「真実の口」2,242 サバイバー ①

昨年末、 11 月~ 12 月にかけて休稿させていただいた。

その理由を記したいと思う。

昨年 10 月くらいに左下の義歯に違和感を覚え始めた。

何故、義歯にしているのかという話は長くなるがこの寄稿に後に記したいと思う。

最初は、物が良く詰まるという違和感に始まった。

そして、義歯を付け続けると、痛みが伴うようになってきた。

そこで、食事の時以外は外すようにしていた。

しかし、舌に触れるのか、舌の左側に痛みを感じるようになった。

鏡で見てみると、左側が炎症しているようだった。

食後に歯に物が挟まり、舌を使って取ろうとする痛みが走り、うまく動かせないもどかしさを感じ始めた。

仕方がないので常時外すようにしてみた。

それでも、中々、炎症が収まらないので、ネットで調べてみた。

舌の炎症・・・■_ヾ(・・*)カタカタ

舌炎・・・。

舌痛症・・・。

口内炎・・・。

腫瘍・・・。

舌癌・・・。

口腔カンジダ症・・・。

口腔扁平苔癬・・・。

・・・等々が出てきた。

「舌の痛みが 1 〜 2 週間以上続く場合、口内炎以外の病気も疑われるため、一度医療機関を受診しましょう。」

歯科医でも良いとあったので、取り敢えず、かかりつけの歯科医を受診してみることにした。

10 月 21 日、午後。

かかりつけと言っても、コロナ以降、行っていなかったので、約 4 年ぶりの電話である。

私の住む地域では人気の歯科医である。

運のよいことに、翌日に予約が取れた。

ただし、当時の担当医師及び担当歯科衛生士は、既にいないということで、誰でも良いということになった。

家内は元歯科衛生士ということもあり、同じ歯科医院をコロナの間も受診していたのだが、家内によると、私が通っていた場所から移転しているということだった。

10 月 22 日、午前。

今後も縁のある日付が続くのだが、この日は長女の誕生日だった(笑)。

受付に予約の旨を伝える。

受付(以下:受):「健康保険証とマイナンバーカードで登録できますがどうされますか?」

私:「ん?じゃあ、マイナンバーカードで・・・。」

病院に来るのも数年ぶりの私は戸惑ってしまった。

受:「ではここにマイナンバーカードを置いて下さい。」

マイナ受付

受:「顔認証か暗証番号の入力をお願いします。」

私:「ほう~っ!じゃあ、顔認証でと。」

同意書が画面に表示される。

受:「同意書をご覧になって、問題なければ『同意する』を押して下さい。」

私:「はい。」

これで、受付完了らしい・・・。

受付を済ませると、結構多めの問診票への記入があった。

待つことしばし、名前を呼ばれ、診察室へ向かう。

数年ぶりということで、最初、歯科衛生士による口腔内のチエックを受けた。

歯科衛生師(以下:衛):「随分、久しぶりのようですが如何されました?」

私:「数週間前位から、舌に痛みを感じるようになって・・・。」

衛:「じゃあ、口を開けて下さい。見てみますね~。」

私:「はい。」

そして、例の呪文のような、 〇 番 C0 、 〇 番 C1 ・・・というチエックを受ける。

その後・・・。

衛:「磨き残しがあるので、歯ブラシでブラッシングしますね~。」

私:「はい。」

衛:「次に、先生が診られますで、しばらくお待ち下さい。」

次に、歯科医師が現れた。

医師(以下:医):

私:「 1 ~ 2 週間前位から、物が歯に挟まった時、取ろうとすると、舌に痛みが走るんです。」

医:「はい。では口を開けて下さい。」

私:「はい。」

医:「ちょっと大きな腫瘍がありますね~。」

私:「・・・。」

後で記すが、この時、私は全く気付いていいなかった。

医:「悪性腫瘍の疑いもあるので、⻭科⼝腔外科で診てもらった方が良いですね。」

私:「お願いします。」

医:「紹介状を書きますが、近くが良いですよね?」

私:「どこがあるんですかね?」

医:「大阪市内だったら、北区の〇〇病院、中央区の△△病院、寝屋川市内だったら◆◆病院・・・。」

私:「◆◆病院でお願いします。」

家からも事務所からも車で 10 分弱のとこである。

家内の母親を救急車で連れて行った縁のある病院でもあった・・・。

医:「では、紹介状を書きますので、受付でお待ち下さい。」

私:「はい。」

受付で待つことしばし・・・。

先ほどの衛生士さんがやってきた。

衛:「これが紹介状ですので、早めに予約して受診して下さい。」

私:「はい。ありがとうございます。」

会計を済ませ、事務所に帰り、さっそく◆◆病院へ電話する。

( ・□・) ]~~~~[ (・o・ ) モシモシ

病院受付(以下:病):「◆◆病院です。」

私:「歯科口腔外科をお願いします。」

病:「どちらからの紹介ですか?」

私:「◇◇歯科医院です。」

病:「はい。歯科口腔外科へ回しますので、ばらくお待ち下さい。」

後で、調べて分かったのだが、緊急以外は、予約がないと紹介しか受け付けないようだ。

歯科口腔外科(以下:腔):「はい。どうされました?」

私:「診察の予約を入れたいのですが・・・。」

腔:「紹介状はお持ちですか?」

私:「◇◇歯科医院からの紹介です。」

腔:「はい。分かりました。早い方が良いですよねえ?」

私:「そうですね~。今日とか明日とかは?」

腔:「予約でいっぱいなんで、診察室前で待ってもらうことならできますけど・・・。

私:「時間は全く読めないということですか?」

腔:「そうですね~。」

私:「明日はどうですか?」

腔:「明日も同じ状況で、診察室前で待ってもらうことになると思います。」

私:「一番早いと何時ですか?」

腔:「 25 日の 10 時であればお取りできますが・・・。」

残念ながら、その日は出張からの帰りの日で、早くても午後一になってしまうのだ。

この日も奇しくも、義母の誕生日である(笑)。

私:「その日は都合がつかないので来週はどうですか?」

腔:「 28 日の月曜日の 10 時 30 分は如何ですか?」

私:「その日なら大丈夫です。お願いします。」

腔:「では、予約をお取りします。問診等がありますので 15 分前には歯科口腔外科受付までおいで頂けますか?」

私:「はい。分かりました。」

そして、この 10 月 28 日も私が後述するといった重要な日であった(笑)。

次回へ・・・。