前回の地球温暖化のテーマから随分と間隔が空いてしまいました。
その間、一部の方からもう少し短くして欲しいという声があったので、小刻みに“ネタ”を出していきたいと思います。
さて、最近、抗酸化ブームで「酸化は悪い物」というように多くの人がすり込まれているようです(私に言わせれば酸化=悪ではないのですが・・・?)。
特に女性は、酸化=老化(しみ、しわ等々・・・)とテレビや雑誌の影響で、抗酸化という単語を知らない人はいないようです。
最近では、抗酸化作用のある物として、赤ワインに含まれるポリフェノール、お茶に含まれるカテキン、大豆のイソフラボン、ブルーベリーのアントシアニン、etc・・・・、次から次へと商品化され、抗酸化作用のある物を取ることが、あたかも良いことであるかのよう謳われ、消費者はそれに飛びつく傾向があるようです。
ただ、不思議なのは、酸化=悪としながらも、水は身体に良いと誰もが口にします。
先日、ネットサーフィンをしていたら、予防医学では世界的にも権威のある医学博士が、良い水の条件に「塩素を含まず、酸化していない水。」と答えていました。
元来、天の邪鬼の私ですが、普通の人はこれを見たらどう考えるのだろう(?)と不思議に感じました。
水はH2Oですから、酸化物ですよね?
酸化していない水というものをどう捉えれば良いのだろう?(会田総研の提供する抗酸化ビジネスに携わる人であれば、“酸化していない水”といものはぴんと来るとは思うのですが・・・)
そう、水は酸化の極まった物です。
つまり、水は身体に悪いのです。(最近は、水に関わるビジネスが多数存在します。昨年、某農相の発言で有名になった“ナントカ還元水”というのもその一つでしょうか?この“水商売”に関しては後日書かせていただきますが・・・。)
その4で書きましたが、現在の地球は大量の石油を消費して、文明生活を維持しています。
つまり、地球は炭化水素を燃やして発生した水が大量に精製されていると言うことです。
地球にとってこの水は良いのでしょうか?悪いのでしょうか?
酸化は最も身近な化学反応です。
例えば、紙や木が燃えるのは炭化水素が酸素と反応し、二酸化炭素と水へと変化する酸化反応で、発生するエネルギーが莫大な為、発光と発熱を伴います。
このことを科学的には“燃焼”と表現しますが、酸化燃焼した水に包まれている地球だから“暑い”と感じるのではないでしょうか?
このことが地球温暖化と騒がれている原因ではないかと考えています。
今回はコンパクトにまとめたつもりですが・・・(?)
次回は、良い水について話してみたいと思います。
最近、会田氏と話していて、今までは「我々の話は、80%が嘘で、20%が作り話。」というフレーズを「70%が嘘で、20%が作り話、10%が妄想」と改めようということになりました。