「真実の口」1,779 新型コロナウィルス・・・276

前回の続き・・・。

前回、前々回と 12 月 3 日(金)に開催された合同部会の“アナフィラキシー事例”、“心筋炎”、“血小板減少症を伴う血栓症( TTS )”について取り上げたが今回は死亡例を報告する。

≪死亡報告事例≫

【ファイザー社製】

1.報告状況

・前回の集計対象期間( 10 月 24 日)以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに 46 件あり、令和 3 年 2 月 17 日から令和 3 年 11 月 14 日までに報告された死亡事例は計 1,315 件となった。
・なお、上記に加え、令和 3 年 11 月 14 日から令和 3 年 11 月 14 日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が 16 件あり、総計 1,331 件(※注)となった。

(※注 1 ) 9 月 10 日までの調査において同一症例であることが明らかとなった 14 組( No.154 と No.394 、 No.158 と No.215 、 No.367 と No.564 、 No.468 と No.511 、 No.414 と No.887 、 No.539 と No.753 、 No.569 と No.726 、 No.614 と No.688 、 No.650 と No.781 、 No691 と No.1320 、 No.770 と No.868 、 No.831 と No.1090 、 No.876 と No.907  、 No.1007 と No.1053 )については報告内容を統合し、 1 件として計上。また、 22 件( No.22 、 No.288 、 No.409 、 No.410 、 No.471 、 No.535 、 No.536 、 No.548 、 No.559 、 No.571 、 No.722 、 No.733 、 No.762 、 No.764 、 No.850 、 No.858 、 No.978 、 No.1197 、 No.1,200 、 No.1271 、 No.1292 )の取り下げがあり、以下に記す症例 No( 1 ~ 1,351 )と報告事例数( 1,315 件)は一致しない。

毎回断るが、当 Blog では、いたずらにワクチン接種後の死と接種を原因とする死を結びつけるつもりはない。

事実を事実として、認識した上で、自身のワクチン接種の判断材料にして欲しいと思うだけである。

前回までの死亡報告は、以下を参考にして欲しい。

「真実の口」1,692 新型コロナウィルス・・・195
「真実の口」1,695 新型コロナウィルス・・・198
「真実の口」1,707 新型コロナウィルス・・・210
「真実の口」1,714 新型コロナウィルス・・・216
「真実の口」1,720 新型コロナウィルス・・・221
「真実の口」1,723 新型コロナウィルス・・・224
「真実の口」1,735 新型コロナウィルス・・・236
「真実の口」1,741 新型コロナウィルス・・・242
「真実の口」1,750 新型コロナウィルス・・・250
「真実の口」1,759 新型コロナウィルス・・・259
「真実の口」1,770 新型コロナウィルス・・・267

(※注) スマートフォンの場合は、死因は右にスライドして確認できる。

No. 年齢 性別 接種日 発生日 接種回数 基礎疾患 死因
1334 30代 不明 不明 不明 不明 不明
1335 36 9/14 10/5 1回目 不明
1336 85 10/15 10/16 2回目 脳出血の可能性
1337 49 10/16 11/5 2回目 不明
1338 50 4/30 10/29 1回目 くも膜下出血、脳出血、
脳室内出血、動脈瘤破裂、
頭蓋内動脈瘤
1339 29 7/7 7/14 1回目 心臓性突然死の疑い
1340 45 10/28 11/10 2回目 上行大動脈から腹部大動脈の解離所見、
破裂心タンポナーデの疑い
1341 57 10/30 11/2 2回目 不明
1342 53 8/28 9/10 2回目 不明 虚血性心疾患
1343 43 10/22 10/23 2日目 虚血性心疾患の疑い
1344 37 10/22 10/25 2回目 不明
1345 29 10/17 11/9 2回目 不明 不明
1346 51 10/21 10/23 2回目 心筋梗塞
1347 79 6/3 6/4 1回目 不明
1348 60代 不明 10/27 1回目 不明 肺炎
1349 19 9/17 10/14 2回目 不明
1350 63 8/17 8/19 1回目 急性心不全
1351 81 不明 9/15 9/17 2回目 非閉塞性腸管壊死
1352 27 不明 不明 不明 不明 不明 不明
1353 78 11/10 11/11 2回目 急性大動脈解離の
心嚢内破裂による心膜血腫
1354 70代 不明 10/30 2回目 不明 腸閉塞
 ☞ No.1354 は報告者により取り下げ。
1355 28 11/11 11/16 2回目 不明
1356 85 10/6 10/24 1回目 腎機能障害
1357 38 不明 不明
(接種日翌日)
2回目 不明
1358 84 6月 11/17 2回目 不明 出血性ショック
1359 56 10/24 10/26 2回目 左椎骨動脈解離による
くも膜下出血
1360 83 7/31 10/26 2回目 急性腎不全
1361 69 7/3 不明 2回目 ST上昇型急性心筋梗塞 評
 ☞ No.1361は報告者により取り下げ。
1362 52 8/27 9/27 1回目 不明 再生不良性貧血
1363 78 9/2 10/27 2回目 腎癌
1364 39 11/22 11/22 1回目 不明 不明
1365 91 7/13 7/16 2回目 夏季であり発熱からの脱水症、その結果として循環動態に異常が生じ死亡に至ったのではないかと推測。
1366 75 7/12 7/12 1回目 不明
1367 87 7/13 7/19 2回目 不明 不明

