前回の続き・・・。
前回、キューバとの対立のため、アメリカは砂糖の入手が困難になったという話しを寄稿した・・・。
この頃から、アメリカは、石油を主とするエネルギー戦争から、食糧そして水への戦争へ移行していくことを想定していたのだと思う。
バッツ農務長官の農業政策転換により、計画生産から拡大生産へ梶を切ったアメリカだが、モンサント社の遺伝子組み換え技術が大きく貢献していくのは言うまでもない・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
以下のデータを見て欲しい・・・!
世界のとうもろこしの作付面積(A:百ha)と生産量(B:百万t)の推移である・・・(; ´_ゝ`) フッ
年度   (A)    (B)
1989/90  127.3  461.7
1990/91  129.2  482.0
1991/92  132.6  493.0
1992/93  133.2  535.6
1993/94  130.7  475.8
1994/95  135.2  559.3
1995/96  135.0  516.4
1996/97  141.7  593.0
1997/98  136.3  574.4
1998/99  139.2  606.0
1999/00  139.1  608.1
2000/01  137.3  591.4
2001/02  137.7  601.4
2002/03  137.7  601.4
2003/04  142.0  627.5
2004/05  145.5  715.8
2005/06  145.7  699.7
2006/07  149.9  714.0
2007/08  161.2  794.9
2008/09  158.8  799.3
2009/10  157.7  813.0
2010/11  162.7  820.0
2011/12  160.5  872.4
(出典)USDA「World Markets and Trade」
989/90年から2011/12年にかけて、作付面積が、1約1.26倍にしかなっていないにも関わらず、生産量は約1.88倍に伸びている・・・???
因みに、2012年度のともろこしの生産量(単位:t))ベスト10は以下のようになっている。
1 アメリカ           273,832,130
2 中国                 208,130,000
3 ブラジル            71,072,810
4 メキシコ            22,069,254
5 アルゼンチン    21,196,637
6 インド                  21,060,000
7 ウクライナ          20,961,300
8 インドネシア      19,377,030
9 フランス             15,614,100
10  南アフリカ         11,830,000
主要生産国であるアメリカは全体の40%前後、中国は20%前後、ブラジル、EUが7%前後でここ数年推移している・・・。
では、我が国日本は如何だろう・・・?
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157 日本             170
僅か、170t・・・。
自給率の低さを物語っている・・・。
しかし、本来、日本はトウモロコシがそこまで必要な国なのだろうか・・・???
まあ、その話題はさておき、全世界的にモンサント社のGM技術が浸透・拡大していっているのは想像に難くない・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
では、どのようにしてGM作物が取りいれられていったのだろうか・・・???
次回へ・・・。







 
	        	 
	        	



