「真実の口」1,326 知らなければ気にならないのに、知ってしまうと気になる話⑫

前回の続き・・・。

《冷凍食品・第 5 話》

★ミートボール & ハンバーグ

お弁当の定番肉料理とも言えるミートボール&ハンバーグ・・・!

とりあえずいつもの如く、A〇a〇o〇で、冷凍ミートボールを検索してみた。

以下の商品は、検索上位にあったものをたまたまピックアップしたに過ぎないので邪推しないで欲しい・・・。

1 番目に表示されたのは、「MCC ミートボール 冷凍 1kg 」なのだが、MCC 社の HP を見ても、他を探しても原材料名が見つからなかった・・・。

2 番目に表示されたのは、「さんきん 訳あり タレ付 ミートボール 肉団子 1kg 」だったのだが、“訳あり”と言う表記が、如何にもらしいので除外した・・・。

3 番目に表記されたのだが、「岩田産業 業務用 ミートボール 1kg 」・・・!

これを使わしてもらう。

◆岩田産業 業務用 ミートボール 1kg

【原材料名】鶏肉、たまねぎ、粒状植物性たん白、つなぎ(パン粉、粉末状植物性たん白)、牛脂、豚脂、食塩、砂糖、香辛料、ビーフエキスポークエキス、揚げ油(なたね油)、加工デンプン、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)

【原産地】その他の国

次に、A〇a〇o〇で、冷凍ハンバーグを検索してみた。

1 番目に表示されたのは、「格之進 金格ハンバーグ セット 冷凍 白金豚 国産牛肉 150g × 5 個入り 」だったのだが、価格が 2,160 円と弁当には少し贅沢かなと思うので除外する。

2 番目に表示されたのは、「コム 国産冷凍(和牛入りワイン仕立てハンバーグ 60g× 20 個入り)」・・・!

これを使わしてもらう。

◆コム 国産冷凍(和牛入りワイン仕立てハンバーグ) 60g × 20 個入

【原材料名】食肉(豚肉、鶏肉、牛肉)、野菜(たまねぎ、生姜、にんにく)、豚脂、牛脂、ワイン、上新粉、粒状植物性たん白、ぶどう糖、食塩、牛肉エキス、香辛料、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)

【原産地】国内生産とは書かれているが原産地は不明

チキンナゲットの時と同じだが、植物性たん白で増量し、〇肉エキス調味料(アミノ酸等)で味付けしているわけだ・・・。

更に、牛脂、豚脂が使われているが、「真実の口」1,305 カレーが食べられなくなる・゚・(ノД`;)・゚・・①でも書いたように、この本の一文が気になる。

『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品 (講談社文庫)』

『怖い中国食品、不気味なアメリカ食品』

「カレーやシチューのルーには、外箱の原材料欄に《牛脂》と書かれていることがよくあるが、まさか高価な和牛の脂を使うとは思えず、当然外国産だろう。」

1kg 入り @ 720円のミートボールや 60g×20個入 @ 1,790 円のハンバーグに国産が使われているとは思えない・・・?

いやいや、真相は知りませんよ・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

加工でんぷんに関しては、今テーマの第 9 回を参考にして欲しい・・・。

ただ、私が言いたいのは、添加物や牛脂の話ではない・・・!

ある書物にこんな製造法が書かれていたのだ・・・。

本当に怖い?食べ物の正体

「ベースとなる肉は、精肉の過程で骨に残った肉を高圧洗浄で削ぎ落した大量の水を含んだ肉で、ペットフードなどにも使われる品位のものが使われることがあるようです。

また、豚や牛以外、馬や羊の同様の肉や、耳や鼻と言った可食部でない部分もミンチにして、まとめて肉として使います。」

これらを、植物性たん白で増量し、〇肉エキス調味料(アミノ酸等)で味付けしていると言うのだ・・・(●´д`●)マヂカョ・・・

実は、チキンナゲットでもこれに似た製造法が書かれていたのだが、原材料名等の表示は厳しくなっているので、ナゲットや上記のミートボールに鶏肉以外が使われてはいないと信じている・・・(>人<)オネガイ!!

ただ、ハンバーグに、豚肉、鶏肉、牛肉が揃い踏みしていると、「ん?」と考えてしまうのは私だけだろうか?

本書では、「別に肉のグレードが悪かろうが、耳や鼻が入っていようが、食品として販売できるグレードであり、なおかつ添加物の使用量が守られているのですから、薬品量が体に影響を及ぼすというのはないと考えていいでしょう。」としている。

懸念されるのは、味覚がこれらに慣らされてしまうことである。

もちろん、我が家では、これらの冷凍食品が食卓や弁当に入れられることは無い・・・。

★エビフライ

冷凍のエビフライを見て、ほぼ、同じ大きさ、同じ形状ということに疑問を持った人はいないだろうか・・・?

同じ大きさ、同じ形状のエビを選別している・・・??

そんなに都合よくいくだろうか・・・???

当然だが、エビには大きいのもいりゃ、小さいのもいる・・・。

車海老は高級なので、ブラックタイガーという種をスーパーではよく見かけるが・・・。

このブラックタイガーは、本来は、ウシエビ(牛海老)という名称で、クルマエビ科に属するエビの一種である。

スーパーに並んでいるサイズは、 13cm 前後だろうか?

実は、ブラックタイガーは成長すると 30cm 超まで大きくなるのだ・・・( Д) ゜゜デカッ

ブラックタイガー

話を戻そう・・・。

冷凍エビフライの大きさや形状を特殊な方法で揃えているとしたら如何だろう?

エビの剝皮

尻尾の除去

数匹を集めて、エビの形状をした容器に押し込める

凍結

尾を付ける

衣をつける

揚げる

こんな風に出来ていたとしたら如何かな?

子どものお弁当で完食間違いなし!美味しい冷凍食品を知りたいです

ランキング入りしていた、「テーブルマーク サクうまっ! えびフライ」を見てみよう!

◆ 2 位・・・テーブルマーク サクうまっ! えびフライ

【原材料名】衣(パン粉、小麦粉、えびパウダー、粉末状植物性たん白、粉末油脂、植物油脂、卵白粉、食塩)、えび、砂糖、食塩、酵母エキス、卵白粉、揚げ油(大豆油)、加工デンプン、pH調整剤、膨張剤調味料(アミノ酸等)カロチノイド色素、(原材料の一部に乳成分、鶏肉、豚肉、ゼラチンを含む)

なんども書いているが、 JAS 法に基づく加工食品品質表示基準により、原材料名は、使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則(加工品表第 4 条(2)ア)となっている。

上の表記を見て気付かないだろうか?

衣がエビより多いのだ・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

これが油を吸うのだから、ほぼ油を食べているのと同じ・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

しかも、粉末状植物性たん白膨張剤酵母エキス調味料(アミノ酸)カロチノイド色素・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

エビに単純に衣をつけて揚げるのに、こんなの必要なのかな・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

満更、上記の製法も嘘ではないのかな?

確認したわけでは無いので、間違っていたら、ゴメンナサイ・・・m(_ _)m

勿論、信じるか信じないかは貴方次第である・・・ε=ε=ε=(;^・_・^)

今回で冷凍食品は終えるが、今テーマの第 8 回を再度見て欲しい・・・。

ほとんどの商品で、植物性たん白調味料(アミノ酸)着色料が使われていることに気付かないだろう?

本来の具材の味・食感ではなく、増量し、味付けされ、色が付けられているものが殆どということだ・・・。

勿論、これも信じるか信じないかは貴方次第である・・・ε=ε=ε=(;^・_・^)

次回へ・・・。