「真実の口」2,313 サバイバー SeasonⅡ ⑥ ~転移ⅱ~

前回の続き・・・。

診察を出て、待っている家内に声を掛ける・・・。

私:「終わったよ。」

家:「お疲れ様。」

私:「次は、向こうの待合室で待って、肺機能検査だわ。」

家:「うん。」

私:「嫌だわ~。また、あのサディスティックな検査を考えたら憂鬱になるわ~。」

家:「ああ、あの吸って~、吐いて~のやつね・・・(笑)。」

私:「そうそう⤵・・・。」

待つことしばし・・・。

掲示板に私の番号が表示される。

私:「じゃあ、行ってくるわ。」

家:「頑張って・・・(笑)。」

私:「ああ・・・。」

診察室へ向かう。

ノックして・・・。

私:「よろしくお願いします。」

医:「担当します医師の◎◎です。」

前回のニコニコした“鬼”がそこにはいた・・・。

前回参照: 「真実の口」2,248 サバイバー ⑥

医:「お名前を確認します。」

私:「ささだきょういちです。」

医:「はい。佐々田さんよろしくお願いします。」

私:「はい。お願いします。」

医:「これから肺の検査をしていきますが、(カルテを見ながら・・・)佐々田さんは、昨年、 11 月に検査を受けられていますね~?」

私:「はい。こんなに短期間でお会いしたくはなかったんですが・・・(笑)。」

医:「ふふふ・・・。そうですね~(笑)。でも、大事な検査なんで・・・。」

私:「はい・・・」

医:「では、検査方法の説明は大丈夫ですか?」

私:「はい。」

医:「では、説明は省きますね~。マウスピースを咥えてください。」

私:「はい。」

医:「指示をしていきますので、その通りに呼吸をしてくださいね。」

私:「はい。」

医:「じゃあ、ゆっくりリラックスして呼吸をしてください。」

私:「はい。」

医:「ゆっくり吐いていきますよ~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「吐いて~。吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「まだ、吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

声:「やっぱ、鬼や・・・。゚(゚´Д`゚)゚。。」

医:「はい。今度は吸ってくださ~い・・・。」

私:「ス~ッ・・・。」

医:「はい、もっと大きく吸ってください。」

私:「ス~ッ・・・。」

医:「はい。今度は思いっきり吐いてください。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「吐いて~。吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

医:「もっと、吐いて~。」

私:「フ~ッ・・・。」

声:「いや、訂正する。あんたは鬼じゃなくて悪魔や・・─=≡Σ((((╯°□°)╯︵ ┻━┻。」

医:「はい。終了で~す。ゆっくり呼吸をしてください。」

私:「はい・・・。」

医:「慣れているから上手ですね~(笑)。」

私:「褒められても全然嬉しくないですけど、ハハハ(乾いた笑い)・・・。」

医:「ふふふ(笑)。はい。正常です。」

私:「ありがとうございます。」

医:「次は、努力性肺活量の測定をします。」

私:「はい。」

医:「覚えていますか?」

私:「はい・・・。こっちの方が地獄だったって覚えています(笑)。」

医:「ふふふ・・・。大丈夫ですよ~(笑)。」

私:「ええ・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ。」

医:「では、始めますね~。マウスピースを咥えてください。」

私:「はい。」

医:「いつもと同じ呼吸をしてください。」

私:「はい。」

医:「楽に呼吸を繰り返してください。」

私:「はい。スゥ・・・。ハァ・・・。スゥ・・・。ハァ・・・。」

医:「はい。胸いっぱいに息を吸い込んでください。」

私:「スゥ~~~ッ。」

医:「はい。もっと吸い込んでくださ~い。」

私:「スゥ~~~ッ。」

医:「それでは、一気に吐いてください。」

私:「フゥ~ッ。」

医:「はい。吐いて~。」

私:「フゥ~ッ。(´;ω;`)ウゥゥ」

医:「まだまだ、吐けますよ~。頑張って~。」

私:「フゥ~ッ。(´;ω;`)ウッ~~…」

医:「吐ききって~。」

私:「フゥ~ッ。( ˃⌓˂ )」

声:「悪魔め・・・(_ _)=3 ドテッ!」

医:「はい、良いですよ~。楽に呼吸をしてください。」

私:「・・・。」

医:「は~い。上手です~。」

私:「はい・・・。」

医:「はい。正常です。」

私:「ありがとうございます。」

医:「はい。お疲れ様でした。前の椅子でお待ちください。」

私:「ああ・・・。はい。ありがとうございました。」

診察室を後にする。

家内に声を掛ける。

私:「終わったよ。」

家:「前よりも早かったね?」

私:「ああ、メッチャ上手って褒められたわ(笑)。」

家:「何それ~(笑)。」

私:「褒められてもあまり嬉しくは無いわな・・・(笑)。」

家:「うん。」

私:「慣れたくもないしな~。」

家:「うん、ホントによ。」

待合室で待つことしばし・・・。

看護師さんから声が掛かる。

看:「 ○○○ 番の方~。」

私:「はい。」

看:「これで、呼吸機能検査は終わりです。」

私:「はい。ありがとうございます。」

家内に向かって・・・。

私:「じゃあ、頭頚部外科に行こうか?」

家:「うん。」

頭頚部外科 2 階 23 ブロックへ向かう。

大阪国際がんセンター 2F 案内図

受付を済ませる。

いつもの検査時間は 13 時なのだが、それよりも早い 11 時前という時間なのだが、結構、患者さんが並んでいる。

前回、寄稿した通り、指定の検査を終えた後に診察を受けに来てくださいという予約時間が決まっている診察ではないので、いつもよりかなり待たされた・・・。

ようやく、掲示板に私の番号が表示される。

私:「行こうか。」

家:「うん。」

次回へ・・・。