「真実の口」362 各地から来阪・・・③

前回からのつづき・・・。

この日は、海外からのお客様のダブルヘッダーだった。

午前は、アメリカからお越し頂いたHさん。

Hさんは、コロラド州で会社を経営しており、日本に住む友人から弊社サイトを紹介され興味を持ち、問い合わせのメールを頂いた。

それが、昨年の5月25日のことである。

大変、長いメールで、アメリカの現状、世界の現状、そして海外に居住している日本人として見た日本、etc・・・、様々な現状を憂えて、何とか自分もこの世の中を変えたいという凄く熱いメールを頂いた。

ふと、数えてみたのだが、その日から、今日現在まで、実に118通のメールを頂いている。

まずは、私のブログを読むことから始めて、抗酸化がどういうものかを理解したいということで、疑問が出る度に、問い合わせて頂いた結果である。

そして、頭で考えるより、早く体験してみたいと言うことで、商品の購入をしたいということだったのだが、海外への直接販売を行っていないため、まずは、商品を実家に送り、転送してもらうことになった。

「鮮度保持袋」いきいきパック、「作物成長促進シート」いきいきファームシート、「不思議なバケツ」いきいきペール、「洗浄ワックス」Natural Coat -Mugen-、「調理用セラミックス」コジョウパワー(炊飯用)、「多用途セラミックス」虹の栞、「抗酸化機能・綿パッド」もこもこパッド、 リーフレット、 「液体石鹸」えみな-Water-

とりあえず、自身と周りの人にテストしてもらい、反響を聞いてみたいと言うことだった。

現地に届いたのが、7月13日。

それから、様々な実験をして頂いたようである。

まず、最初に感じたのが、いきいきペールで作った水と水道水を比較したら、水道水は、明らかに臭いと味がするのが、ペールに入れた水はとてもまろやかでおいしく感じたらしい。

残念ながら、リーフレットで炭酸水の実験もしたらしいのだが、余りピンとこないというのである。

そこで、こんな実験をしたと、動画をUPして送ってくれた。

http://gallery.me.com/ken_hata#100025

如何だろうか?

違いが解るだろうか?

①両方のグラスにつぎ終わった後(映像開始1分前後)、リーフレットの上に置いてあるグラスは、細かい気泡が絶え間なくブツブツと水面に消えていっている。

②フォークを入れてかき混ぜる際(映像開始1分15秒前後)、明らかに、リーフレットの上に置いてあるグラスの方が気泡が立っている。

ただ、残念なことに、このような実験をする際にも、以下のような注意が必要であることを、H氏にはお伝えした。

ⅰ)炭酸は、液体に何か触れさせれば抜けるので、今回のように、どちらも、金属でかき混ぜれば、意味を成さなくなることと、それを、紙の上に置いただけで抜けるということが“不思議”なのだということ。

ⅱ) 実験する前に、炭酸を弊社商品の何らかに近づけていたら、コップ二つに注いでも、どちらも既に炭酸が抜けているので、実験の意味がなくなること。

ⅲ) 今回のように長い時間、数cmの距離で実験しても、抗酸化商品は影響を及ぼすこと。私が言う10秒程度であれば問題はないが、少くとも炭酸での実験は1m以上の間隔を置かないと影響を受けること。いきいきパック等の鮮度保持で何日もかける場合も少なくとも3m以上離さなければ影響を受けること。

私の回答に、H氏は、手っ取り早く、アメリカ人に伝える手段を模索しているのだが、何か無いだろうかと焦るご様子だった。

残念ながら、抗酸化の世界は、理屈で伝えようとすればするほど、相手も理屈で考えてくるので上手く伝わらない。

私は、基本、理解出来ないのであれば、無理に理解して頂こうとも思っていない。

理屈でなく、抗酸化商品を使うと、なんとなく良い。

引いては、それが、自身の健康に繋がり、環境浄化に勝手に貢献しているのだから、それ以上の理屈は不要なのではということをH氏に幾度となくお伝えしている。

そして、8月10日、ようやく、日本に帰る段取りが出来、1度目の対面をすることになるのである。

次回へ・・・。