「真実の口」1,735 新型コロナウィルス・・・236

前回の続き・・・。

先週告知したように、 8 月 25 日(水)に、第 67 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和 3 年度第 16 回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)が開催された(以下、合同部会)。

ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンについて副反応疑い報告がなされ、それぞれの頻度は 0.02% ( 20,492 例/ 90,651,661 回接種中)、 0.01% ( 1,564 例/ 12,261,354 回接種中)だった。いずれのワクチンも、これまでの報告によって引き続き安全性において重大な懸念は認められないと評価された。なお、ワクチンにより接種対象者の年齢や接種会場などの属性が大きく異なるため、両ワクチンの単純な比較は困難ではあるそうだ。

≪死亡報告事例≫

【ファイザー社製】

1.報告状況

・前回の合同部会( 8 月 4 日)以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに 82 件あり、令和 3 年 2 月 17 日から令和 3 年 8 月 4 日までに報告された死亡事例は計 991 件となった。
・なお、上記に加え、令和 3 年 8 月 9 日から令和 3 年 8 月 20 日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が 86 件あり、総計 1,087 件(※注)となった。

(※注 1 ) 8 月 4 日までの調査において同一症例であることが明らかとなった 4 組( No.154 と No.394 、 No.158 と No.215 、 No.468 と No.511 、 No.650 と No.781 )については報告内容を統合し、 1 件として計上。また、 6 件の取り下げあり。以下に記する症例 No( 1 ~ 1,087 )と報告事例数( 1,077 件)は一致しない。

毎回断るが、当 Blog では、いたずらにワクチン接種後の死と接種を原因とする死を結びつけるつもりはない。

事実を事実として、認識した上で、自身のワクチン接種の判断材料にして欲しいと思うだけである。

前回までの死亡報告は、以下を参考にして欲しい。

「真実の口」1,692 新型コロナウィルス・・・195
「真実の口」1,695 新型コロナウィルス・・・198
「真実の口」1,707 新型コロナウィルス・・・210
「真実の口」1,714 新型コロナウィルス・・・216
「真実の口」1,720 新型コロナウィルス・・・221
「真実の口」1,723 新型コロナウィルス・・・224

