「真実の口」683 食の安全に関する再考⑨

前回の続き・・・。

前回、先進国及び日本の公害につて寄稿した・・・。

経済発展のという華やかな表舞台の裏には、環境破壊という取り返しの付かない現実がある・・・。

そして、めざましい経済発展を遂げている中国もご多分ではない・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

当ブログでも、中国の現状を幾度となく、取り上げているが、中国の環境破壊問題は、中国だけの責任では無いと言うことも伝えている・・・。

では、改めて、中国の環境汚染について、考察してみよう・・・レッツ━o(・∀・)○━ゴー!!

今回は、大気汚染のみにスポットをあててみよう ・・・(★_★)キラ~~~~ン

“中国 大気汚染”というキーワードで検索してみる・・・□_ヾ(・_・ )カタカタ

Webで約3,020,000件、画像で約886,000件、動画で約76,300件がHitした・・・( ̄□ ̄;)!!

日本でも連日のごとくPM2.5が取り上げられ、その映像もかなりの方が見ていることとは思う・・・。

私自身も、昨年10月、20日間近くを中国で過ごし、気管支炎にかかり、今年の1月まで治らず、仕方なく医者に掛からねばならなかったという被害経験を持っている。

因みに、英語で“China Air Pollution”で検索してみた・・・□_ヾ(・_・ )カタカタ

Webで約92,700,000件、画像で約231,000,000件、動画で約5,150,000件がHitした・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

世界的に関心が高いのが良くわかる・・・(´・,_,・`)フムフム

取りあえず、いくつか画像をピックアップしてみよう・・・。

報道でも良く見かける霞んだ高層ビルに高速道路・・・。

霞んだ高層ビル群 霞んだ高速道路

後続の自転車やライトが点いた車さえ、見ることが出来ない・・・。

後続も見えない霞んだ道路

中国では、よく見る光景なのだが、こんな空気の中で体操をしても、却って身体を壊すだけだと思うのだが・・・。

朝の日課

中国のPM2.5の原因は・・・?

第一に、中国では、エネルギーの7割を石炭に依存していること。

因みに、石炭消費量の半分を火力発電業界で消費しているらしい・・・。

火力発電所

調べてみると。中国国内に、国営・民間を併せると、約1,400の火力発電企業がある。

そして、その売上げトップ10中に、国営企業が5社もあるのだが、これらの企業は、国の排気基準を再三にわたり違反しているというのだから、根が深い・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

第二に、中国国内で使用されるガソリンが低品質であること。

因みに、ガソリン内に含まれる硫黄含有量は、日本では10ppm以下に規制されているが、中国では、都市によって違い、北京では50ppm、その他の多くの都市では150ppmとなっている・・・。

大気汚染の深刻化を受けて、中国政府は石油燃料の品質規制を前倒しにする方針を打ち出したが、それが実行されるかどうかは、彼の国では定かではない・・・。

北京市当局の発表によれば、同市空気中の微小粒子状物質PM2.5の22%は自動車の排気によるもので、40%が市内と近隣省にある石炭を燃料とする工場が排出しているということらしい・・・。

先日、WHO報告で、2012年の大気汚染に起因する死亡者数が、700万人超と発表された・・・(●´д`●)マヂカョ・・・

そのうちの大半は、中国とインドである・・・。

少し、脱線するが、屋外大気汚染による死者が370万人、屋内大気汚染による死者が430万人という内訳である・・・…..〆(・ω・)フムフム

更に、その中味を見ると・・・。

屋外大気汚染による死者は、中国が166万人で、インドが93万人と続いている・・・。

屋内大気汚染による死者は、インドが169万人で、中国が162万人と続いている・・・。

中国での、屋内汚染死者が多いのは、暖房も含めた石炭系の燃料によるものと想像できるが、インドに関しては、電気を使える家庭が約5割程度で、その他の家庭では、牛糞を燃料に使っているというお国の事情もあるらしい・・・。

まあ、何にせよ、人口1位と2位の両国は、深刻な問題を抱え、そこから抜け出す術を見つけられずにいるというのが現状である・・・。

当然、汚染された大気中の物質は、雨により、地上へと降り注ぐ・・・。

山へ・・・。

川へ・・・。

海へ・・・。

農作地へ・・・。

これらが、何の影響もないと考える人はいないと思うが・・・。

次回へ・・・。