「真実の口」413 命のちから(リアル入院編)・・・その六

退院してから、1週間・・・。

駐車場から自宅前まで、車を家内に運んでもらい、約6km程離れたところにある事務所まで自分で運転し、マンション駐車場から5階にある事務所までを歩き、帰りは自宅前まで運転していき、家内に車を駐車場に運んでもらうという生活をしていた。

事務所でも、自宅でも、リハビリを兼ねて、自分でできることは最大限してきた。

来客があれば、長時間、座って話したり・・・。

初日に試してみたのだが、長時間のデスクに座っての作業は腰に負担がかかり、全くと言って良いほど出来ない。

このブログを書く作業もそうだが、国内外のメールへの対応も、リビングに低反発マットレスを敷いて、ノートPCで作業をしている。

外を歩き回ることが出来ないので、昼食は自分で準備して食べていた。

昼食と言っても、望月製麺所の麺を湯がく程度だが・・・。

麺を茹でたり、食器を洗ったり、少しの間は立ってなければいけない。

自宅でも、皆が食べ終わっても、“大親友の焼酎”と語らいながら飲んで(笑)、食事が終わるのも遅くなる。

家内は、末娘を寝かせるために、早く寝室に入るため、洗い物が残っていることもある。

家内はそのままにしていて良いよと言ってくれていたのだが、普段していることなので、自分の分を洗うついでに、全て後片付けをして寝ていた。

こういう小さいツケが溜まってきていたのか、今朝、動こうとすると、自然に立って歩けなくなっている。

前かがみに、つかまり歩きをしても、腰に激痛が走る。

右足の膝位までに、重い痺れがあり、触っても、自分の足らしい感覚がない・・・。

これ以上、重篤な状態になっても困るので、家内に病院に電話してもらい、診察の予約を取ってもらった。

病院についても、歩くことが出来そうもないので、車を玄関前に停めてもらい、車椅子で診察室へ向かわねばならない状態だった。

診察の結果、MRI検査をしてみようということになった。

一番早くて、8月10日と言われたのだが、それでは、余りにも仕事に支障が出てしまう。

私の仕事の状況を話して、「何とかなりませんか?」と担当医に交渉した結果、時間外で、来週月曜日に審査できることとなった。

当ブログを楽しみに、毎月水金に欠かさずチェックしている人は、ブログをUPする大体の時刻までも把握しているようで、UPが遅かったりすると、病状を心配してメールを送ってくる人もいる。

今日は、こんな理由で、遅くなっただけなので、ご心配は無用である。

前置きが長くなったが、前回の続き・・・。

頼りなく見える医師と看護師の会話が終わり、医師が診察のためにやってきた。

ここで、私は看護師に無理矢理、ズボンを下げられひん剥かれてしまった(泣)

医師(以下、医):「重い荷物を持ったり、どこかにぶつけたわけでは無いですね?」

私:「はい・・・。」

医:「足に痺れはありませんか?」

私:「いいえ・・・。」

声:「おいおい・・・これ答えるの何度目だ???」

医師が、足に触りながら・・・。

医:「触られている感覚はありますか?」

私:「はい・・・。」

更に、私の足を膝から曲げながら・・・。

医:「腰に痛みはないですか?」

私:「いいえ・・・。」

今度は、私の足を伸ばしたまま、上に持ち上げながら・・・。

医:「これはどうですか?」

60度位足を上げられた位だろうか???

腰に激痛が走った・・・ズ━ッ━∑(゚д゚lll)━キ━~━ン

私:「#$▽%&■*@・・・・」

声:「何すんじゃ~ワレェ( `´)_。あたぁぁぁぁ~~~!北斗百裂拳!おまえはもう既に死んでいる!」

医:「とりあえず、レントゲンを撮ってみましょう。」

私:「は・・・い・・・。」

声:「とりあえずって何だ???」

次回へ・・・。