「真実の口」2,178 来るべき大地震に備えて ㊶

前回の続き・・・。

熊本地震でのマンション被害の実例を紹介されている田中昌樹さんとのレポートを紹介する。

大規模災害とマンション~熊本地震、東日本大震災の事例を通じて~

一つ目のケース

熊本地震・マンション被害ケース①
Aマンションの取り組み①
Aマンションの取り組み②

総会から取り壊しまでの流れ

Aマンションの取り組み③

一つ目のケースは、マンションが被害を受けて、総会を開き、被害が甚大であったため、取り壊しの決議が比較的スムーズに行われたようだ。

二つ目のケースである。

Bマンションの取り組み①
Bマンションの取り組み②
Bマンションの取り組み③

総会から取り壊しまでの流れ

Bマンションの取り組み④

二つ目のケースは、一つ目のケース程、被害が深刻でなかったため、総会では、復旧・建て替え・取り壊しと意見が割れ紛糾したようである。

マンションは財産であり、居住空間でもある。

ここで、もう一度、摂南大学・西村勝尚特任教授らが算出した、超高層ビルが半割れの 2 度の揺れに襲われたケースのシミュレーションを見てみよう。

摂南大学・西村勝尚特任教授

この場合、住民の総意はどうなるのだろうか?

前述したが、賃借人(賃貸居住者)は口の挟みがない。

序に、東北大学研究チームが算出した‟南海トラフにおける後発地震の発生確率と確率利得”もおさらいしてみよう。

南海トラフにおける後発地震の発生確率と確率利得

総会で、アレコレ決議する時間的猶予・精神的余裕はどれほどあるのだろうか?

次回へ・・・。