(※注) スマートフォンの場合は、死因は右にスライドして確認できる。

No. 年齢 性別 接種日 発生日 接種回数 基礎疾患 死因
920 65 7/29 7/30 2回目 くも膜下出血
921 72 7/3 7/7 2回目 重症肺炎、敗血症、
DIC
922 86 6/28 7/30 2回目 不明 急性大動脈解離
923 75 6/12 7/28 2回目 心停止
924 87 6/22 7/15 2回目 状態悪化
925 54 7/7 7/28 1回目 急性心不全疑い
926 76 6/21 7/27 2回目 多臓器不全、血球貪食症候群
927 77 7/29 8/2 1回目 慢性心不全の急性増悪
928 79 7/30 7/31 2回目 不明
929 89 7/28 7/29 1回目 発熱を系基礎とした重症心不全増悪の可能性
930 85 7/14 7/27 1回目 肺水腫
931 85 7/8 8/1 2回目 不明
932 80 7/6 7/14 1回目 消化管出血(胃十二指腸潰瘍からの出血)
933 71 6/8 不明 1回目 不明
934 79 不明 不明
(接種18日後)
2回目 細菌性肺炎
935 59 不明 不明
(接種2日後)
1回目 心筋白色変化
936 60代 不明 不明 不明 くも膜下出血
937 84 7/13 7/16 2回目 不明
938 84 7/7 7/15 2回目 肺塞栓症
939 84 7/14 7/16 2回目 不明 老衰の疑い
940 87 7/13 7/17 2回目 不明
941 83 6/29 7/14 2回目 急性心筋梗塞
942 57 不明 不明
(接種9日後)
不明 発熱
943 95 6/22 7/7 1回目 心不全疑い
944 71 6/15 6/28 2回目 状態悪化
945 87 7/16 7/31 2回目 間質性肺炎による呼吸不全の疑い 状態
946 85 7/26 8/2 2回目 高血糖高浸透圧症候群
947 92 7/4 7/5 1回目 嘔吐による誤嚥性肺炎
948 87 6/29 7/16 2回目 不明
949 39 7/21 7/28 1回目 自殺、統合失調症症状の増悪
950 89 6/21 8/2 2回目 胸部大動脈瘤破裂
951 59 7/9 7/29 1回目 不明
952 69 6/27 7/5 不明 特発生の心筋梗塞の可能性
953 71 6/15 7/8 2回目 心筋梗塞、僧帽弁閉鎖不全症僧
954 79 6/23 6/28 1回目 発熱を伴う汎血球減少症
955 88 7/10 7/29 1回目 ANCA関連血管炎
956 83 6/28 7/10 2回目 不明
957 25 7/13 8/3 2回目 脳血管障害の疑い
958 49 7/15 7/24 1回目 脳出血
959 52 8/2 8/3 2回目 前交通動脈瘤破裂の
疑いを伴うくも膜下出血
960 79 6/1 6/3 1回目 胸腹部大動脈解離
961 16 7/15 7/23 1回目 不明 自殺(マンション最上階から転落)
962 86 7/24 8/4 2回目 脳梗塞、血小板減少あり
963 53 7/20 8/3 1回目 不明
964 88 7/30 8/2 2回目 不明
965 96 8/4 8/5 1回目 低酸素状態の急性増悪 、老衰
966 81 7/27 8/1 2回目 肺炎疑い、心機能低下 、
腎機能低下
967 86 7/29 7/31 2回目 呼吸状態悪化、血圧低下
968 70 6/10 6/11 1回目 血栓症の疑い
969 85 7/31 8/3 2回目 心肺停止
970 82 6/8 6/12 不明 心停止
971 80 6/13 7/15 1回目 脳底動脈閉塞症、脳幹梗塞
972 高齢者 不明 不明 不明
(接種約1ケ月後)
不明 不明 不明
973 85 7/17 7/18 2回目 心筋梗塞
974 71 6/30 7/12 2回目 不明
975 69 7/7 7/16 1回目 感染性心内膜炎、多発脳出血
976 83 6/11 7/23 1回目 脳梗塞、脳血栓
977 62 7/24 7/26 2回目 不明
978 85 7/4 7/5 2回目 出血性多発胃潰瘍
による出血性ショック
 ☞ No.978 は報告者により取り下げ。
979 73 7/7 7/14 2回目 不明
980 98 7/15 7/26 1回目 血小板減少
981 80代 不明 不明 不明
(接種10日後)
2回目 間質性肺炎増悪
982 65 7/2 7/17 1回目 急性心筋梗塞
983 74 7/24 7/25 2回目 不明 不明
984 79 6/4 6/8 1回目 不明
985 73 7/16 7/28 1回目 不明
986 80代 6/29 7/22 2回目 急性間質性肺炎
987 60代 不明 不明
(接種2日後)
不明 不明 不明
988 73 7/31 8/5 2回目 不明
989 84 7/11
or
7/12
8/6 2回目 不明 不明
990 71 7/19 8/5 2回目 肺炎
991 85 6/29 7/27 2回目 劇症型心筋炎
992 94 6/29 7/2 2回目 心肺停止
993 83 8/5 8/6 1回目 下行大動脈解離
994 63 8/3 8/5 2回目 不明
995 83 6/22 6/30 1回目 不明
996 75 7/8 7/11 1回目 嘔吐、呼吸障害、肝機能異常
997 80 6/29 7/4 2回目 不明
998 86 6/25 7月 2回目 不明
999 56 7/16 7/24 2回目 心肺停止
