前回からのつづき・・・。
Hさんは、長野に実家があり、遠路、足を運んで頂いた。
初対面のHさんは、要潤似のイケメンだった・・・。
事務所に入り、冷房も入れていないことに驚かれたようだった。
因みに、その日の大阪の天気を調べてみた。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/27/6200/detail.html?c=2011&m=8&d=10
Hさんが訪れたのは2時なので、一番暑い35.6℃近辺じゃないだろうか?
雑談もそこそこに、5月から3ヶ月弱の間に、体験して疑問に思ったことや商品の薦め方等々、ノートにまとめてきた数十項目について、回答していった。
Hさんは、私とのメールのやりとりで、車社会のアメリカだからこそ、簡単に受け入れられそうだと言う理由から、洗浄ワックスNatural Coat -Mugen- を使って、燃費向上の実験を行っていた。
その結果が、これである。
http://www.aida-soken.co.jp/pdf/mileage1.pdf
因みに、1マイル=1609.344メートルである。
良い結果が出ていると言うことで、引き続き実験をしてみると言うことだった。
折角なので、以前、寄稿したことのあるオイル添加剤の改良版をお渡しした。
この添加剤は、私が普段運転している軽自動車のマツダAZワゴンで実験しているのだが、恐ろしい燃費向上を見せている。
添加前は、満タンにして320km前後しか走らなかったのに、添加後は、390超まで伸びているのである。
実は、Hさんは、この添加剤を、あえて名前は伏せるが、世界最大のスーパーマーケットチェーンに売り込もうと目論んでいるらしい・・・。
そうなると、いよいよ、“抗酸化溶液で世界は変わる”という、会田総研が掲げる一大テーマが実現に近づくのでは無いだろうか?
Hさんは、この後、被災地である女川へ行くということだった。
・・・と、ここまでは、最初の訪問時のことである。
そして、先日、2度目の来阪をして頂いた。
朝9時というアポイントをしてきたのだが、長野からだと4時間はかかる・・・。
5時に出てくるのだろうか?
時間通りに、会社に現れたHさんに「何時に出てきたの?」と尋ねてみた。
すると、何のことはない、前日に成田へ着き、その足で新幹線を使い新大阪まで来て、新大阪に宿泊していたと言うことである。
この日の大阪も寒く、偶然にも、前回訪問時の暑い日と今回訪問時の寒い日の両方の抗酸化工法の室内を体験することになった。
Hさんは、私とのミーティングが終わると、私が事前にセッティングしていた長野抗酸化工法研究会会長の共進住建・松澤社長に会いに行くので、挨拶もそこそこに、進捗状況を聞いた。
そして、今回は、前回みたいに数十項目というわけではなかったが、またまた湧きあがってきた疑問に回答していった。
前回からの、燃費向上実験も報告して頂いた。
これがその結果である。
http://www.aida-soken.co.jp/pdf/mileage2.pdf
11月上旬までは、順調に伸びていたようだが、それ以降が、あまり良くないという中間報告は受けていた。
湿度の問題だろうか?というHさんに対して、北海道でも湿度は低いから、関係ないと思う旨の回答をしていた。
そして、今年の大阪の冷え込みで、原因がわかった。
私の軽自動車でさえ、340km程度まで落ち込んだのである。
そして、表を良く確認してみると、前年度の無添加の状態時には32マイル前後なのに、添加剤投入後には、36マイル前後は走っているのだから、やはり燃費は伸びているということだ。
寒さによって、エンジンを暖めたりする負荷がかかったのだろう・・・。
11時半過ぎには出ないと松澤社長に会えなくなると言うことで、Hさんは慌ただしく帰って行かれた。
話は変わるが、私も忘れていたので、皆も忘れていると思うのだが、東日本大震災の翌日3月12日に、長野県北部で地震が起きている。
M6.7の最大震に続いて、M5以上の2回の余震が起き、最も大きな被害の出た長野県下水内郡栄村は、未だ、復興されていないという。
Hさんは、同郷と言うこともあり、栄村役場の人に既にアポイントを取り付け、日本にいる間に、復興計画の中に抗酸化を取りいれられないかという話をしてくると言う。
そして、再度、東北の被災地入りをしてくるという。
いやはや・・・行動力に脱帽だ。