【モデルナ社製】

1.報告状況

・前回の集計対象期間( 10 月 24 日)以降、モデルナ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告されたて報告された事例が新たに 7 件あり、令和 3 年 5 月 22 日から令和 3 年 11 月 14 日までに報告された死亡事例は計 53 件となった。
・なお、上記に加え、令和 3 年 11月 15 日から令和 3 年 11 月 26 日までに、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が 3 件あり、計 56 件(※注 2 )となった。

(※注 2 ) 報告例 No.18 が、他の新型コロナワクチン(コミナティ筋注)の症例であることが明らかとなり 1 件は除外したため症例 No ( 1 ~54 ) と報告事例数( 53 件)は一致しない。

No. 年齢 性別 接種日 発生日 接種回数 基礎疾患 死因
1 94 6/8 6/9 1回目 くも膜下出血、
左硬膜下血腫、
脳内血腫
2 55 6/26 6/27 1回目 急性大動脈解離
3 71 6/9 6/10 1回目 冠状動脈硬化症に続発した
虚血性心疾患
4 60 7/7 7/8 1回目 誤嚥性肺炎、敗血症
5 53 7/8 7/13 1回目 くも膜下出血
6 32 7/12 7/13 2回目 不明
7 50 7/22 不明
(7/22夜~7/25)
2回目 不明
8 57 7/30 7/31 1回目 急性心臓死
9 61 7/8 7/24 2回目 うっ血性心不全 、肺癌
10 86 7/5 7/8 1回目 不明 不明
11 27 8/2 8/2 1回目 急性循環不全、
急性心臓死の疑い
12 47 8/3 8/9 2回目 橋出血による
脳ヘルニア疑い
13 57 6/23 8/9 1回目 自己免疫性溶血性貧血
14 不明 7/2 7/24 1回目 不明 くも膜下出血
15 57 7/29 7/31 2回目 急性心不全
16 43 8/3 8/17 1回目 急性くも膜下出血
17 38 6/8 6/9 1回目 くも膜下出血、
左硬膜下血腫、
脳内血腫
18 69 8/6 8/7 2回目 不明
☞ No.18 はファイザー社製コミナティの事例( No.1108 )であることが判明したため削除。
19 55 6/29 7/1 1回目 虚血性心疾患
20 27 6/28 8/3 1回目 不明
21 51 8/5 8/22 1回目 不明 不詳
22 66 8/7 8/7 1回目 急性肺水腫
23 30 8/22 8/25 2回目 不明 不明
24 43 8/4 8/23 2回目 くも膜下出血
25 54 7/20 7/27 不明 くも膜下出血
26 42 7/31 8/27 1回目 急性心筋梗塞
27 54 8/19 8/25 2回目 肺血症
28 32 7/16 7/23 2回目 不明 冠動脈硬化症による
急性心筋梗塞
29 88 7/4 7/22 2回目 不明 肺炎
30 21 8/29 9/6 1回目 末梢循環不全、白血病
31 49 8/11 8/12 2回目 致死性不整脈などの心機能異常により心臓性急死
32 45 7/30 8/20 2回目 椎骨動脈解離瘤破裂
による脳幹損傷
33 51 8/13 8/19 2回目 急性心筋梗塞
34 55 8/31 9/9 1回目 右前頭葉皮質下出血、
多発脳梗塞
35 40 7/24 7/27 2回目 不明 虚血性心不全
36 15 9/16 9/20 1回目 脳出血
37 82 6/8 6/8 1回目 急性心筋梗塞
38 33 9/21 9/24 2回目 循環器系疾患の疑い
39 44 10/1 10/4 1回目 左室破裂による嚢血腫
40 47 9/26 9/27 2回目 不明 不明
41 67 6/1 7/14 1回目 甲状腺クリーゼ
42 52 8/3 8/13 2回目 肥大型心筋症疑い
43 45 8/29 9/12 不明 不明 心筋炎
44 24 8/14 8/17 2回目 不明 急性心筋炎
45 43 8/19 10/14 2回目 劇症型心筋炎
46 33 10/12 不明 2回目 不明 アナフィラキシーの疑い
47 29 9/17 10/15 1回目 不明 出血性ショックの疑い
48 22 10/6 10/20 2回目 致死性不整脈
49 78 10/17 10/22 2回目 不明 EBウイルス関連血球貪食症候群
呼吸窮迫症候群を併発
50 52 7/26 9/7 1回目 不明 不明
51 44 10/28 10/30 2回目 不明 左室破裂による嚢血腫
52 60代 10/25 10/26 1回目 不明 不明
53 28 10/27 10/29 2回目 不明 甲状腺クリーゼ
54 22 10/23 10/23 2回目 不明
55 26 11/7 11/10 2回目 不明 急性循環器不全の疑い
56 23 10/30 10/31 2回目 脳室内出血
57 52 8/21 10月末 2回目 不明

