「真実の口」895 環境回復農法~技術指導~35

前回の続き・・・。

秋晴れの、左沢(あてらざわ)で、U氏との惚けた会話が続けられる・・・。

私:「以前にも、お話ししたと思うんですが、私らの専門は建築ですよねぇ。」

U:「はい。」

私:「建築の場合は、抗酸化工法の家に住んでも、その凄さを実感できる人はなかなかいないんですが、何らかの病気を抱えた人は、その凄さがその空間に入っただけで判るんですよ。」

U:「ええ。」

私:「人間は、どうしても今まで得た知識や経験で物事を判断し、自身の常識という殻にあてはめてしまいますからねぇ。」

U:「そうですねぇ・・・。」

私:「抗酸化工法の空間や抗酸化溶液活用製品の効果を、理屈や原理でなく良いと判断するのは、ペットや赤ちゃんそして子供です。」

U:「はあ・・・。」

私:「そして、植物です。野菜や果樹は、勝手に答を出してくれるんですよ。」

U:「そうですね・・・。」

私:「Uさんのような農業に携わっている人は、その変化を自身でキャッチしないと、環境回復農法を持続できないと思いますよ。」

U:「確かに、そうですねぇ・・・。」

私:「ところで、もうこれからは、何もすることはないですよねぇ?」

U:「そうですねぇ・・・。」

私:「じゃあ、来年に向けての、土壌作りをしていきましょうよ。」

U:「はい。言われたように、酵素作りをして撒いてはいるんですが・・・。」

私:「どれですか?」

U:「ああ。あっちに作ってますんで、ご覧になりますか?」

私:「はい。是非是非・・・。」

農園の隅に移動する・・・。

発酵用タンク

私:「ああ、抗酸化溶液を入れて塗料で塗られたんですか?」

U:「はい。言われたように、抗酸化溶液を入れて、青のペンキで塗っています。」

私:「なかなか器用に塗られていますねぇ・・・(笑)。」

U:「これがサクランボですね・・・。」

環境回復農法用発酵サクランボ

中の香りを嗅いでみると、チェリー酒のような良い香りが立ち込めていた・・・???(0^□^0)???

私:「良い感じで出来上がっていますねぇ・・・。」

U:「そうですか?ありがとうございます。こっちが李(すもも)ですね。」

環境回復農法用発酵李(すもも)

こちらも、飲みたくなるような香りが・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

ただ、どちらも水分が少ないようなので聞いてみた。

私:「水分が少ないようですけど・・・?」

U:「水は殆ど入れないんですよ。自身で作った乳酸菌と納豆菌を上から振りかけているだけです。」

私:「ああ、そうなんですか?酵素を作られる方の殆どが勘違いしているみたいですけど、水と砂糖を入れた方が良いですよ。」

U:「はあ・・・?」

私:「水と砂糖はバクテリアのエサになりますから、発酵速度が促進されますから・・・。」

U:「ああ、そうなんですか?」

私:「私らは、何でも手短にやりたい方なんでね・・・(笑)」

U:「判りました。」

次回へ・・・。