1,000 56 3/26 6/20 1回目 急性Bリンパ芽球性白血病
1,001 91 6/29 7/17 2回目 脳出血
1,002 60 7/29 8/2 2回目 不整脈疑い
1,003 84 7/27 7/30 1回目 誤嚥性肺炎
1,004 35 7/2 7/13 2回目 くも膜下出血
1,005 87 7/26 7/28 1回目 不明
1,006 78 7/5 7月 1回目 不明
1,007 85 不明 不明
(接種14日後)
1回目 不明
1,008 90 7/16 7/23 2回目 不明 老衰
1,009 91 7/9 7/19 不明 心臓発作
1,010 73 7/17 8/9 2回目 不明 尿路感染による
敗血症性ショックの疑い
1,011 92 5/18 5/30 1回目 重症肺炎、肺血症
1,012 74 7/27 7/28 2回目 誤嚥あるいは
胃食道逆流による窒息
1,013 51 7/25 不明 2回目 不明
1,014 69 7/19 7/23 2回目 不明
1,015 64 8/2 8/4 2回目 心肺停止
1,016 81 7/13 7/18 2回目 不明
1,017 79 7/4 7/7 2回目 心タンポナーデ、
心不全、心筋梗塞の疑い
1,018 84 6/16 不明 1回目 不明
1,019 90 7/9 7/12 2回目 急性心筋梗塞と推定
1,020 86 6/22 6/28 2回目 不明 血栓性の疾患の可能性
1,021 85 7/10 7/19 1回目 心破裂
1,022 34 8/2 8/6 不明 不明
1,023 61 8/5 8/10 2回目 不明 右下肢深部静脈血栓、
左右肺動脈幹部血栓
1,024 73 8/4 8/5 2回目 肺動脈血栓塞栓症の疑い
1,025 71 7/11 7/26 1回目 肝硬変、肝がんの悪化
1,026 71 6/24 8/9 1回目 肺炎による敗血症性ショック
1,027 55 8/2 8/10 2回目 敗血症、急性腎不全
1,028 78 7/26 8/2 1回目 心不全
1,029 89 6/28 6/29 1回目 脳出血
1,030 98 7/30 8/6 2回目 血栓症
1,031 89 7/21 8/3 2回目 急性呼吸窮迫症候群
1,032 77 5/28 6/25 1回目 急性呼吸窮迫症候群
1,033 81 7/5 7/25 2回目 急性呼吸窮迫症候群
1,034 57 7/6 7/8 1回目 不明
1,035 95 7/2 7/21 2回目 不明
1,036 85 6/30 7/6 1回目 不詳 肺気腫のブラ破裂
による血気胸
1,037 94 5/11 7/9 2回目 不明
1,038 97 6/4 6/19 1回目 不明
1,039 90 6/4 6/19 1回目 不明
1,040 86 6/20 6/23 2回目 くも膜下出血
1,041 86 6/12 不明 2回目 卵巣がん
1,042 83 6/11 8/5 1回目 肺炎の疑い
1,043 84 8/3 8/13 1回目 不明
1,044 82 7/19 8/12 2回目 多臓器不全
1,045 31 5/15 5/30 1回目 大動脈解離、
心タンポナーデ
1,046 49 8/12 8/14 1回目 心肺停止
1,047 85 6/13 7/18 不明 穿孔性腹膜炎
1,048 84 6/30 7/31 2回目 脳梗塞
1,049 88 7/2 7/8 2回目 血管塞栓性脳梗塞
1,050 81 8/4 8/5 2回目 慢性アルコール中毒伴う
肝機能悪化による死亡
1,051 57 8/4 8/14 2回目 不明
1,052 83 7/27 8/3 2回目 不明
1,053 87 7/5 7/21 1回目 大脳基底核脳出血
 ☞ ※ No.1007 と同一症例につき、 No.1007 に統合。
1,054 87 7/9 7/12 2回目 間質性肺炎
1,055 89 6/59 7/3 2回目 心筋梗塞
1,056 79 7/22 7/22 2回目 胃癌
1,057 80代 不明 7/1 不明 不明 不明 不明
1,058 89 6/21 7/7 2回目 呼吸不全
1,059 50 7/26 8/2 2回目 イレウス
1,060 47 8/12 8/12 1回目 急性心筋梗塞
1,061 53 7/14 8/1 1回目 小脳梗塞
1,062 72 7/31 8/16 2回目 心不全の急性増悪
1,063 89 8/12 8/13 1回目 不明
1,064 93 6/4 6/20 不明 不明 大動脈破裂
1,065 60 8/11 8/15 1回目 心室頻拍
1,066 88 8/17 8/18 2回目 不明
1,067 50 8/6 8/14 2回目 不明
1,068 68 7/16 8/15 2回目 拡張型心筋症の増悪の疑い
1,069 84 7/30 7/30 2回目 脱水、腎不全、
高カリウム血症の疑い
1,070 54 7/21 8/1 1回目 不明
1,071 73 6/5 不明
(接種7日以降)
1回目 大動脈解離
1,072 72 6/24 7/1 2回目 脳梗塞
1,073 68 7/13 7/26 1回目 大動脈解離
1,074 93 6/3 不明 1回目 不明
1,075 70 7/5 7/20 2回目 肺血栓塞栓症
1,076 62 8/17 8/18 1回目 基礎疾患の悪化
1,077 68 7/2 7/7 2回目 消化管出血
1,078 52 8/16 8/18 2回目 脳梗塞

