこれと同じように使われている。
日本の若者がこうでないことを切願うばかりだ・・・。
この Blog を投稿している最中に、コロナウィルス感染で入院されていたタレントの志村けんさんが死去すると言う訃報が流れた。
ドリフターズを見て育った私にはただただ残念でしかない・・・。
ご冥福をお祈りします。
次回へ・・・。