前回の続き・・・。
すっかり、大脱線してしまったが、閑話休題。
先の△▽△▽△▽△▽の社長へ電話した日のこと・・・。
帰宅して、家内に、先入観が無いように、電話の内容は伝えず、〇〇〇(某スーパーチェーン)のネギのことについて尋ねてみた。
私:「〇〇〇のネギ、最近、どう思う?」
家内(以下:家):「う~ん。なんか前より日保ちしなくなったかなぁ?」
私:「やっぱ、そうよなぁ・・・。」
家:「それと、水分がすぐ無くなって、上の方がパサパサしてくるんよね・・・。」
私:「そうなんやぁ?」
家:「どうかしたん?」
・・・と、ここで電話での遣り取りを伝えた。
私:「どんくらい前からかいな?」
家:「う~ん。良くわからんけど2~3年かなぁ?」
私:「ああ、俺もそんな感じかなぁ・・・?」
家:「ただ、普通のカットネギと比べたら、まだまだ保つ方だと思うよ。」
私:「ああ・・・。」
元々、この会社が環境回復農法を取りいれた経緯は・・・。
私と面識のある会社の取引先で、何をやってもネギに害虫が付くので何とかならないだろうかという相談があってからのことだ。
某年某月、私は△▽△▽△▽△▽の農場を訪れた。
以下の話は心して読んで欲しい・・・。
もしかしたら、ネギが食べられなくなるかも知れない・・・m(_ _)m
我々がネギをスーパーで見かけると、以下の写真のような白い点あるいは白い筋が入っているものを見たことはないだろうか・・・?
長ネギ(白ネギ)の上部は食べないと思われているためか、特に、見かけることが多いのだが・・・。
これが何かご存知だろうか・・・??
実は、これはハモグリバエ類の成虫が卵を生み付けた痕である・・・( ̄□ ̄;)!!
更に、ハモグリバエ類の幼虫が食害した痕である・・・Σ(゚Д゚;エーッ!
ネギハモグリバエ類は、ユリ科ネギ属だけに寄生するらしく、成虫は、体長2~3mm前後、小楯(おだて)版の色が黒色であることから肉眼で他種と区別できる。
成虫の舐食(てんしょく)、産卵痕は規則正しく並んだ白い点になる。
地表近くの土中または葉の表面で蛹化(ようか)し、地表下1~2cmにおいて蛹で越冬する。
春から秋までに年間5~6回発生するらしく、空梅雨だと発生量が多くなる傾向があるのだ。
しかも、難儀なのが、卵を内部に生み付けるため、農薬等の薬剤では対策の施しようがないのである・・・ゲッ!Σ(・ω・;|||
孵化した幼虫は、葉の内部に潜入して葉肉を食害するため、食害痕が白い筋状となって残る。
幼苗期に多発すると枯死株を生じ甚大な被害をなる。
対策としては、「定植時や土寄せ時に、薬剤により処理すると効率的に防除を行うことができる。生育初期の場合であれば、食入部分付近から葉の奇形を起こしたり発育の遅延が生じるため、多少でも発生の兆しがみられたら、早めに防除を行う。」とされているのだが・・・。
現実的には、何ら効果もなく、近年、発生数は増え、”難防除害虫”となっている・・・(; ´_ゝ`) フッ
そこで、現状の栽培法を見せていただいた・・・。
まず、栽培時に、スプリンクラーで水を噴霧することが判った・・・フムフム(-ω-)3
この際に、撒布できうる薬剤があれば一緒に混入するらしいのだが・・・。
この時は、有機塩素剤等で、主に病気に対する薬剤を撒くと言っていたのだが・・・。
少し気になったので、Yah〇〇!で調べてみた・・・_((ヾ(・ω・*)カタカタ
“ネギ 農薬”
Top検索が、以下のようなサイトだった・・・。
プロ向け農業商品最安の店『農家の味方 農薬情報 販売サイト』
覗いてみると、詳細に書かれていたのでリンクを貼らせていただく。
http://www.ihs-agri.jp/sakumotsubetsu/yousairui/negi-ichiran/negi-pest.html
「気をつけたい病害虫と対処法(登録のある殺菌剤・殺虫剤)」のすぐしたのタグをクリックすれば、病気・害虫に対するそれぞれの農薬と対処法を調べることが出来る。
エェエェエェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエェエェエェエェエェエ
次回へ・・・。