 

1,079 73 7/28 7/28 2回目 急性心不全
1.080 54 8/11 8/17 2回目 血栓症
1,081 85 6/28 7/18 2回目 急性虚血性心筋梗塞
1,082 96 7/12 7/15 2回目 心室細動
1,083 70代 不明 7月 8月
(接種約10日後)
1回目 不明
1,084 85 7/11 7/12 2回目 心臓突然死
1,085 42 8/9 8/11 2回目 心室性不整脈の疑い
1,086 82 6/4 6/25 1回目 間質性肺炎
1,087 92 8/17 817 2回目 心肺停止

【モデルナ社製】

1.報告状況

・前回の合同部会( 8 月 4 日)以降、モデルナ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告されたて報告された事例が新たに  4 件あり、令和 3 年 5 月 22 日から令和 3 年 8 月 8 日までに報告された死亡事例は計 11 件となった。
・なお、上記に加え、令和 3 年 8月 9 日から令和 3 年 8 月 20 日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が 5 件あり、計 16 件となった。

No. 年齢 性別 接種日 発生日 接種回数 基礎疾患 死因
1 94 6/8 6/9 1回目 くも膜下出血、
左硬膜下血腫、
脳内血腫
2 55 6/26 6/27 1回目 急性大動脈解離
3 71 6/9 6/10 1回目 冠状動脈硬化症に続発した
虚血性心疾患
4 60 7/7 7/8 1回目 誤嚥性肺炎、敗血症
5 53 7/8 7/13 1回目 くも膜下出血
6 32 7/12 7/13 2回目 不明
7 50 7/22 不明
(7/22夜~7/25)
2回目 不明
8 57 7/30 7/31 1回目 急性心臓死
9 61 7/8 7/24 2回目 うっ血性心不全 、肺癌
10 86 7/5 7/8 1回目 不明 不明
11 27 8/2 8/2 1回目 急性循環不全、
急性心臓死の疑い
12 47 8/3 8/9 2回目 橋出血による
脳ヘルニア疑い
13 57 6/23 8/9 1回目 自己免疫性溶血性貧血
14 不明 7/2 7/24 1回目 不明 くも膜下出血
15 57 7/29 7/31 2回目 急性心不全
16 43 8/3 8/17 1回目 急性くも膜下出血

報告取り下げ、統合、修正も兼ねて、ファイザー社・モデルナ社を併せて報告する。

男女比は・・・。

・男性: 38 人➡ 92 人➡ 164 人➡ 275 人➡ 381 人➡ 473 ( -2 )人 565 ( +92 )人

・女性: 46 人➡ 103 人➡ 188 人➡ 274 人➡ 365 人➡ 440 人 521( +81 )人

・不明: 0 人➡ 0 人➡ 0 人➡ 3 人➡ 4 人➡ 5 人➡ 9 ( +4 )人

今回は、男女拮抗していたが、総数では、男性が一割ほど多い結果になった。

ただ、年齢不明が 4 人も増えているのは何故なのか?