報告取り下げ、統合、修正も兼ねて、ファイザー社・モデルナ社を併せて報告する。

★男女比は・・・。

男性 38 ➡ 92 ➡ 164 ➡ 274 ➡ 376 ➡ 461 ( -3 ) ➡ 552 ( -1 )➡ 593 ➡ 645 ➡ 765 ➡ 864 ( -1 ) ➡ 885( +21 ) 人

女性 46 ➡ 103 ➡ 188 ➡ 271 ➡ 359 ( -1 ) ➡ 433 ➡ 513 ➡ 537 ( -1 ) ➡ 561 ( -1 ) ➡ 589 ➡ 611 ( -1 ) ➡ 626( +15 ) 人

・不明: 0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 2 ➡ 2 ( -1 ) ➡ 3 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 13 ( -1 ) ➡ 13 ➡ 15 ( +2 ) 人

〔考察〕 前回、今回とファイザー社、モデルナ社ともに死亡例が少なかった影響で、極端な男女差は生まれなかった。

★年齢構成は・・・。

10 代・・・ 0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 3 ➡ 3 ➡ 4 ➡ 5 ( +1 ) 人

20 代・・・ 3 ➡ 3 ➡ 4 ➡ 4 ➡ 6 ➡ 7 ➡ 9 ➡ 11 ➡ 14 ➡ 15 ➡ 19 ➡ 26 ( +7 ) 人

30 代・・・ 1 ➡ 2 ➡ 3 ➡ 4 ➡ 4 ➡ 5 ➡ 9 ➡ 14 ➡ 15 ➡ 19 ➡ 26 ➡ 31 ( +5 ) 人

40 代・・・ 6 ➡ 7 ➡ 8 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 15 ➡ 21 ➡ 32 ➡ 37 ➡ 40 ( +3 ) 人

