「真実の口」2,250 サバイバー ⑧

前回の続き・・・。

待合室で待つことしばし・・・。

看護師さんから声が掛かる。

看:「 ○○○ 番の方~。」

私:「はい。」

看:「これで、呼吸機能検査は終わりですので、このファイルを持って、次の診察に行って下さい。」

私:「はい。」

看:「次は、マスター負荷心電図検査になっていますね~。ただ、時間がかなり空くので、受付だけ先に済ませておいてもらっても良いですよ。」

私:「はい。」

家内に向かって・・・。

私:「じゃあ、取り敢えず、受付だけ済ませとくか?」

家:「うん。」

呼吸器機能検査と同じ26 の窓口へ向かう。

私:「すいません。 13 時からなんですけど、受付だけ済ませておいて良いですか?」

受:「はい。ファイルを頂きますね~。」

私:「はい。」

受:「お名前をお願いします。」

私:「ささだきょういちです。」

受:「誕生日もお願いします。」

私:「 1964 年 3 月 17 日です。」

受:「はい。ありがとうございます。マスター心電図検査と CT 検査ですね~。」

私:「はい。」

受:「CT 検査は込み合ってて、時間がかかるので、どちらも受付を済ませて、どちらか早い方を先に受けられるようにしましょうか?」

私:「ああ・・・。それが出来るのであれば、それでお願いします。」

受:「はい。分かりました。」

私:「・・・。」

受:「それでは、二つとも受付は済ませましたので、時間になりましたら、再度、こちらにお出でになられてファイルを見せて下さい。」

私:「はい。分かりました。」

受付を済まして・・・。

私:「じゃあ、この間に入院前の面談でも行っとこうか?」

家:「うん。そうだね。」

私:「お腹は空いていないか?」

家:「うん。まだ、大丈夫。」

私:「じゃあ、俺が午後からの診察受けている間に、食べて来いや。」

家:「うん。」

私:「 1 階にレストランとカフェみたいなのがあったわ。」

家:「うん。適当に済ますから大丈夫よ。」

私:「ああ・・・。」

家:「きょういちは?」←我々、夫婦は、名前で呼び合っている・・・(。・_・。)ポッ

私:「ああ・・・。俺は良いわ。落ちつかんし・・・。全部済ませて考えるわ。」

家:「うん。分かった。」

私:「 1 階の総合案内の奥やなったな~?」

家:「うん。」

1F入院受付

5 番入院受付へと向かう。

受付の機械があり、本日入院の方と入院受付の方とに分かれていた。

入院受付のボタンを押し、待合室で待つことしばし・・・。

受:「 ○○○ 番の方~。」

私:「はい。」

受:「お名前をお願いします。」

私:「ささだきょういちです。」

受:「(ファイルを見せながら・・・)誕生日は間違いないですか?」

私:「はい。」

受:「今日は入院に当たっての面談で良かったですか?」

声:「良かったですか・・・。(う~ん)

私:「はい。」

受:「では、 6 番の窓口にファイルを提出して、奥のソファにお掛けになってお待ちください。」

1F入院相談支援センター

待つことしばし・・・。

スタッフ(以下:ス):「 ×× 番の方~。」←紙の受付番号

私:「はい。」

ス:「ファイルを確認しますね~。」

私:「(ファイルを渡しながら・・・)はい。」

ス:「お名前を確認しますね~。」

私:「ささだきょういちです。」

ス:「生年月日もお願いします。」

私:「 1964 年 3 月 17 日です。」

ス:「はい。ありがとうございます。」

私:「よろしくお願いします。」

ス:「どうされますか~?日を改めることも出来ますがどうなさいますか~?」

私:「いいえ・・・???」

声:「忙しいのかな?」

ス:「大丈夫ですか~?」

私:「はい・・・???」

声:「・・・ん?何あるんかな・・・?」

ス:「それでは、こちたの問診票にお答えになって、 〇 番の部屋でお話をさせていただきますのでしばらくお待ちください。」

私:「はい。」

家内に向かって・・・。

私:「どういうことやったんやろ?」

家:「あれじゃない。告知されたばかりだから、精神的に大丈夫かってことじゃないの?」

私:「ああ・・・。そういうことか~(笑)。」

家:「私はすぐに気付いたけど・・・(笑)。」

私:「全く、頭になかったわ。忙しいから、別の日に回されるんかなと思っていたわ(笑)。」

家:「きょういちならそうよね~。普通は精神的にショックを受けているもんなんよ。ふふふ・・・(笑)。」

そういや、頭頚部外科で冊子をもらっていた。

重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ 緩和ケア せん妄の予防と対策について

すぐに先ほどのスタッフが呼びに来た。

ス:「こちらの部屋にどうぞ。」

私:「はい。」

ス:「担当させて頂きます ◇◇ です。よろしくお願いします。」

私:「よろしくお願いします。」

ス:「問診票をお預かります。」

私:「はい、」

ス:「いくつか質問させていただきます。」

残念ながら、全質問を覚えているわけではないので覚えている内容だけをピックアップする。

私:「はい。」

ス:「もういちど、お名前と生年月日を確認させてください。」

私:「ささだきょういち。 196 年 3 月 17 日です。」

ス:「はい。ありがとうございます。診察を受けられたと思いますが、手術の内容は分かりますか?」

私:「はい。舌癌の除去手術です。」

ス:「はい。ありがとうございます。今までに大きなご病気はされたことがりますか?」

私:「はい。 〇 年前に×××××××× の手術を受けています。」←後日、寄稿予定。

ス:「まだ、治療されていますか?」

私:「いいえ。」

ス:「お薬は何か飲まれていますか?」

私:「いいえ・・・。」

ス:「ご家族にがんになられた方はいらっしゃいますか?」

私:「はい。両親と兄が・・・。」

ス:「はい。ありがとうございます。糖尿病の治療を受けていますか?」

私:「いいえ・・・。」

まだまだ続くので次回へ・・・。