12月15日になり、今年も残すところ2週間余りとなった。
こんな年の瀬に・・・梨?
告知していた熊本県球磨郡球磨村の梨農家“毎床すなお農園”からマンゴー梨が届いたのである。
12月5日12時53分、毎床さんからSMSが届く。
『梨を昨日送りました。荷札番号は・・・・・。』
しかし、生憎、私は6~7日にかけて、鹿児島へと出張だった。
7日午後、事務所に行って、再配達を依頼する。
7日夕刻、梨を受け取る。
受け取った瞬間に、手に衝撃が走る。
声:「ああ・・・。これ、今までの中で最高の出来じゃない?」
早速、開けてみる。
梨の甘い香りが漂う・・・(●´"`●))クンクン
手に取ってみると、その凄さを、改めて実感する。
家に持ち帰って、夕飯後に食べてみる。
今春、環境回復農法~技術指導編・熊本~⑫内において、以下のような評価をしていた。
『時期が過ぎているとMさんは言っていただのが、まだまだみずみずしくて十分に甘かった。
果肉は、普通の梨より柔らかい感じがした。
噛むと、キメが細かく、ジワーッと果汁が広がった。
家族にも、すこぶる好評だった。』
そして、今回・・・。
食べた瞬間の瑞々しさはもちろん、梨の香りが鼻腔に広がり、甘さが口いっぱいに漂い、呑み込んだ瞬間に、体の中に抗酸化のエネルギーが入っていくのを実感した。
そして、暫くすると、胃のあたりがカア~ッと熱くなってくるのである。
声:「いや~。一年でこれだけのものが出来上がるとは・・・。」
末娘にも聞いてみる。
私:「どう?」
娘:「おっいっし~!」
私:「今年の頭にも食べたんだけど、覚えてないよな~?」
娘:「うん。でも美味しい・・・!!」
末娘の素直な感想がすべてを物語っているだろう。
そして、翌日、私は出張のため東京へ・・・。
東京に着いて、移動中のバスから、毎床さんにSMSで連絡。
12月8日午前9時52分。
『出張のため、昨日、受け取りました。最高の出来じゃないですか?』
午前11時6分、毎床さんから電話が掛かっていたのだが、私は展示会を見ている間だったの全く気付かずスルー。
12時過ぎに不在着信に気づいて、電話する。
私:「すいませんでした。電話に気づきませんでした。」
毎:「ようやく受け取りましたか?」
私:「はい。タイミング悪く出張中だったので・・・(笑)。」
毎:「どうでしたか?」
私:「いや~。最高の出来でしょ?」
毎:「娘さんはどうでした?」
私:「ああ。美味しい美味しいって、バクバク食べてましたよ。」
毎:「ああ。そうですか。すいません、今、車なんで、後から掛けなおして良いですか?」
私:「ああ。私もこれから移動するんで、私の方から掛けなおします。」
声:「どうやら、純粋な子供の評価を、何より聞きたかったようだ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…。」
電車から降りて、電話を掛けなおす。
私:「今度は大丈夫ですか?」
毎:「はい。大丈夫です。」
私:「毎床さん自身は、どうなんですか?」
毎:「いや~。私はあんまり分からないんですよね~(笑)。」
私:「え~っ!」
毎:「N先生にお送りしたら、『ルルドの泉と同レベルでこれ以上のものは無く、食品でこのような高いレベルは初めて』だって評価を頂きました。
私:「だから言ったじゃないですか?最高の出来だって・・・。」
毎:「いや~。そう言われても、私は分からないんで・・・。」
私:「まあ。良いじゃないですか。お墨付きをもらったんですから。」
毎:「そうですね。」
私:「これで自信を持てるでしょ(笑)。」
毎:「はい(笑)。」
電話を切って、私は、取引先との打ち合わせに入る。
しばらくして、毎床さんから電話があったようだが、生憎、電話に気づかず・・・。
12月8日14時54分SMS受信。
『今度の測定は、直感で箱ごと測定されたようです』
声:「私で分かるくらいだから、N先生にとっちゃな~。」
次回へ・・・。