50 代・・・ 4 ➡ 6 ➡ 6➡ 7 ➡ 12 ➡ 20 ( -1 ) ➡ 41 ➡ 49 ➡ 61 ➡ 77 ➡ 84 ( +7 ) 人

60 代・・・ 12 ➡ 16 ➡ 22 ➡ 36 ➡ 54 ➡ 66 ➡ 83 ➡ 88 ➡ 98 ➡ 107 ➡ 113 ➡ 116 ( +3 ) 人

70 代・・・ 14 ➡ 32 ➡ 67 ➡ 116 ➡ 161 ( -2 )➡ 203 ( -1 ) ➡ 238 ➡ 257 ➡ 273 ➡ 292 ➡ 299 ( -1 ) ➡ 304 ( +5 ) 人

80 代・・・ 19 ➡ 70 ➡ 141 ➡ 220 ➡ 290 ➡ 349 ➡ 414 ( -1 ) ➡ 410 ( -1 )➡ 475 ( -1 )➡ 458 ➡ 462 ➡ 468 ( +6) 人

90 代・・・ 23 ➡ 53 ➡ 91 ➡ 138 ➡ 185 ➡ 217 ( -1 ) ➡ 236 ➡ 241 ➡ 257 ➡ 262 ➡ 270 ( -1 ) ➡ 271 ( +1 ) 人

100 代・・・ 2 ➡ 6 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 12 ➡ 14 ➡ 14 ➡ 14 ➡ 14 ➡ 14 ➡ 15 ➡15 ( ±0 ) 人

不明及び高齢者・・・ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 3 ➡ 4 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 14 ( -1 ) ➡ 16 ➡ 16 ( +2 ) 人

〔考察〕 オミクロン株の影響で、医療従事者への 3 回目の接種が始まり、年明けには、高齢者への接種が始まろうとしている。全体から見ると、 20 代の比重が増す中、また、 3 回目の接種が始まれば、全年齢的に増えていくのではないかと懸念が残る。

★基礎疾患の有無を見てみると・・・。

・基礎疾患あり: 57 ➡ 146 ➡ 260 ➡ 420 ➡ 567 ( -1 ) ➡ 699 ( -3 ) ➡ 842 ➡ 885 ( -1 )➡ 940 ➡ 1,000 ➡ 1,025 ( -1 ) ➡ 1,031 ➡ 1,048 ( +17 )人

・基礎疾患なし: 19 ➡ 32 ➡ 50 ➡ 65 ➡ 81 ➡ 81 ➡ 96 ( -1 )➡ 113 ➡ 120 ➡ 126 ➡ 135 ➡ 142 ➡ 143 ➡ 153 ( +10 )人

・不明: 8 ➡ 17 ➡ 51 ➡ 71 ➡ 89 ➡ 111 ➡ 127 ➡ 141 ➡ 158 ➡ 172 ( -1 )➡ 192 ( -1 ) ➡ 203 ( +11 )人

〔考察〕 前回同様、基礎疾患がある方の方が比較すると多いのは相変わらずだが、不明の数、全体の 3 割近くを占めるのは如何なものだろうか?報告体制に疑問を持たざるを得ない。

★接種回数を見てみると・・・。

・ 1 回目: 80 ➡ 172 ➡ 288 ➡ 409 ➡ 499 ➡ 569 ( -2 ) ➡ 639 ( -1 ) ➡ 661 ( -1 )➡ 691 ( -1 ) ➡ 714 ➡ 732 ➡ 742( +10 )人

・ 2 回目: 3 ➡ 16 ➡ 48 ➡ 111 ➡ 198 ( -1 ) ➡ 269 ( -1 ) ➡ 369 ➡ 406 ➡ 444 ➡ 485 ( -1 ) ➡ 517 ( -1 ) ➡ 543( +26 )人

・不明: 1 ➡ 7 ➡ 15 ➡ 27 ➡ 37 ( -1 ) ➡ 55 ➡ 65 ➡ 69 ➡ 79 ➡ 89 ➡ 91 ➡ 93( +2 )人

〔考察〕前々回、前回同様、副反応は若年層に多く、更に、 2 回目の方が強く出るようなので、接種が全年齢に渡れば渡るほど、 2 回目の死亡例が増えていくことは致し方がない。

