「真実の口」1,401 恐怖の超監視社会⑬

前回の続き・・・。

前回、google echo の CM について寄稿したが、どのように感じたろうか?

肉ジャガ編は別の意味で、炎上しているようだが・・・。

世間一般的には、以下のような感想を持っているようだ。

★キャンプ編

「キャンプCMがとてつもなく腹が立ちます。」

「クラッカー忘れないでね〜。クラッカー注文して。
欧米か!ってツッコミたいです。」

★誕生日編

「あまりにも Alexa に頼り過ぎてないか…ダメ人間になるぞ。キッチンペーパーくらい自分で買っとけ!」

「キッチンペーパーなくなって、ネットで注文っていうのも、何だかなって感じですよね。スーパー行けばすぐ買えるし、届くまでキッチンペーパーなしって不便じゃないかなと。あれで『わぁ、便利!うちも欲しいわ~!』とは思えないですね。」

「ハッピーバースデーくらいは子供に歌わせてよ。」

Amzon プライムの CMでも・・・。

★米粉パン編

「米粉でパン作る CM 、何回見ても、小麦アレルギーあってパン食べられない子の為に米粉で作ったんやから、その子を先に呼んで食べさせたれや、って思う。
後から呼んでるけど、なんかなー。」

「小麦粉アレルギーの子がパン食べる CM 、あれ最初からあなたでも食べれるパンだよって出せばいいじゃねえか。」

「小麦粉アレルギーの子の CM 見て思うんだけど「小麦粉アレルギーなのにそれ知らずにパン出すとか鬼畜!!!!!!」

★ライオン編

「 Amazon の CM が嫌いです。イライラします。ゴールデンリトリバーにライオンの被り物させる意味がわかりませんし、子どもが産まれて飼い犬を邪気にしている感じも嫌です。」

「放送開始時から大嫌いでイライラしてみてました。」

「子供産まれてから、今までずーと飼っていた犬をのけ者扱い。
ワンちゃんがまた家族の一員になる為には、ワンちゃんは我慢してライオンの被り物被って、赤ちゃんにおべっか使わないといけないんだぞ。みたいな扱い。」

「ワンちゃんが終始悲しい顔してて、胸が痛くなります。」

「ワンちゃんが可哀想。」

「赤ん坊の言いなりな親、不快。」

「動物までご機嫌取りに使うなんて・・。」

・・・と結構、炎上するくらいの酷評がネットでは飛び交っている。

もちろん、好意的な意見も大多数ある・・・。

ライオン編に至っては、 2016 年度企業別 CM 好感度 TOP10 の 6 位に入っているのだから・・・。

ただ、Amazon Echo に関しての結構共通した意見は・・・。

「自分でやったらいいんじゃ・・・。」

「アレクサ アレクサうざい!!」

「何でもかんでも AI に頼るな!自分でやりなさいって感じ。」

「うざい。アレクサ、アレクサ、それぐらい自分でできるでしょ。」

「アレクサ連呼うざい。自分で動けや。」

「ウザいと思って検索したら、同じ感想の人がいるわいるわで自分の感覚がおかしくないって安心した。のび太じゃあるまいしなんでも機械に頼っていたら認知症になるわ!」

これらの声を見てみると、日本では、普及はまだ先なんだろうなあとホッとするところなんだが・・・。

福岡に住んでいた私は、アレクサと言う度に、博多弁を思い出す・・・。

博多弁で言う「あれくさ」は、「あれだよ」という意味なのだが・・・(笑)。

そして、もう一つ気になる CM がある。

OK Google である・・・(笑)

Google アシスタント|それ、Google にやらせよう。 篇

場面が次々と変わっていく。

★(小松菜奈さん)楽屋弁当を前にして、自炊を思いつき、そのレシピを考え、記憶するとき・・・。

★赤ちゃんをあやしながら、上の子が本を読んでとせがむとき。

★(柄本佑・安藤サクラ夫婦)テレビのリモコンが見つからず探すとき・・・。

★スーツケースの暗所番号を忘れたとき・・・。

★(漫才師が)シャンプーを濯いでいる時に、良いネタを思いつき相方に電話をしたいとき。

★面白いテレビを見たいとき。

★子供たちが家を散らかしている状況でスマートフォンを探したいとき・・・。

★有給でバカンス中に、部長に有給を取るって連絡したかどうか分からないとき・・・。

★家の電気を点けるとき・・・。

★二人で TV ゲームをしながら何かをしなければいけなくなり、どちらも動かないとき・・・。

★(村田諒太選手)ボクシングの試合後、奥さんに勝利の電話をしたいとき・・・。

★夏休みの宿題を全然してないとき・・・。➡それは、じぶんでやろう!

★寝そべって本を読んでいたら、自分の上に子供が、さらにその上に寝てて、身動きが取れないが、目覚ましをかけたいとき・・・。

★海外でタクシーに乗り、自分の行き先が伝わっていないとき・・・。

★宇宙空間で、自宅のエアコンを消したかどうかわからず、消したいとき・・・。

かなり特殊な状況もあるが、これも、なんだかアレクサと一緒である・・・。

自分で出来ることを何でもかんでも AI に頼り切っている感が否めない・・・。

まあ、OK Google で色んなものを検索するくらいは好き勝手にやってもらって良いと思うのだが・・・。

街中で、急に後ろから、「 OK Google 」と聞こえてきたら、ドン引きしてしまう・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

まだまだ、 IOT 家電(※ 注)がそこまで普及していないから、違和感があるのかもしれないが・・・。

(※ 注) Internet of Things (アイ・オー・ティー)の略。従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置、建物、車、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組み。

IoT により、モノがインターネットと接続されることによって、これまで埋もれていたデータをサーバー上で、処理、変換、分析、連携することが可能になる。

これによって、これまでに無かった、より高い価値やサービス生み出すことが可能になると言われている。

アレクサ!

OK Google !

・・・と言うだけで、全てがコントロール出来てくるわけだ。

しかし、そこには、あなたの生活における様々な情報(データ)がくみ上げられていくということは理解しておいた方が良いと思う。

次回へ・・・。