前回の続き・・・。
4 月 8 日(金)、政府の新型コロナ対策分科会が開かれ、今後急激な感染拡大が起き医療のひっ迫が想定される場合に社会・経済活動を再び制限すべきかどうかについて議論が行われた。
会合では、メンバーの専門家等が、検査の充実や医療提供体制の強化、それにワクチン接種の促進などの対策を確実に行った上でも、深刻な医療のひっ迫が想定される場合に、社会や経済への悪影響もある中で活動を再び制限するかどうか考えるべきだとする意見を文書で示した。
▽感染リスクが高い場所や場面に応じた対策をとること
▽高齢者が感染しない、重症化しないための重点的な対策をとること
▽感染拡大の中心となる年齢層や場所に速やかに対応すること
これらの 3 つの点について考えた上で、具体的な対策の選択肢を早急にまとめる必要があるとした。
尾身茂会長;
「きょうの議論でも一部の委員から『重症化の予防に重点を置いて感染の拡大をある程度は許容すべきではないか』という意見が出た一方『急速な拡大が起きた場合は高齢者など亡くなる人も増えるため対策が求められる』という意見も出された。市民の議論を反映して分科会の中でも意見が大きく分かれている。
こうした中で無理矢理コンセンサスを得るというのは不健全で、具体的な対策はどうなるのかどんな事態が起きうるのかを整理してなるべく早く提言としてまとめたい。それを踏まえて最終的には国が方向性を決めることになると思う。
“まん延防止等重点措置”を絶対にやらないとは言えないと思うが、それよりもまず新たな感染拡大の状況はどうなりそうで、それに対応した対策は何か、従来の重点措置は状況に適したものなのか考えておく必要がある。」
この発言を見て如何に思うだろうか?
結局、ワクチン接種が始まった 1 年前と何ら変わりないことを言っており、新たな対策を進言するにも至らない。
“まん延防止等重点措置”の効果検証さえ禄に出来ていない・・・。
それにも拘らず、飲食店に制限を掛けることを、未だに、ヨシとしている・・・(-“-;) ??
この分科会が対策で、最終的には国が方向性を決めて良いのだろうか・・・???
先週前半の感染動向を追ってみる。
リンクでの報告にする。
次回へ・・・。