≪合同部会のまとめ(~ 11/14 )≫

≪ファイザー社製≫

【年齢別】

・ 65 歳以上 ・・・172 ➡ 324 ➡ 515 ➡ 700 ➡ 913 ➡ 978 ➡ 1,037 ➡ 1,071 ➡ 1,111 ➡ 1,120 ( +9 ) 例

・ 65 歳未満 ・・・ 23 ➡ 30 ➡ 34 ➡ 44 ➡ 69 ➡ 91 ➡ 112 ➡ 138 ➡ 155 ➡ 184 ( +29 ) 例

・年齢記載なし・・・ 0 ➡ 1 ➡ 3 ➡ 5 ➡ 9 ➡ 7 ➡ 8 ➡ 9 ➡ 13 ➡ 11 ( -2 ) 例

【症状の概要に記載された死因等(括弧内は65歳未満)】

・虚血性心疾患・・・ 1 ➡ 16 ➡ 28 ➡ 41 ➡ 67 ➡ 76 ➡ 87 ➡ 95 ➡ 104 ➡ 112 ➡ 123 130 ( 24 ) 例

・心不全・・・ 7 ➡ 17 ➡ 37 ➡ 58 ➡ 73 ➡ 79 ➡ 94 ➡ 95 ➡ 101 ➡ 109 ➡ 113 ( 11 ) 例

・出血性脳卒中・・・ 10 ➡ 31 ➡ 30 ➡ 37 ➡ 50 ➡ 62 ➡ 73 ➡ 77 ➡ 82 ➡ 89 ➡ 95 ➡ 100 ( 32 ) 例

・肺炎(誤嚥性含む)・・・ 3 ➡ 12 ➡ 21 ➡ 37 ➡ 53 ➡ 68 ➡ 77 ➡ 80 ➡ 89 ➡ 90 ➡ 97 ➡ 99 ( 1 ) 例

・大動脈疾患・・・ 2 ➡ 3 ➡ 11 ➡ 19 ➡ 30 ➡ 40 ➡ 46 ➡ 50 ➡ 54 ➡ 54 ➡ 55 ➡ 58 ( 9 ) 例

・虚血性脳卒中・・・ 3 ➡ 8 ➡ 13 ➡ 18 ➡ 27 ➡ 30 ➡ 39 ➡ 44 ➡ 50 ➡ 51 ➡ 53 ➡ 53 ( 5 ) 例

・心肺停止・・・ 7 ➡ 19 ➡ 30 ➡ 34 ➡ 43 ➡ 61 ➡ 43 ➡ 43 ➡ 44 ➡ 44 ( 3 ) 例

・不整脈・・・0 ➡ 0 ➡ 7 ➡ 10 ➡ 15 ➡ 21 ➡ 23 ➡ 27 ➡ 28 ➡ 33 ➡ 36 ➡ 37 ( 15 ) 例

・敗血症・・・ 1 ➡ 4 ➡ 9 ➡ 13 ➡ 18 ➡ 22 ➡ 24 ➡ 28 ➡ 30 ➡ 30 ➡ 36 ➡ 36 ( 3 ) 例

・老衰・・・ 3 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 17 ➡ 20 ➡ 21 ➡ 25 ➡ 26 ➡ 29 ➡ 28 ➡ 30 ➡ 29 ( 0 ) 例

・窒息・・・ 3 ➡ 6 ➡ 8 ➡ 10 ➡ 11 ➡ 16 ➡ 18 ➡ 19 ➡ 20 ➡ 20 ➡ 21 ➡ 23 ( 3) 例

・呼吸不全・・・ 0 ➡ 0 ➡ 5 ➡ 8 ➡ 11 ➡ 14 ➡ 15 ➡ 17 ➡ 20 ➡ 22 ➡ 22 ➡ 22 ( 2 ) 例

・静脈血栓症・・・ 0 ➡ 0 ➡ 6 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 11 ➡ 13 ➡ 16 ➡ 17 ➡ 19 ➡ 19 ➡ 20 ( 5 ) 例

・がん・・・ 0 ➡ 1 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 7 ➡ 9 ➡ 11 ➡ 13➡ 15 ➡ 16 ➡ 18 ➡ 19 ( 2 ) 例

