「真実の口」592 訪中記(13年6月)・・・⑱

前回の続き・・・。

何の臭いかと思ったら、建材やら大型ゴミやらに混じって、生ゴミも捨てられているようである・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

それも、ゴミ集積所ではないところに、堆(うずたか)く積まれている・・・。

高級住宅街という触れ込みのはずなのだが、混然としているのがいかにも中国らしい・・・。

駐車場から建物内に入ると、中地下1F(?)も除さんが前の持ち主から、買い受けたらしく、自身の家の一部だという・・・。

中地下1Fという表現が判りづらいと思うのだが、完全な地下ではなく、半地下のような感じで、日も差し込むようになっている・・・。

鍵を開け、中にはいると、けたたましく警報機が鳴り響く・・・∑( ̄□ ̄ノ)ノ

いつまでも鳴らしっ放しなので、疑問に思っていたら、解除の方法が判らないらしい・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ

中地下1Fには2部屋あるのだが、どこもジメっとした感じがする・・・。

除さんの家① 除さんの家② 除さんの家③

ストロボを焚いた画像では、水滴が移っているのが確認できる・・・。

除:「この湿気は消えるかな・・・?」

私:「うん、ただ、2度塗りした方が良いかもね・・・。」

一通り見終わり、上のフロアへ行くことにした。

構造が面白くて、1F部分は、別の住人が住んでいるらしい・・・。

そして、2F、3Fが除さんの家になっているという・・・。

通常は、エレベーターで、直接、中地下1Fから2Fや3Fに行き来することも出来るらしい・・・。

ただし、警報の解除も出来ないので、エレベーターの使用は出来ないらしい・・・。

よくよく見ると、エレベーターのメーカーが、シン〇ラー社製ではないか・・・( ゚д゚)ハッ!

除さんの家④

声:「良かった使え無くって・・・。」

エレベーターが使えないので、一旦、外に出て、グルリと迂回して、外階段を使わなければいけないらしい・・・。

声:「これはこれで不便だ・・・。」

外階段部分からは、除さんの持ち物になっているという・・・。

声:「う~ん。良くわからん・・・。」

階段で2Fに上がると、瀟洒な作りの部屋が広がっていた・・・(´∇`)ホウッ

間仕切り等は、自由に作り替えて良いらしい・・・。

2Fのリビングにあたる部屋は、壁が壊されて雨が入り込んでいた・・・(*´∀`)ノオイオイッ

除さんの家⑤ 除さんの家⑥

住んでいないとは言え、このまま放置されているのも、いかにも中国らしい・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

2Fだけでも部屋数として4部屋もあり、結構広いスペースだった。

除さんの家⑦ 除さんの家⑧

2Fから3Fに上がると、窓から見える眺望はなかなかのものだった・・・。

3Fには、自分の仲間を呼んで遊べるようなスペースを作りたいと言うことだった。

除さんの家⑨ 除さんの家⑩

バーカウンターを作って、ビリヤードやダーツを置いて、いつでも仲間と遊べる空間にしたいらしい・・・。

確かに、華さん、馬さん、陸さん等と楽しそうに遊んでいる姿は、容易に想像が出来る・・・( *´艸`)クスクス

一通り見終わり、再度、除さんが私に確認してきた・・・(`・Θ・´)ムッ

除:「どう?抗酸化工法で処理したら、すぐに入居できそうか?」

私:「だから、出来るっちゅうねん・・・ヽ(*`Д´)ノ」

私の剣幕に、ようやく、納得したらしい・・・。

下世話な話だが、結構な広さなので、幾ら位したのか除さんに聞いてみた。

高いのは高いのだが、日本から考えると、驚くほど安い値段だった・・・。

しかし、中国では、借地権が最長70年しかなく、土地は個人のものにはならず、いずれ、政府に返還しなければ行けない・・・。

それを考えると、やっぱり、高いのだろうか・・・???

現場を後にして、一路、上海市街地へ・・・。

上海市街地へ着き、一旦、ホテルに戻り、その後で食事に行くことになった・・・。

次回へ・・・。