2022年 新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有り難く厚く御礼申し上げます。

2 年間にわたる新型コロナウィルスとの格闘。

度重なる“緊急事態宣言”、“まん延防止重点措置”の発出。

昨年は、一昨年から拡大傾向が続く中での、年末年始でしたが、今年はどのような新年を迎えているでしょうか?

今年の干支は“壬寅(みずのえ・とら)”です。

“壬寅”は「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になると言われているようです。

ここ数回前の寅年を見てみると・・・。

2010 年 – 度重なるアクシデントの末に小惑星探査機「はやぶさ」が世界で初めて地球重力圏外天体に着陸してのサンプルリターンに成功、無事地球への帰還を果たした。このニュースは日本のみならず世界中のメディアでもとりあげられ、大きな反響を呼んだ。

1998 年 – 新進党の 6 分裂や民主党の躍進、公明党の再発足、自社さ連立政権の終焉により政界勢力図が大きく変動した。

1986 年 – 一般的にこの年からバブル景気とされる。 1991 年初頭に崩壊するまで 4 年半( 1992 年初頭頃にバブル景気が正式に終結するまでを含めると、約 5 年余り)続いた戦後で二番目に長い好景気である。男女雇用機会均等法が施行。

1974 年 – 経済実質成長率マイナス 0.5% (戦後初のマイナス成長)。消費者物価 24.5% 上昇、狂乱物価。スタグフレーションが問題化。超能力ブーム。オカルトブーム。

1962 年 – 高度成長政策により日本経済の急速な発展が進む。

このように列強すると、「陽気を孕み、春の胎動を助く」というのもうなずける気がするのではないでしょうか?

毎年恒例ですが、元証券マンの私・・・(笑)

「丑年」の相場格言は、「千里を走る」・・・(;-ω-)ウーン

何やらよさそうな響きですが、寅年の相場は、躍進というよりも、政治・経済で波乱が起こりやすいという意味で解釈されています。

第二次世界大戦以降、過去 6 回の寅年相場の戦績は日経平均ベースで 1 勝 5 敗の大幅負け越しとなっているようです。

コロナ禍、政治・経済の混乱は歓迎したくないものですが・・・╮(︶﹏︶”)╭ヤレヤレ…

新型コロナウィルスが収束し、普通の日常を取り戻し、今年一年が、この星の生きとし生けるものにとって、幸多い年になることを願いながら、年頭のごあいさつとさせていただきます。

ASK株式会社
代表取締役社長 佐々田 共一