・間質性肺疾患・・・ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 8 ➡ 13 ➡ 11 ➡ 12 ➡ 15 ➡ 18 ➡ 18 ( 0 ) 例

・心筋炎関連事象 ・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 13 ➡ 16 ( 7 ) 例

・多臓器機能不全症候群・・・0 ➡ 2 ➡ 3 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 9 ➡ 10 ➡ 12 ➡ 14 ➡ 15 ➡ 16 ➡ 16 ( 1 ) 例

・溺死・・・ 1 ➡ 1 ➡ 3 ➡ 6 ➡ 10 ➡ 12 ➡ 14 ➡ 14 ➡ 15 ➡ 15 ➡ 15 ➡ 15 ( 1 ) 例

・心タンポナーデ・・・ 2 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 8 ➡ 8 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 12 ➡ 13 ➡ 13 ➡ 13 ➡ 14 ( 5 ) 例

・消化管出血・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 13 ➡ 13 ➡ 13 ( 0 ) 例

・血栓症・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 3 ➡ 13 ➡ 13 ➡ ? ➡ ? 例

・腎不全・・・ 1 ➡ 2 ➡ 2➡ 5 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 8 ➡ 9 ➡ 11 ➡ 11 ➡ 11 ➡ 12 ( 1 ) 例

・自殺・・・ 2 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 3 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 8 ➡ 8 ➡ 8 ➡ 10 ➡ 10 ➡ 10 ( 5 ) 例

・アナフィラキシー・・・ 1 ➡ 5 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ➡ 7 ( 0 ) 例

・不明 ・・・ 4 ➡ 9 ➡ 41 ➡ 90 ➡ 142 ➡ 190 ➡ 228 ➡ 248 ➡ 265 ➡ 271 ➡ 282 ➡ 292 ( 43 ) 例

その他、状態悪化、心障害、心臓死、心突然死、心筋炎関連事象、動脈血栓症、血小板減少関連疾患、脱水、肺胞出血等

〔考察〕血栓症が消えて、心筋炎関連事象、消化管出血が残った?どういう方向性を持っているのだろうか?

≪モデルナ社製≫

【年齢別】

・ 65 歳以上 ・・・ 2 ➡ 3 ➡ 3 ➡ 5 ➡ 6 ➡ 7 ➡ 8 ( +1 ) 例

・ 65 歳未満 ・・・ 4 ➡ 8 ➡ 13 ➡ 27 ➡ 30 ➡ 38 ➡ 44 ( +6 ) 例

・年齢記載なし・・・ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( ±0 ) 例

【症状の概要に記載された死因等(括弧内は65歳未満)】

・出血性脳卒中・・・ 2 ➡ 5 ➡ 5 ➡ 8 ➡ 8 ➡ 9 ( 7 ) 例

・虚血性心疾患・・・ 1 ➡ 1 ➡ 8 ➡ 9 ➡ 9 ➡ 8 ( 6 ) 例

・心筋炎関連事象・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 4 ➡ 4 ( 4 ) 例

・心不全・・・ 1 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 3 ➡ 3 ➡ 3 ( 3 ) 例

・不整脈・・・ 0 ➡ 1 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 3 ( 3 ) 例

・敗血症・・・ 1 ➡ 1 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 2 ( 2 ) 例

・肺炎(誤嚥性含む)・・・ 1 ➡ 1 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 2 ➡ 2 ( 1 ) 例

・アナフィラキシー・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・虚血性脳卒中・・・ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・脳ヘルニア・・・ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・心室破裂・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・心嚢内出血・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・大動脈疾患・・・1 ➡ 1 ➡ 2 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・動脈瘤破裂・・・0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・肥大型心筋症・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・骨髄疾患・・・0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・血小板減少症を伴う血栓症・・・0 ➡ 0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡1 ( 1 ) 例

・出血・・・ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ➡ 1 ( 1 ) 例

・脳血種・・・1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 0 ) 例

・急性肺水腫・・・0 ➡ 0 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ➡ 1 ( 0 ) 例

・急甲状腺中毒クリーゼ・・・- ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ( 0 ) 例

・急性呼吸促迫症候群・・・- ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ( 0 ) 例

・血球貪食性リンパ組織球症・・・- ➡ – ➡ – ➡ – ➡ – ➡ 1 ( 0 ) 例

・不明 ・・・3 ➡ 3 ➡ 5 ➡ 5 ➡ 5 ➡ 10 ( 9 ) 例

〔考察〕 新たな死因は何を意味しているのだろうか?

