「真実の口」2,279 サバイバー ㉟

前回の続き・・・。

11 月 25 日(月)・・・。

翌日からの入院に向けて、持っていくものを準備する。

≪持ち物について≫

・パジャマ、寝まきなど
・バスタオル、タオル
・下着など
・ティッシュペーパー
・洗面用具(歯ブラシ、石鹸、ボディーソープ、シャンプー、リンス、ひげそり(電気)、くし)
・湯呑み
・イヤホンなど
・筆記用具等

・・・センターの案内では上記のようなものがあるが、一応、チェックリストもある。

持ち物チェックリスト

まあ、個人的なものは別にして、手術室に持って入らなければいけないものがある。

・バスタオル
・フェイスタオル × 2
・ティッシュペーパー
・吸い口
・紙袋

これらに名前を書いて、手術前日に準備できているか確認されるようだ。

11 月 26 日(火)

9 時 45 分までに入院となっており、それに合わせて家内と家を出る。

センター到着後、入院受付を行う。

大阪国際がんセンター 1F 案内図

機械の受付を通す。

入院受付

数字は伏せたが、この日入院するだけでも結構な人数がいるようだ。

声:「やっぱり、がん患者は普通にいるんよなあ・・・。」

他人事のようだが、3 人に 1 人は“がん”にかかる世の中だから、貴方の隣を歩いている人もそうかもしれない・・・。

○○○ 番と表示され、カウンターで手続きをする。

例のごとく、名前と生年月日の確認は省略する。

私:「おはようございます。」

受:「おはようございます。」

持ってきた書類一式と診察券、マイナンバーカードを渡す。

受:「必要なものだけ頂きますね~。後は、病棟で渡してください。」

私:「あ~・・・。はい。」

受:「受付はこれで大丈夫です。」

私:「はい。」

受:「こちらが入院証になりますので、病棟の出入りには必ず必要になります。」

私:「はい。」

受:「入口の横に入院証をかざすところがありますので、そこにかざしていただければドアが開きます。」

私:「はい。」

受:「それでは、まず、ここを出て、エスカレーターの奥にある薬局前で服用している薬のチェックを受けてください。」

私:「特には飲んでないんですが・・・。」

受:「ああ・・・。その旨を伝えて頂ければ大丈夫です。」

私:「はい。」

受:「入院は、 12 階のなでしこ病棟ですので、会計の前の通路を奥に進んで頂くと、エレベータがあります。 12 階に上がって頂いて、左の病棟がなでしこ病棟になっています。」

案内図

もらった案内図が歪んでいたのでそのまま UP する。

私:「まず、薬局で受付をするんとさ・・・。」

家:「ふ~ん。」

薬局前に移動する。

大阪国際がんセンター 1F 案内図

薬局前に並んでいるブースの前にスタッフが立って受付をしていた。

ス:「今日、入院ですか?」

私:「はい。」

ス:「それではこちらにお掛けになってお待ちください。」

私:「はい。」

受付前の折りたたみ椅子に掛けて待つ。

ス:「次の方、どうぞ~。」

私:「はい。」

呼ばれたブースに進む。

私:「(お薬手帳を渡しながら)おはようございます。」

ス:「おはようございます。現在、飲まれている薬はありますか?」

私:「いいえ。」

ス:「処方されている薬以外に市販の薬で飲まれているものもありませんか?」

私:「はい。ただ、目薬はさしていますが・・・。」

ス:「今、お持ちですか? 」

私:「はい。これですけど・・・。」

ス:「一応、病棟スタッフに確認してもらってください。」

私:「はい。」

ス:「サプリメントとかは飲んでないですか?」

私:「ああ、サプリメントはあります。」

ス:「サプリメントの中には薬の効果が効かなくなる成分のものもありますので、入院中は控えてください。」

私:「ああ・・・。そうなんですね・・・。」

声:「昨日、入院分のサプリメントを小分けしてきたのに・・・。」

ス:「はい。」

私:「分かりました。」

ス:「お薬の確認は以上です。」

私:「はい。ありがとうございます。」

家内に向かって・・・。

私:「終わったよ。サプリ、ダメなんだとさ。(笑)」

家:「え~っ、昨日、あんだけ小分けしてたのに・・・(笑)。」

私:「まあ、仕方ないわ。じゃあ、上がろうか。」

家:「うん。」

大阪国際がんセンター 1F 案内図

次回へ・・・。