前回の続き・・・。
11 月 28 日(木)。
午前 6 時、一斉に病棟に明かりが点く。
コンコンコン♪
看:「おはようございます。」
私:「おはようございます。」
看:「今日は、まず、採血させて頂きますね~。」
私:「はい。」
看護師さんは淡々と仕事をこなしていく。
看:「はい。次に、体温と酸素濃度、血圧を測ります。」
私:「はい。」
看:「特にお変わりはないですか?」
私:「はい。」
看:「今日は、この後、 10 時 30 分くらいから先生の処置がありますので、処置室の前に椅子が並んでいるのでそちらでお待ちください。」
私:「はい。」
看:「それと、先生から、今日も絶食の指示が出ていますので点滴を交換しますね~。」
私:「え~っ!今日から全粥の予定じゃないの~?(笑)」
看:「先生から指示が出ていますので・・・。抗生剤と一緒に交換しますね~。」
私:「はい・・・。」
看:「明日からはお食事できるようになると思いますので・・・(笑)。」
私:「はい・・・。」
これが朝食らしい・・・。
家内に LINE を入れる。
LINE(私):「今日も絶食🤤」
LINE(家):「あれ?そうだったか。そりゃお腹すくねぇ。」
LINE(私):「予定では今日から全粥だったけど、切除の状況で明日からになったらしい。」
LINE(家):「そうか。痩せるなv」
1 時間ほどして、看護師さんがやってきた。
コンコンコン♪
看:「ササダさん。午前担当の &# です。よろしくお願いします。」
私:「はい。」
看:「抗生剤、外しますね~。」
私:「はい。」
しばらく、配信ドラマ等を観ながら時間をつぶす。
10 時半になったので、処置室へ向かう。
既に、 5 人の患者さんが椅子に座っていた。
私は、それに続いて、一番最後の椅子に腰かける。
どうやら、処置は術後の経過を診るだけのようですぐに自分の順番になった。
コンコンコン♪
私:「おはようございます。」
医:「ササダさん。如何ですか~?」
病棟担当の ◇◇ 先生だった。
私:「はい。特には・・・。」
医:「ちょっと診ますね~。」
私:「はい。」
医:「お口を開けて下さい。」
私:「はい。」
医:「はい。術創は問題ありません。」
私:「はい。」
医:「血液検査も問題ありませんでした。」
私:「はい。因みに、何倍くらいに腫れているんですか?」
医:「どうしてですか?」
私:「昨日、電話があったんですけど、向こうに伝わらなくて・・・。」
医:「ああ。」
私:「なかなか自分の舌の厚さを確かめることは無いですけど、上の歯と下の歯で挟んでみたら、何か 3 倍くらいに感じて・・・(笑)。」
医:「本人が思うほどは腫れては無いですよ(笑)。」
私:「まあ、自分でも鏡で見ると、そんなに腫れている感じはしなかったんですけど・・・。何か、舌の中に芯があるような違和感があって・・・。」
医:「縫合しているので、どうしても違和感は出ると思います。」
私:「はい・・・。」
医:「ただ、会話も分かりにくいってほどじゃなく、ちゃんと分りますよ。」
私:「そうですか~。」
医:「まあ、最初は違和感がありますけど、徐々に慣れていきますから・・・。」
私:「はい。」
医:「今日は絶食にしましたが、明日からは、食事も摂れるようになります。」
私:「はい。」
医:「最初はお粥と軟菜食から慣らしていきます。」
私:「はい。」
医:「徐々に慣らしていって、食事がきちんと出来るようになったら退院です。」
私:「はい。」
医:「ただいたい、 1 週間を目安にしています。」
私:「はい。」
医:「何かありましたら言ってください。」
私:「はい。」
医:「失礼します。」
私:「ありがとうございました。」
部屋に戻り、しばし仕事をこなす。
うたたねをしていると、昼になっていた。
コンコンコン♪
看:「ササダさん。午後担当の &# です。よろしくお願いします。点滴を交換しますね~。」
私:「はい。」
看:「体温と酸素濃度測りますね〜。」
私:「はい。」
看:「はい。 OK です。血圧測りますね〜。」
私:「はい。」
看:「はい。 OK です。」
私:「はい。」
カテーテルの先の採尿バッグを確認しながら・・・。
看:「オシッコはどうですか?」
私:「どうと言われても・・・。」
看:「尿の量も正常のようなので、動けそうならカテーテル取りましょうかねえ?」
私:「はい(´∀`∩)↑age↑」
次回へ・・・。