死亡例に関する考え方(副反応疑い報告の状況に関するまとめ)

【最新の死亡例の報告状況の整理・合同部会】
○ 副反応疑い報告制度において、ファイザー社ワクチン接種後の死亡例として報告されたものは、接種開始から 11 月 14 日までに 1,315 件であった。また、ワクチン間において被接種者の属性等に大きく差があることに留意が必要であるが、武田/モデルナ社ワクチンは 53 件であった。また、アストラゼネカ社ワクチン接種後に死亡として報告された事例はなかった。
○ 報告された症状等は虚血性心疾患、出血性脳卒中等であった。これまでの審議会において、特に注目すべき疾患として、虚血性心疾患等に関し、ワクチン接種群と人口動態統計を用いた非ワクチン接種群との比較検討を行ってきたが、心筋炎関連事象を除き、これまでに、ワクチン接種群において死亡が多いことが明らかとなった疾患はない。心筋炎関連事象については、若年層において、非ワクチン接種群と比べ、ワクチン接種群に死亡が多い可能性があり、さらなる評価・分析を行っていくことが必要である。一方、若年の年代別の死亡全体の報告頻度は一般人口と比べて低かった。
○ 専門家による評価では、ファイザー社ワクチンの 1,315 件のうち、 1,308 件は情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない( γ )、 7 件はワクチンと死亡との因果関係が認められない( β )とされた。また、武田/モデルナ社ワクチンの 53 件のうち、 52 件は情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない( γ )、 1 件はワクチンと死亡との因果関係が認められない( β )とされた。

【死亡例に関する論点のまとめ・合同部会】
○ 現時点においては、個々の死亡事例について新型コロナワクチンとの因果関係があると結論づけることのできた事例は認めない。
○ 集団としての評価については、新型コロナワクチンの接種と疾患による死亡との因果関係が統計的に明らかとなった疾患はないが、心筋炎関連事象については、引き続き注視が必要である。
○ 引き続き集積する事例に関する情報を収集し、丁寧に評価を行っていくことにより、接種対象者の属性等に留意しつつ集団としてのデータを系統的に検討し、接種と因果関係のある疾患がないかを見極めていく。
○ 死亡例の報告に関しては、被接種者の属性や海外の報告状況も鑑みても、現時点においては引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとしてよいか。

【私の見解】
今回、 13 歳の男の子がワクチン接種当日に、食後、入浴中に亡くなったが、のどの報道機関でも報道されていないことは報告した。今回は、 19 歳の女性が 2 回目のワクチンを接種して、約一ヶ月 後、浴槽内で心肺停止状態で発見され、救急搬送され亡くなっている。確かに、障害者手帳を保有し、体幹機能障害、双極性障害があり、精神的疾患で通院中だったと詳細が書かれているが、ワクチン接種後、精神疾患からの自殺が散見されるので、精神感がある方のワクチン接種は要注意ということは、再三再四、伝えてきたと思うので非常に残念でならない。 6 月から対象年齢が 16 歳から 12 歳以上に引き下げられたが、既に 5 歳以上への引き下げは世論の空気も暗黙の了解のような空気になってきている。マスコミも政府へ忖度し、ファイザー社は、 3 度目のブースターどころか 4 度目の接種推奨まで口にしだした。前回も伝えたが、既に、ワクチンは感染防止ではなく、重症化防止という位置づけになっている。重症化しにくい未成年にもワクチン接種を促すような世の空気になってはならない。隣国、韓国では、子への接種に対して、抗議デモが起こっていると言うのに、我が国では、無関心なのか?国が言うことは間違いないとでも思っているのか?危うい国へ変貌しようとしているよことを危惧してならない。

次回へ・・・。