前回の続き・・・。
何故、環境回復農法が、他の農法と違うのか・・・?
実は、この答のヒントは、今回の50回にわたる寄稿の中にあったのだが、気付かれた方はいただろうか・・・??
如何、だろう・・・???
答はこの中にある・・・。
植物が光合成をするのは誰でも知っていることだが、その本質は、還元力を得ることだということを伝えた・・・。
『光によって環境中の物質から還元力を取り出し、その還元力とエネルギーによって二酸化炭素を有機物に固定する反応』
しかし、光合成だけでは、生命エネルギーの源となるブドウ糖を作ることはできない・・・。
当然、根から吸い上げられる水が必要になってくる・・・。
環境回復農法に使われる水はどんな水だったっけ・・・?
抗酸化セラミックと抗酸化タンクで作られた、“活性還元水”ではなかっただろうか・・・??
つまり、環境回復農法の作物は、『光によって環境中の物質から還元力を取り出す』ことをしなくても、常に、還元力を持った水を根から吸い上げるのであるから、光合成の力を借りなくても、生命エネルギーの源となるブドウ糖を作れる環境にあるということではないだろうか・・・???
人間を含む動物や昆虫類は身に危険を感じたら移動することで危険を回避できる。
しかし、植物は移動することができない。
そのため、自身を守るため、色・匂い・味を変えるのである。
そうすることにより、紫外線、その他の環境因子、害虫から身を守るのである。
環境回復農法に携わっている農家からよく聞く言葉なのだが・・・。
「余所の農家の〇〇は、日照不足で駄目だったけど、ウチのは大丈夫だった・・・。」
「余所の農家の〇〇は、異常低温で駄目だったけど、ウチのは大丈夫だった・・・。」
それもそのはず、自身でエネルギーを作り出すことが出来るのだから、他の農法に比べれば、気象条件の影響を遙かに受けないはずである・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
植物には、人間の血管に値する道管と師管がある・・・。
道管は、根から水と養分を運ぶ管である・・・。
環境回復農法下の土中は、バクテリアバランスが取れているため、発酵型のバクテリアが活性化している。
根からは、“活性還元水”と伴に、発酵型バクテリアが作った様々な養分が吸い上げられ、道管を通り、植物の至る所に届けられる。
師管は、葉などで作られた養分を運ぶ管である・・・。
環境回復農法下の作物は、四六時中、過不足なく、エネルギーを産むことが可能になっている。
葉からは、昼夜関係なく、必要に応じ、作られたエネルギーが、師管を通り、植物の至る所に届けられる。
余談だが、私は、会田氏手製の抗酸化ブレスレットと抗酸化ネックレスを起きているときは常時身につけている・・・。
そのため、抗酸化ブレスレットを外しても、ビールを注ぐと、炭酸が抜けてしまう・・・。
環境回復農法下の作物は、大地という巨大な抗酸化ブレスレットを身につけ、四六時中、抗酸化生活を送っているわけである・・・。
つまり、勝手に、病気になる素地がなくなるわけである・・・。
本来、自然は、常に過不足なくバランスを取ろうとしている。
環境回復農法下では、余計な肥料や薬を使わないため、自身の生命力を謳歌し、根が縦横に大地を這い、茎は太く高く成長し、葉は青々と茂っている・・・。
かたや、人間は、栄養過多の食事をし、結果として病状が出ると、すぐに薬に頼る・・・。
あるいは、頭でこねくり回した、自然にそぐわない健康法を取りいれ、却って、身体のバランスを崩してしまう・・・。
慣行農法がまさにこれではないだろうか?
肥料を与え、薬を投与し・・・。
まるで、生活習慣病になりなさいというようなものだ。
ストレスフリーで育った環境回復農法のエネルギー溢れる作物を摂るか、ストレス過多で育った慣行農法のエネルギーを奪われる作物を摂るか・・・?
それを決めるのは、あなた次第である・・・。
そして、もし、あなたの周りに農業に携わっている人がいたならば、聞いてみて欲しい・・・。
「健康ですか?」
「薬を飲んでいませんか?」
もし、農業従事者が病気であるならば、自分で作った作物を食べて病気になっているのだから、その農法は間違っていると言うこと・・・。
「その土が出した答が、あなたの病気です。」と・・・。
更に、病人が作った作物には、当然のごとく病気の波長が共鳴している・・・。
そんな物を食べていたら、あなたも共鳴しないとは言い難い・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
長きにわたり、お付き合いいただいたが、全51回で、「環境回復農法~技術指導~」の寄稿を終える・・・。