「真実の口」1,644 新型コロナウィルス・・・156

イギリスから不吉なニュースが飛び込んできた・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

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訳:「最近の研究で、コロナ患者、退院後、 140 日内に 8 人に 1 人が死亡」

これは、英レスター大学と国家統計局( ONS )から構成された研究チームから発表された論文である。

この研究では、「研究者らは 47,780 人の退院患者を観察し、 COVID-19 の長期的な影響が心臓の問題、糖尿病、慢性肝臓、および腎臓の状態の発症につながる可能性があることを発見した。」ことを伝えている。

研究チームは、昨年 1 月から 8 月末までに入院していた英国内の新型コロナ患者を対象に追跡調査を行い、コロナに感染していないグループと再入院の割合や死亡率を比較したという。

ただ、この論文は査読をまだ受けていないということを先に伝えておく。

結論から言うと・・・。

「(新型コロナウィルスで入院し、退院した)患者の 29.4% が再び健康上の問題を発症し、再入院し、そのうち 12.3% が合併症で死亡している!」

なかなかショッキングなニュースではないか・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

論文によると・・・。

退院した元コロナ患者 47,780 人のうち 29.4% が、退院後 140 日以内に再入院!

更に、全対象者中、 12.3% が死亡!!

 しかも、コロナ感染していないグループと比較すると、再入院率は 3.5 倍、死亡率は 7 倍も高くなるようだ。

研究の著者の一人である Kamlesh Khunti 教授は、電報レポートで引用されているように、次のように述べている。

「人々は家に帰り、長期的な影響を受け、戻ってきて死んでいるようです。 30% 近くが再入院していることがわかります。それは多くの人々です。 数はとても多いです。」

また、 Khunti 教授は、「医療サービスは、 COVID-19 に対して、長期的かつ効果的な計画を戦略化し、用意する必要がある。」と語っている。

さらに、研究では、 70 歳未満の人々でさえ、肺、心臓、腎臓、肝臓に何らかの症状を発症し、感染からの回復後数週間または数ヶ月後に糖尿病の新しい症例が報告されたという。

Khunti 教授はこのことに関して、以下のように語っている。

「 COVID-19 がインスリンを作るベータ細胞を破壊して 1 型糖尿病になるのか、それともインスリン抵抗性を引き起こして 2 型を発症するのかはわかりませんが、我々はこれらの驚くべき糖尿病の新しい(タイプの)診断を発見している。

長期的な Covid-19 感染は、 1 つ以上の持続的な症状を患者に残しながら、感染が数週間以内に解消される状態です。

これには、とりわけ、呼吸の問題、関節痛、胸痛、味覚・嗅覚の損失、倦怠感などが含まれます。」

いやはや、罹ったら罹ったで、再入院の上、死亡率が高くなり、治癒したと思っていたら、知らない間に糖尿病になっているとは、ホント、ややこしい病気である。

これらの論文を読んで、日本の専門家は以下のように見ている。

西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学):

「回復したにもかかわらず、 1 割以上の人が亡くなるとは、感染症では考えられません。普通なら『治ったら終わり』ですからね。例えば、糖尿病や心臓病など、持病のある高齢者がコロナ感染によって体力を削られ、回復しても亡くなってしまう、ということは考えられます。高齢者だけに限って調査しているわけでもないので、いずれにしても、なかなか説明のつかない数字です。コロナウィルスとの因果関係が認められるのか、英国だけの現象なのかなど、さらに精査する必要があるでしょう。」

「治ったから安心?」

いやいや、この病気だけはそうは問屋が卸さないというかんじではないか?

研究グループは論文で、こう結論付けている。

『コロナ感染後に退院した患者は死亡や再入院、多臓器不全の割合が高く、そうしたリスクの増加は高齢者や民族集団に限定されるものではない。

回復後の症状に関するリスク要因をさらに理解するため、緊急の調査が必要であり、そうすることで、統計的にも臨床的にもリスクにさらされている集団に、より適切な治療を提供できるだろう。』

私は、このウィルスは、もう一波乱、二波乱、巻き起こすと想定している・・・。

ここまで、想定内で進んできた私の予想が、当たらないことを祈るばかりだ・・・。

次回へ・・・。