管理体制に相変わらず、疑問が出てくる。

年齢構成は・・・。

・10 代・・・ 0 人➡ 0 人➡ 0 人➡ 0 人➡ 0 人➡ 0 人➡ 1 ( +1 ) 人

・20 代・・・ 3 人➡ 3 人➡ 4 人➡ 4 人➡ 6 人➡ 7 人➡ 9 ( +2 )人

・30 代・・・ 1 人➡ 2 人➡ 3 人➡ 4 人➡ 4 人➡ 5 人➡ 9 ( +4 )人

40 代・・・ 6 人➡ 7 人➡ 8 人➡ 9 人➡ 9 人➡ 9 人➡ 15 ( +6 )人

・50 代・・・ 4 人➡ 6 人➡ 6人➡ 7 人➡ 12 人➡ 21 ( -1 )人 42 ( +21 )人

・60 代・・・ 12 人➡ 16 人➡ 22 人➡ 38 人➡ 57 人➡ 71 人➡ 88 ( +17 )人

・70 代・・・ 14 人➡ 32 人➡ 67 人➡ 116 人➡ 165 人➡ 210 人➡ 245 ( +35 )人

・80 代・・・ 19 人➡ 70 人➡ 141 人➡ 220 人➡ 291 人➡ 351 ( -1 )人➡ 418 ( +67 )人

・90 代・・・ 23 人➡ 53人➡ 91 人➡ 140 人➡ 188 人➡ 221 人 240 ( +19 )人

・100 代・・・ 2 人➡ 6 人➡ 9 人➡ 10 人➡ 13 人➡ 15 人➡ 15 ( ±0 )人

不明及び高齢者・・・ 0 人➡ 0 人1 人➡ 3 人➡ 4 人➡ 7 人➡ 8 ( +1 )人

今回、驚かされたのは、事例 No.961 の 16 歳少年の死亡例である。

背景を赤にしたので分かりやすいと思う。

死因は、自殺(マンション最上階から転落)となっており、既往症として、「注意欠陥多動性障害あり。精神科から以前内服薬が処方されていたが、最近は自己中止しており、自傷行為が認められていた。」とあるのだが、今となっては、因果関係は分からない・・・。

少年以外にも、事例 No.949 の 39 歳 男性も自殺となっており、既往症として、「統合失調症症状 」が挙げられている。

精神に何らかの疾患を抱えている場合は、注意が必要なのではないだろうか?

また、高齢者から若年層への接種が進み、若年層が満遍なく増えているのは気になるところだ。

次に、基礎疾患の有無を見てみると・・・。

・基礎疾患あり 57 人➡ 146 人➡ 260 人➡ 424 人➡ 586 人➡ 716 ( -2 )人➡ 860 ( +144 )人

・基礎疾患なし 19 人➡ 32 人➡ 50 人➡ 65 人➡ 81 人➡ 81 人➡ 97 人➡ 114 ( +17 )人

・不明: 8 人➡ 17 人➡ 51 人➡ 71 人➡ 91 人➡ 113 人➡ 129 ( +16 )人

前回同様、基礎疾患がある方の方が圧倒的に多かった。

接種回数を見てみると・・・。

・1 回目 80 人➡ 172人➡ 288 人➡ 412 人➡ 504 人➡ 580( -1 ) 人➡ 648 ( +68 )人

・2 回目3 人➡ 16 人➡ 48 人➡ 112 人➡ 201 人➡ 275( -1 ) 人➡ 374 ( +99 )人

・不明: 1 人➡ 7 人➡ 15 人➡ 28 人➡ 41 人➡ 59 人➡ 69 ( +10 )人

1 回目接種後と 2 回目接種後の死亡が逆転した。

副反応は若年層に多く、更に、 2 回目の方が強く出るようなので、接種が全年齢に渡れば渡るほど、 2 回目の死亡例が増えていくことは致し方がない。

相も変わらず・・・。

接種日不明・・・(゚⊿゚)ハァ?

接種回数不明・・・( ̄^ ̄)凸

舐めとんかぁ・・・ナンデヤネンッ!!ヾ(○`ω´)ノ┌┛┳┳Σ(ノ `ω´)ノハゥッ

≪合同部会のまとめ(~ 8/8)+私のまとめ(~ 8/20 )》

【年齢別】
・ 65 歳以上・・・ 172 例➡324 例➡ 515 例➡ 700 (-1 )例➡ 935 ( +235 )例

・ 65 歳未満 ・・・ 23 例➡ 30 例➡ 34 例➡ 44 ( -1 )例➡ 116 ( +72 )例

・年齢記載なし・・・ 0 例➡ 1 例➡ 3 例➡ 5 例➡ 10 例( +5 例)

【症状の概要に記載された死因等(括弧内は65歳未満)】

・心不全・・・ 27 例➡ 46 例➡ 68 例➡ 79 例➡ 88 例➡ 99 例( 7 例)

・虚血性心疾患 ・・・ 16 例➡ 28 例➡ 42 例➡ 67 例➡ 76 例➡ 87 例( 6 例)

・肺炎(誤嚥性含む)・・・ 17 例➡ 29 例➡ 42 例➡ 62 例➡ 75 例➡ 82 例( 0 例)

・出血性脳卒中 ・・・ 34 例➡ 37 例➡ 40 例➡ 51 例➡ 69 例➡ 73 例( 15 例)

・心肺停止 ・・・ 22 例➡ 34 例➡ 39 例➡ 46 例 ➡ 56 例 ➡ 61例 ( 3 例)

・大動脈疾患・・・ 3 例➡ 11 例)➡ 24 例➡ 32 例➡ 42 例➡ 49 例( 3 例)

・虚血性脳卒中・・・ 11 例➡ 13 例➡ 18 例➡ 27 例➡ 30 例➡ 39 例( 3 例)

・敗血症 ・・・ 4 例➡ 9 例➡ 15 例➡ 20 例➡ 23 例➡ 26 例( 0 例)

