前回の続き・・・。
明さんの面白い“ネタ”を楽しんでいる内に、あっという間に、現場に着いてしまった。
(もちろん、明さんは“ネタ”を披露しているつもりではないのだが・・・。)
現場は、明さんによれば、上海高島屋の近くの比較的に日本人が多い高級住宅街の一角ということだった。
明さんは、とあるビルの地下に車を滑らせて行った・・・。
一応、事前に見積もりを出す際、図面を頂いていたので、地下1Fと1F部分をリモデルして、サロンを作ると言うことは判っていた・・・。
明さんが駐車スペースに車を停め、現場まで歩いていく途中に、一際、目を引きつける車が・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!
ラ・・・、ラ・・・、ラ・・・、ランボルギーニではないか・・・Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!
すかさず、撮影させていただく・・・。
私と同世代であれば、最高時速300km/hを越えるという触れ込みで、スーパーカーブームの火付け役となったランボルギーニカウンタックLP400やフェラーリ512ベルリネッタ・ボクサーに胸を躍らせた記憶があるのではないだろうか・・・???
ランボルギーニということは判ったのだが、当然、こんな高級車の車種までは判らないので、帰国してから調べてみた・・・。
テールの形から、“ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 スパイダー”ではないだろうかと思うのだが・・・?
因みに、日本で買うと、本体価格は、約2,300~2,800万円という価格帯で販売されている・・・(゜Д゜))マヂ!!!
諸々合わせると、3,000万円越えてしまうのだろうか・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~
またもや、少し脱線してしまうが・・・m(_ _)m
日本に外国から車を輸入した場合、関税は幾ら掛かるか知っているだろうか・・・?
外国車は高いイメージがあるが、実は、関税は0(ゼロ)なのである。
もちろん、消費税の5%は徴収されるが・・・。
輸送代やそれに関する保険料等で、本国より高くなり、後はブランド料と言う名目で国内ディーラーの価格設定により、非常に高くなっているというのが現実である。
では、不思議の国、中国はどうなっているのだろう・・・???
まず、関税に関しては、3,000ccを越える自動車に関しては、25%である。
仮に、“ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 スパイダー”が、日本と同じように2,500万円だと仮定すれば、3,125万円である・・・∑(□゜/)/キャー!
しかし、王さんや明さんの話では、どうも中国では、その程度では無いくらい、外国車は非常に高いというのである・・・。
とは言え、街中を走っている車の9割以上は、外国車なのだが・・・(笑)。
そこで、そのカラクリをネットで調べてみた。
すると、タイムリーにこんな記事を見つけた・・・!
ここでは、「CIF価格(外国メーカーが設定した自動車価格+海外からの輸送費+輸送中の保険料など)に、港湾に到着した際に25%の関税、12%の消費税、17%の増値税を支払わなければならない。」となっている。
つまり、上記のランボルギーニであれば、2,500万円+625万円+300万円+425万円=3,850万円ということになるのだろうか・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ
この価格設定でも、日本で買うより、1.5倍以上になる・・・。φ(*’д’* )メモメモ
しかし、この記事に書かれている、「海外で5万ドル(約500万円)もしない自動車が、中国では100万元(約1600万円)以上で売られている。」ということが真実だとすれば・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
仮に3.2倍の価格設定になったとすると・・・。
“ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 スパイダー”の価格は・・・、8,000万円・・・ヾ(0д0∥)ノ
中国を食い物にしようというメーカーの思惑とはいえ、あの車の持ち主は、幾らで購入したのだろうか・・・???
閑話休題と思ったが、余談が長くなりすぎたので、次回へ・・・。