平成19年8月1日に産声をあげた株式会社会田総合研究所も、丸6年が経過して、昨日から、7年目に入った。
そして、今年1月1日、グローバル企業としての展開を考え、ASK(アスク)株式会社に社名変更を変更した。
その影響かどうか判らないが、新たに、中国、アメリカという市場が開拓されていっている。
以下に記す物語は、会田氏が創造した物語である。
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昔々のある国の出来事である・・・。
その国では、大きな事件が巻き起こっていた。
環境悪化に伴う飢餓、更には、疫病が蔓延し、餓死者、病死者が大量に発生し、そのため、争い事が絶えず、政治や経済まで混乱を来し、立ち直ることが出来ないような世紀末の状態に陥っていた。
国王は、「これで終わりだな・・・。」と諦めかけていたとき、謎めいた不思議なサルが国王の所にやってきて、「東方の彼方の日出ずる国には、“復活”をもたらす“神”が住んでいるという伝説がある」と国王に告げたのです。
それを聞いた国王は、一縷(いちる)の望みをかけて、“復活の神”にお願いし、この国を救って欲しいと猿に託すのであった。
国王の命を受けたサルは、“伝説の地”を求めて、旅立っていった。
しかし、探せど探せど、“伝説の地”は見つからず、もう動くことが出来ないくらい傷つき疲れ果て、「ここで命尽きるのか・・・。」と諦めかけていたその時である。
天空より差し込んだ一筋の光が、身体を突き抜けたのである。
不思議なことにサルは、傷も癒え、疲れも消え、元以上に元気な身体を取り戻したのである。
もしかすると、ここが、“伝説の地”ではと思い、手を合わせ感謝の祈りをしたのである。
すると、目の前に光の輪が現れ、その中に、白い年老いた虎が杖をついて出現し、「何故、この地にやってきた?」と尋ねてきたのである。
サルは、国王の命により、この地を尋ね、我が国を復活させて欲しく、神様の案内役を仰せつかったことを伝えた。
だが、白い年老いた虎は、「もう、わしは年を取りすぎた。歩くのがやっとのことである。どうか理解して欲しい。」とサルの申し出を断ったのである。
サルは、それでも諦めきれず、「神様、それではわたしがあなたの杖になります。
どうかご同行をお願いします。」と必至に食い下がりました。神はこのサルの熱意に感動し、“喜棒”を持って、彼の国へ向かう決心をしたのである。
サルをお供にした“復活の神”は、旅の途中の国々を見渡したとき、荒んだ国の多いことを目の当たりにし、心の重い旅を続けねばならなかった。
長い長い旅を終え、ようやく、“復活の神”は、国王の待つ国に着いた。
“復活の神”は、すぐに、持参していた“喜棒”を大地に刺した。
すると、その地から“復活の水”が沸き始めるではないか。
“復活の神”は、更に、天に祈りを捧げた。
今度は、雷鳴の轟きと伴に豪雨が降り注ぎだすではないか。
しばらく続いた雷鳴と豪雨が止むと、汚れきっていた空だけではなく、街も人の心までも、澄み切ったように綺麗になっていたのである。
やがて、国は活気を取り戻し、人々にも笑顔が戻り、かつての明るかった国が蘇ったのである。
国を去る神に、国王をはじめ全ての民が、感謝の念で、姿が見えなくなっても、いつまでも、手を合わせ、涙を流していたということである。
そして、神は国を去り、帰路の途中、「わしの国に着いたら話がある。」と言われたお供のサルは、何か予感するものがあった。
そして、何事もなく、無事“伝説の地”へ辿り着いたとき、白い年老いた虎は、若いウサギを呼び、旅の途中の国々の荒んだ状態を、話して聞かせるのである。
そして最後に、「わしはもう歩くことは出来ないだろう。そこで、これからは“復活の使者”として、そなたたちに全てを託す。サルの力を借り、お互い助け合って、困っている国々を救って欲しい。」と伝えたのである。
また、イヌを呼び、「ウサギの留守の時は、そなたがこの地を守るのだ。」「そして、これより世界は喜びの世紀に入っていくであろう」と言い残した後、白い年老いた虎は、姿を消したのである。
この話は、「喜世紀伝説」として、今に伝えられているのである。
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この物語の真の意味が解けたとき・・・。
世界は・・・。