・老衰・・・ 6 例➡ 9 例➡ 17 例➡ 20 例➡ 22 例➡ 26 例( 0 例)

・不整脈・・・ 6 例➡ 7 例➡ 10 例➡ 17 例➡ 21 例➡ 24 例( 5 例)

・静脈血栓症・・・ 0 例➡ 6 例➡ 9 例➡ 9 例➡ 11 例➡ 20 例( 2 例)

・窒息・・・ 1 例➡ 8 例➡ 10 例➡ 13 例➡ 18 例➡ 19 例( 1 例)

・呼吸不全・・・ 0 例➡ 6 例➡ 11 例➡ 13 例➡ 16 例➡ 18 例( 1 例)

・溺死・・・ 1 件➡ 1 例➡ 7 例➡ 12 例➡ 13 例➡ 14 例( 1 例)

間質性肺疾患・・・ ? 件➡ ? 例➡ ? 例➡ ? 例➡ ? 例➡ 14 例( 1 例)

・がん・・・ 1 例➡ 4 例➡ 5 例➡ 7 例➡ 8 例➡ 12 例( 2 例)

・多臓器不全・・・ 1 例➡ 5 例➡ 5 例➡ 5 例➡ 10 例➡ 11 例( 0 例)

・心タンポナーデ・・・ 5 例➡ 6 例➡ 8 例➡ 8 例➡ 9 例➡ 10 例( 1 例)

・腎不全・・・ 1 例➡ 5 例➡ 5 例➡ 7 例➡ 8 例➡ 9 例( 0 例)

・消化管出血・・・ 0 例➡ 3 例➡ 6 例➡ 7 例➡ 7 例➡ 9 例( 0 例)

・自殺・・・ 2 例➡ 2 例➡ 3 例➡ 5 例➡ 6 例➡ 8 例( 4 例)

・アナフィラキシー・・・ 1 件➡ 5 例➡ 7 例➡ 7 例➡ 7 例➡ 7 例( 0 例)

・不明 ・・・ 22 例➡ 64例➡ 130例➡ 171例➡ 220例➡ 220例( 8 例)

その他、状態悪化、心障害、心臓死、心突然死、心筋炎関連事象、動脈血栓症、血小板減少関連疾患、脱水、肺胞出血等

【最新の死亡例の報告状況の整理・合同部会】
○ 副反応疑い報告制度において、接種開始から 8 月 8 日までに、ファイザー社ワクチン接種後の死亡例として報告されたものは、 991 ( 8 月 20 日までで 1,087 件)件であった、モデルナ者ワクチン接種後の死亡例として報告されたものは 11 ( 8 月 2 日までで 16 件)件であった。
○ 報告された症状等は心不全、虚血性心疾患、肺炎等等であった。
○ 死亡例については、報告内容について透明性をもって公表するため、個人情報に繋がる情報を除き、報告情報を可能な限り公表するとともに、併せて専門家による評価も公表している。
○ 専門家による評価では、ファイザー社ワクチンの 991 件のうち、 986 件は情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない( γ )、 5 件はワクチンと死亡との因果関係が認められない( β )とされた。また、武田/モデルナ社ワクチンの 11 件は(γ )とされた。

【私の見解】
今回の死亡報告例で気になったのは、若年層の心臓や脳の疾患による死因である。前述したが、 16 歳と 39 歳の男性の自殺も既往症との対応を考えなければならないかと思う。相変わらず、死因が、心臓系疾患、脳疾患、血管系疾患が多くを占めているということは変わらぬ傾向である。

序に、前回も紹介したが、近藤誠医師の記事を再度紹介しよう。

近藤誠医師が警鐘「コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる」

抜粋
「現場の医師にしてみれば、書類を書くのは非常に手間がかかり、接種後の死を報告するのは億劫だとの気持ちがあります。実際に私が大学病院に勤務していた際も、薬の副作用の死亡例をずっと報告せずに放置している医師がいました。また、自分が『因果関係あり』と書くことで、医師会から“面倒な案件を報告した”としてにらまれたくないという心理も働きます。それは審議会でも同様です。審議会のメンバー一人ひとりに『因果関係はないのか』と聞いたとき、実際は答えられないはずなんです。しかし、審議会ではなんとなく多数の意見を頼みにし、つきつめた結論を出さない。なので、『因果関係は不明』という結果に落ち着くんです。」

次回へ・・・。