年: 2024年
「真実の口」2,183 来るべき大地震に備えて ㊻

「真実の口」2,183 来るべき大地震に備えて ㊻

前回の続き・・・。 長きにわたり地震のアレコレについて寄稿してきた。 能登半島地震の被害状況に始まり、地震予知につぎ込まれた多額の国家予算とそのシステム、耐震構造等々・・・。 再度、地震予知は可能かどうかを考えてみる。

「真実の口」2,182 来るべき大地震に備えて ㊺

「真実の口」2,182 来るべき大地震に備えて ㊺

前回の続き・・・。 前回、耐震構造について寄稿した。 今回はマンションに的を絞ってみる。 「耐震基準」については触れてきたが、「耐震基準」とは別に「耐震等級」という言葉がある。 これは、 2000 年に定められた「住宅の

「真実の口」2,181 来るべき大地震に備えて ㊹

「真実の口」2,181 来るべき大地震に備えて ㊹

前回の続き・・・。 今回は耐震構造を紹介したいと思う。 地震に耐えるように設計された耐震構造には、大きく分けて 3 種類がある。 建物全体で地震の揺れに対応する従来型の「耐震構造」、基礎と建物を切り離してその間に免震装置

「真実の口」2,180 来るべき大地震に備えて ㊸

「真実の口」2,180 来るべき大地震に備えて ㊸

前回の続き・・・。 株式会社 東京カンテイさんが阪神・淡路大震災及び東日本大震災でのマンション被害をデータ化してくれているので参考にさせてもらう。 以降のデータは、建物被害程度を以下のように分類している。 【 阪神・淡路

「真実の口」2,179 来るべき大地震に備えて ㊷

「真実の口」2,179 来るべき大地震に備えて ㊷

前回の続き・・・。 月曜日の早朝から緊急地震アラームに驚かれた方も多いのではないだろうか? 午前 6 時 31 分頃、石川県能登地方を震源とする震源の深さは約 10km 、地震の規模 M5.9 の地震があり、石川県輪島市

「真実の口」2,178 来るべき大地震に備えて ㊶

「真実の口」2,178 来るべき大地震に備えて ㊶

前回の続き・・・。 熊本地震でのマンション被害の実例を紹介されている田中昌樹さんとのレポートを紹介する。 大規模災害とマンション~熊本地震、東日本大震災の事例を通じて~ 一つ目のケース ☟ 総会から取り壊しまでの流れ ☟

「真実の口」2,177 来るべき大地震に備えて ㊵

「真実の口」2,177 来るべき大地震に備えて ㊵

前回の続き・・・。 前回、タワーマンションの急増とこれら賃貸率増加が厄介な問題になってくるということに触れた。 国土交通省が設置した「今後のマンション政策のあり方に関する検討会」の中でも、これらの問題を取り上げている。

「真実の口」2,176 来るべき大地震に備えて ㊴

「真実の口」2,176 来るべき大地震に備えて ㊴

前回の続き・・・。 前回、東北大学の研究チームによる、南海トラフ限定の後発地震発生の確率利得を紹介した。 同チームは以下のようにまとめている。 【 南海トラフにおける後発地震の発生確率のポイント 】 ・ 南海トラフの後発

「真実の口」2,175 来るべき大地震に備えて ㊳

「真実の口」2,175 来るべき大地震に備えて ㊳

前回の続き・・・。 前回、半割れ及び一部割れケースにおける後発地震発生の確率利得を紹介した。 東北大学の研究チームは、後発地震発生の確率利得を以下のようにまとめている 【 世界の地震統計データから得られた後発地震の発生確

「真実の口」2,174 来るべき大地震に備えて ㊲

「真実の口」2,174 来るべき大地震に備えて ㊲

前回の続き・・・。 前回、昭和東南海地震、昭和東南海地震の被害状況を寄稿した。 当時の人口を調べてみた。 年次 総数 (単位: 1,000 人) 人口密度 ( 1km2 につき) 1941 ( 昭和16 ) 年 72,2