前回の続き・・・。
農林水産省が、今年2月12日に発表した2013年の農林水産物・食品の輸入額は、8兆9424億円だった・・・。
これは前年比12.9%増になる・・・。
いつもであれば、総務省統計局のデータから詳細をピックアップするのだが、最近、出張続きで、いささか疲れ気味のため、手を抜かしてもらう・・・。
ビジネスジャーナルの2014.1.11版に“危険な中国産食品、なぜ日本で流通?検査率わずか1割、ずさんな食品検疫体制の問題点”という記事が書かれている。
その記事によれば、2012年度の統計になるが、輸入総額に対する比率を見ると、アメリカが19.4%とトップで、中国が13.7%と第2位となっている・・・…..〆(・ω・)メモメモ
主な中国食品の輸入品目も記載してくれていたので、判りやすいように、比率の高い順に並べ替えて、列挙してみる・・・。
・ネギ:5万2139トン(輸入シェア:99.9%)
・ウナギ調製品:8818トン(同:99.1%)
・ニンニク:1万9568トン(同:98.5%)
・ごぼう:4万5511トン(同:94.4%)
・ハマグリ:6200トン(同:93.5%)
・落花生:7万3331トン(同:92.3%)
・人参、カブ:7万1282トン(同:86.0%)
・結球キャベツ:2万9100トン(同:85.6%)
・乾燥野菜:3万9149トン(同:85.2%)
・タマネギ:26万9347トン(同78.6%)
・リンゴ果汁:6万2241トン(同70.3%)
・アサリ:2万4910トン(同69.0%)
・栗:7547トン(同67.0%)
・野菜缶びん詰類:39万44トン(同51.1%)
・鶏肉調製品:22万4618トン(同:49.7%)
・豚肉ソーセージ類:2万4253トン(同:47.3%)
・冷凍野菜:38万5878トン(同:40.4%)
そして、日本人の主食である米が、4万8418トン(同:7.6%)
如何だろうか・・・?
ネギに至っては、99.9%だから、輸入食品がほぼ中国産と言うことだ・・・(;・∀・)ダダイジョウブ・・・?
少し古いが、農林水産省が2010年4月23日に発表した『食品及び農業・農村に関する意識・意向調査結果』がある。
これによれば、国産農産物と輸入農産物に対する意識調査で、「できるだけ国産農産物を購入しようと意識している」が67.9%と最も高い割合で、次いで「どちらかというと国産農産物を購入しようと意識している」(27.2%)となり、合計すると消費者の95.1%は、国産農産物を選択しているということになる・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
あれ・・・?
大量に輸入された中国食品はどこで消費されるのだろうか・・・?
(゚д゚)ハッ!
東日本大震災での福島第一原子力発電所事故で、日本人の意識が変わったのか・・・( ̄へ ̄|||) ウーム
確かに、震災以降、国産の野菜や米が高騰したのは記憶にある・・・〆(・。・〟)フムフム・
震災後、日経ビジネスで、こんな記事も書かれていたようだ・・・。
しかし、過去ブログでも紹介したが、2012年4月に決めた政府の怪しい放射線基準値によって、流通も落ち着きを取り戻したはずだ・・・(o・。・o) あっそっか
答は、簡単である・・・。
加工食品へ使われているのである・・・( ̄□ ̄;)!!
しかし、我が国では、加工食品への原産地表示義務づけを2000年3月31に制定し、度重なる改正を重ねて、2012年6月11日に最終改正がされている・・・。
これなら安心だ・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
次回へ・・・。